この項目では、作家について説明しています。競輪選手については「星川淳 (競輪選手)」をご覧ください。
ほしかわ じゅん
星川 淳
生誕 (1952-03-31) 1952年3月31日(72歳)
日本・東京都
出身校武蔵中学校・高等学校(卒業)
九州芸術工科大学芸術工学部環境設計学科(中退)
ワールドカレッジ・ウェスト
星川 淳(ほしかわ じゅん、1952年3月31日 - )は、日本の作家・翻訳家である。グリーンピース・ジャパン事務局長も務めた[1]。
東京都出身。甥(妹の子供)に俳優のいしだ壱成がいる。 武蔵中学校・高等学校を経て[2]、1971年に九州芸術工科大学芸術工学部環境設計学科を中退後[3]、インドやアメリカ合衆国に居住。1982年に、妻子とともに鹿児島県屋久島へ移住した[4]。2001年に発生したアメリカ同時多発テロ事件後には、音楽家の坂本龍一らと『非戦』(幻冬舎)を発表した。 作家としては持続可能な暮らし・政策に関する論考やエッセイ、先史モンゴロイドの民族移動をテーマにした小説、翻訳家としてはジェームズ・ラブロックのガイア理論、トランスパーソナル心理学、ディープエコロジー、環太平洋地域の先住民文化伝承に関わるものなど、「精神世界」関連書の翻訳を手がけている。 バグワン・シュリ・ラジニーシ(オショウ 和尚 OSHO)の翻訳書(めるくまーる社)を多数手がけた。その際の訳者名は、ラジニーシから受けたスワミ・プレム・プラブッダというサニヤス・ネーム(法名)を使っている。2020年処女作である「存在の詩」Osho(バグワン・シュリ・ラジニーシ)著 星川淳訳)が新装復刊[5]された。 2005年より2010年11月までグリーンピース・ジャパンの事務局長を務める。原発とプルトニウム再処理問題、遺伝子組み換え問題、原生林保護問題、調査捕鯨問題などに取り組んだ。 日本による対韓輸出優遇撤廃に反対する、<声明>「韓国は「敵」なのか」呼びかけ人の1人[6]。
経歴・人物
著書
単著
『地球生活 - ガイア時代のライフ・パラダイム』(1990年、平凡社) - のち平凡社ライブラリー
『エコロジーって何だろう』(1995年、ダイヤモンド社)
『精霊の橋 - Beringia』(1995年、幻冬舎)
『屋久島の時間(とき) - 水と緑の12か月』(1995年、工作舎)
『モンゴロイドの大いなる旅』(1997年、同朋舎)
『星の航海師 - ナイノア・トンプソンの肖像』(1997年、幻冬舎)
『ベーリンジアの記憶』(1997年、幻冬舎文庫)
『環太平洋インナーネット紀行』(1997年、NTT出版)
『屋久島水讃歌』(2001年、南日本新聞社)
『非戦という希望』(2004年、七つ森書館)
『魂の民主主義』(2005年、築地書館)
『日本はなぜ世界で一番クジラを殺すのか』(2007年、幻冬舎新書)
訳書
『存在の詩』ニューズレター 第1号 バグワン・シュリ・ラジニーシスワミ・プレム・プラブッダ訳 1975年 ⇒http://terran108.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/197508-f47b.html
『存在の詩』ニューズレター 第2号 バグワン・シュリ・ラジニーシスワミ・プレム・プラブッダ訳 1975年 ⇒http://bhaveh.cocolog-nifty.com/blog/2020/06/post-7e1d0a.html
『存在の詩 - バグワン・シュリ・ラジニーシ講話録』スワミ・プレム・プラブッダ訳めるくまーる。1977年)
『究極の旅―バグワン・シュリ・ラジニーシ、禅の十牛図を語る』スワミ・プレム・プラブッダ訳 (めるくまーる、1978年)
『Tao 永遠の大河―バグワン・シュリ・ラジニーシ、老子を語る(1)』 スワミ・プレム・プラブッダ訳、めるくまーる、1979年)
『Tao 永遠の大河―バグワン・シュリ・ラジニーシ、老子を語る(2)』 スワミ・プレム・プラブッダ訳、めるくまーる、1979年)
『Tao 永遠の大河―バグワン・シュリ・ラジニーシ、老子を語る(3)』 スワミ・プレム・プラブッダ訳、めるくまーる、1980年)
『般若心経―バグワン・シュリ・ラジニーシ、色即是空を語る』スワミ・プレム・プラブッダ訳 (めるくまーる、1980年)
『生命の歓喜 バグワン・シュリ・ラジニーシとの対話 ダルシャン日誌』スワミ・プレム・プラブッダ訳 Rajneesh Publication Japan 1980
『注目すべき人々との出会い』(G.I.グルジェフ、1981年、めるくまーる)
『Tao 永遠の大河―バグワン・シュリ・ラジニーシ、老子を語る(4)』 スワミ・プレム・プラブッダ訳、めるくまーる、1982年)
『地球生命圏 - ガイアの科学』(ジム・ラヴロック、1984年、工作舎)
『反逆のブッダ--バグワン・シュリ・ラジニーシの軌跡』スワミ・プレム・プラブッダ訳、めるくまーる、1984年)
『ボランタリー・シンプリシティ(自発的簡素) - 人と社会の再生を促すエコロジカルな生き方』(デュエイン・エルジン
『脳を超えて』(スタニスラフ・グロフ、吉福伸逸・菅靖彦共訳、1988年、春秋社)
『非常の知 - カプラ対話篇』(フリッチョフ・カプラ、吉福伸逸・田中三彦共訳、1988年、工作舎)
『東洋の心理学 - 自己成長の基礎知識』(ロバート・フレイジャー、ジェームズ・ファディマン、吉福伸逸共訳、1989年、春秋社)
『ア・カップ・オブ・ティー―オショー・ラジニーシ初期書簡集』スワミ・プレム・プラブッダ、スワミ・アナンド・ソパン訳 (めるくまーる、1989年)