星のカービィ_(アニメ)
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}この項目ではを扱っています。閲覧環境によっては、色が適切に表示されていない場合があります。

星のカービィ
ジャンル子供向けアニメヒーローファンタジー
バトルアクション、ブラックコメディ
アニメ
原案桜井政博
総監督吉川惣司
監督日下部光雄(アニメーション監督)
シリーズ構成吉川惣司
脚本吉川惣司、国沢真理子、馬場キスケ
下由あい、野添梨麻、山口伸明
辰宮成彦、あんのうん、吉田純哉
柔美智、友永コリエ
キャラクターデザイン島袋美由紀
音楽宮川彬良
アニメーション制作スタジオ・ザイン
製作中部日本放送電通
ア・ウンエンタテインメント
放送局中部日本放送・TBS系列
放送期間2001年10月6日 - 2003年9月27日
話数全100話
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ

『星のカービィ』(ほしのカービィ)は、任天堂ハル研究所ゲームソフト星のカービィシリーズ』を原作とし、2001年10月6日から2003年9月27日まで放送されたテレビアニメ中部日本放送(現・CBCテレビ)、電通、ア・ウンエンタテインメントの共同制作。任天堂のゲームのテレビアニメとしては唯一TBS系列で放送された[注 1]。CBCが制作したアニメ作品の中でも特に高い視聴率を誇った番組であり、かつ最も長期にわたって放送されていたアニメ作品である。文字放送字幕も実施[注 2]
概要

原作であるゲーム版の設定を大きく変更し、大半の登場人物をアニメ独自のキャラクターが占めるなど独特の世界設定を構築。ゲーム版出身のキャラクターに関しても設定が変更されている場合が多い。

登場人物のほとんどが1頭身から2頭身のキャラクターであり、劇中にバトルシーンが存在する。一見低年齢層向けのアニメの体裁をとってはいるが、コメディやシリアスな回の他にも、大量の社会風刺を盛り込んだ回、大人にしか到底分からないようなネタやパロディなどを挿入している回が数多く存在しており、子供から大人まで楽しむことができるアニメとなっている。

監修の桜井政博は本作を「戦うホームドラマ」と評しており、毎回の脚本をチェックしていた。また「独自性を持たないとアニメを進めるのは難しいので、ゲームにない表現もいろいろ許容しています」と語っている[1]

総監督の吉川惣司は本作を「人間の社会に似た生活ドラマ、その一方でアクション性の高い魔獣との戦闘シーンもあり、いつもはかわいいカービィが豹変して恐ろしくなったりと、奇想天外で楽しい作品です」、「子供だけではなく大人が見ても楽しめる作品となっています」とコメントしている[2]
本作品の特徴
制作、作画.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節は検証可能参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方
出典検索?: "星のカービィ" アニメ ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2020年8月)

企画は2000年頃に立ち上がり、原作者の桜井政博がアニメの監修も担当し『大乱闘スマッシュブラザーズDX』の開発と同時進行する形で企画制作がスタートした。アニメ化の話はそれまでもいくつかあったが断っていたといい、今回はクオリティーに対して確信が持て、新しいことも出来そうだということでアニメ化を決意したという[3]

3DCGパートは、softimage3Dで制作され、ア・ウンエンタテインメントが担当[4]。また、オーヴァーロードの社員がア・ウンに出向き、制作協力をしていた。なお、スタジオコメットがアニメーション制作協力として制作に参加した一部の話については、スタジオコメットCG部が独自に3DCGパートの一部を制作していた。

カービィの質感を表現するために、ポリゴン+2D?CG+オーソドックスなセル画という方式を取っていた[4]。2Dと3DCGを換算すると1話単位で約1万枚のセル画を使用しており、従来のテレビアニメーションの2倍?3倍の量が使われている[2][4]

最終回のエンディングテロップでは、それまで3DCG制作に携わったア・ウン関係者のほとんどの名前が3DCG関係のスタッフ欄に表示された。
世界設定および内容

本作の世界設定はゲーム版のそれとは大きく異なる。ゲーム版では地球から遥か遠くの惑星「ポップスター」(特にその中に属する国「プププランド」全域)及びその周辺の惑星などが舞台だが、本作ではプププランドのさらに中の「ププビレッジ」(アニメオリジナル)という村が主な舞台であり、やや限定的である。

序盤の数話こそ魔獣とのバトルや星の戦士の秘密に関する話が多くを占めているが、第5話以降はカービィがププビレッジの日常を過ごしながら星の戦士としての力を付けていく形となるため、実質的に前述の社会風刺やパロディが主体の、ナイトメアとの対決という番組の本筋とは直接関係ない話が増え始める[注 3]。作中のプププランドにはコンビニ、自動車、テレビなどが存在し、これらが作品の世界設定を現実世界に近づけている[注 4]。また、話によっては社会風刺を活かすために食糧不足温暖化オゾン層破壊環境問題不法投棄教育への不安、テレビ番組の情報捏造観光客のモラルの欠如、捨てられたペットの野生化リストラ箱物行政旧石器捏造事件など様々な問題がプププランドでも起こっているという設定になっている。

作中で取り扱うパロディのジャンルは多岐にわたり、映画「サイコ」「ローマの休日」「モダン・タイムス」「生きる」「ジュラシックパーク」「風と共に去りぬ」「モスラ」「キングコング」、文学作品「ドン・キホーテ」「1984年」「ハリー・ポッターと賢者の石」といった有名どころの作品は余すところなくオマージュされている。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:127 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef