昔話法廷
ジャンル教育番組
テレビドラマ
法廷もの
脚本今井雅子
オカモト國ヒコ
坂口理子
監修今井秀智
出演者平川和宏
国・地域 日本
言語日本語
シーズン数5
話数11
製作
製作日本放送協会
放送
放送チャンネルNHK Eテレ
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
公式サイト
『昔話法廷』(むかしばなしほうてい)は、NHK教育テレビジョンで2015年から放送されていた小学5・6年生から高校生対象の教育ドラマシリーズ[1]。親しみ深い昔話を題材に「もし、昔話の主人公たちが訴えられたら…?」との設定で、昔話の登場人物が現代の法廷で裁かれる様子を裁判員の視点から描いた法廷ドラマを通じて裁判員制度について考える[2][3]。 既存の昔話で起きた展開を現代の法律になぞらえて裁判形式で展開する[4]。ドラマは裁判員の目線から描かれ、毎回裁判員の審議に入ったところで話が終わるが、これは判決を視聴者の判断に委ねるという番組の意向上の演出である[5]。なお、番組公式サイトには裁判員役の演者の見解が掲載されている。 2016年にドイツのミュンヘンで開催された子供向けテレビ番組賞「プリ・ジュネス2016」でノミネートされた全作品を鑑賞したこども審査員たちの投票で本作(第1話「『三匹のこぶた』裁判」の回)が第1位を獲得し、11歳から15歳対象のフィクション作品部門で国際こども審査員賞を受賞した[6][7][8]。また第1話「『三匹のこぶた』裁判」の回が2016年度グッドデザイン賞を受賞している。 2016年8月3日 - 5日に第2弾が放送[6]、2017年8月14日・15日に第3弾が放送[9]、2018年8月13日・14日に第4弾が放送[10]。 2020年度から2022年度までの3年間は、第4弾までに放送された10回分のエピソードを順にリピート放送する形で、レギュラー番組(2021年度までは下半期限定、2022年度は隔週通年)としても編成された[11]。 2021年3月29日の第5弾をもって新作の放送は完結となることが発表された[12][13][14]。同年10月4日にNHK総合にて放送されることが発表された[15]。それに先立ち、NHK Eテレでの10月2日の再放送も予定されている[15]。 2022年1月2日(1日深夜) 0:00 ー 3:00(1:26を境に第1部と第2部に分けている)、過去に放送したエピソードからのアンコールを中心にゲストの有識者の座談を交えた特番『昔話法廷 正月スペシャル』が放送された[16]。 シーズン各話初回放送日サブタイトル脚本キャスト
概要
第1部 - 「浦島太郎」、「赤ずきん」、「カチカチ山」、「ブレーメンの音楽隊」
第2部 - 「さるかに合戦」、「ヘンゼルとグレーテル」、「桃太郎」
ゲスト - 山里亮太、安藤玉恵、松本穂香、竹中直人(第1部)、平川和宏(第1部)、小林聡美(第2部)、仲野太賀(第2部)
総合司会 - 中條誠子
放送日程・キャスト
裁判員被告人検察官弁護人検察側証人弁護側証人傍聴人裁判長
1第1話2015年
8月10日『三匹のこぶた』
裁判今井雅子広瀬千明 -
小芝風花トン三郎 -
押田美和/
前田航基(声)相田智子 -
木南晴夏山西ハジメ -
加藤虎ノ介オオカミの母親 -