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星乃 治彦(ほしの はるひこ、1955年 - )は、日本の歴史学者。福岡大学人文学部歴史学科教授。専門はドイツ近現代史、20世紀政治史、反ファシズム運動史、社会主義史、ジェンダー史。博士(文学)・博士(法学)。 1955年熊本県熊本市生まれ。1974年熊本県立熊本高等学校卒業、1978年九州大学文学部史学科卒業、1980年九州大学大学院文学研究科史学専攻(西洋史)修士課程修了、1988年同博士後期課程満期退学。 熊本女子大学文学部専任講師・助教授、(大学名称変更により)熊本県立大学文学部助教授・教授を経て、現職。2008年10月より福岡市男女共同参画審議会副会長を務める。
経歴
著作
著書
『東ドイツの興亡』(青木書店, 1991年)
『社会主義国における民衆の歴史―1953年6月17日東ドイツの情景―』(法律文化社, 1994年)
『社会主義と民衆―社会主義の歴史的経験―』(大月書店, 1998年)
『欧州左翼の現在―欧州統合と「グローバル化」の中のポスト・コミュニズム―』(日本図書刊行会
Macht und Buerger-Der17.Juni 1953. (Peter Lang Verlag, 2002)
『男たちの帝国―ヴィルヘルム2世からナチスへ―』(岩波書店, 2006年)
『ナチス前夜における「抵抗」の歴史』(MINERVA西洋史ライブラリー74)(ミネルヴァ書房, 2007年)
『赤いゲッベルス―ミュンツェンベルクとその時代―』(岩波書店, 2009年)
共編著
『時代の中の社会主義』(石川捷治、木村朗、松井康浩、平井一臣、木永勝也との共編著)(法律文化社, 1992年)
『アウシュヴィッツと<アウシュヴィッツの嘘>』(T・バスティアン、石田勇治・芝野由和との共編著)(白水Uブックス1080)(白水社, 1995年)
『社会主義の世紀―「解放」の夢にツカれた人たち―』(熊野直樹との共編著)(法律文化社, 2004年)
『ジェンダーの西洋史〔改訂版〕』(井上洋子、古賀邦子、富永桂子、松田昌子との共編著)(法律文化社, 2006年)
『ヴァイマル共和国の光芒―ナチズムと近代の相克―』(田村栄子との共編著)(昭和堂, 2007年)
訳書
S・ミュラー『母と子のナチ強制収容所―回想ラーフェンスブリュック―』(青木書店, 1989年)
H・ヴェーバー『ドイツ民主共和国史―「社会主義」ドイツの興亡―』(斎藤晢との共訳)(日本経済評論社, 1991年)
W・ミュンツェンベルク『武器としての宣伝』(パルマケイア叢書3)(柏書房, 1995年)
T・キューネ編『男の歴史―市民社会と<男らしさ>の神話―』(パルマケイア叢書8)(柏書房, 1997年)
監修
『学生が語る戦争・ジェンダー・地域』(福岡大学人文学部歴史学科西洋史ゼミ著)(法律文化社, 2010年)
外部リンク
⇒福岡大学人文学部歴史学科星乃ゼミ - 星乃ゼミ公式サイト
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