明日の刑事
ジャンル刑事ドラマ
脚本スタッフ参照
監督スタッフ参照
出演者坂上二郎
田中健
田島真吾
鈴木ヒロミツ
谷隼人
志穂美悦子
橋本功
東竜也
南条弘二
シーザー号
『明日の刑事』(あしたのけいじ)は、1977年10月5日から1979年10月10日までTBS系列(ただし一部系列局を除く)ほかで放送された刑事ドラマ。毎週水曜日20:00 - 20:55放送。 放送日はTBSでの放送日 話数 放送日 サブタイトル 脚本 監督 ゲスト出演者 猪俣光世、由起艶子、大川万裕子、遠藤剛|小沢栄太郎(特別出演) 寺泉哲章、小山田宗徳、神太郎
内容
『新・夜明けの刑事』の続編。『夜明けの刑事』シリーズ同様、警視庁日の出警察署(日の出署)刑事課の刑事たちが事件を解決する姿を人情刑事鈴木(坂上二郎)を中心に描いている。
以下は主な相違点。
出演者は石橋正次、藤木敬士、山本伸吾に代わり、田中健、谷隼人、志穂美悦子が加入。
刑事課は課長の下に司令塔(太田警部補→佐藤警部補)がいる体制になる。
夜明けの刑事、新・夜明けの刑事では描かれなかった殉職エピソードが本作では描かれている。
登場人物
鈴木勇:坂上二郎
涙もろく、人情深くて少々気の弱いスッポン刑事の一面は健在である。
村上圭介:田中健(1-24、65-最終話)
日の出署管内の交番に勤務する巡査。刑事課の新規配転の候補に挙がっていたが、折しも管内で発生した事件の被害者と接するうちに、自分の理想と職務との違いに疑問を抱き一度は配転命令を拒否するも、その後紆余曲折の末、第3話で刑事課に刑事として配属される。
太田完一:谷隼人(1-46話)
本庁から日の出署刑事課に配属された警部補。エリートで堅物。第46話で環境保護活動家(伊藤雄之助)のテロにより殉職した。
山口志保:志穂美悦子
新たに日の出署に配属された刑事課の紅一点。男勝りの格闘術が得意。
佐藤平吉:橋本功(47-最終話)
太田の後任として日の出署刑事課に配属された警部補。既婚者。ハンチングにコートスタイルで活動する。慢心しかかっていた若手刑事に檄を飛ばすことも多い。
大谷昇:東竜也(47-最終話)
佐藤と時を同じくして日の出署刑事課に配属。刑事課一の長身。
田島秀夫:田島真吾(25-69話)
村上の後任で日の出署刑事課に配属。葛飾区出身。鹿児島が好きで、鹿児島の大学・警察学校を卒業した(第58話)。第69話で私生活の問題のために刺殺されたが、犯人が事件の関係者でもあったため殉職扱いとなった。
南郷達也:南条弘二(68-89話)
警察犬シーザー号とのコンビで事件を追う。警察犬係としてはまだまだ未熟。
小林敦:鈴木ヒロミツ
本作では若手刑事が増えたことで、彼らの兄貴分たちな立場となる。
浅倉尚平:梅宮辰夫
日の出署刑事課長。厳しくも部下思いの上司である。最終話で本庁からの命令を無視し単独行動に走った鈴木刑事を助けようとして立て籠もり犯との銃撃戦で撃たれ、周囲を囲んだ部下達に「後を頼むぞ」と言い残し力尽きる。それに至るまでの行動過程から本庁の査問会の結果、殉職扱いとはならなかった。
菊平:車だん吉
日の出署刑事たちの行きつけの飲み屋「寿美」の主人。
板前:水木英二
警視庁日の出署・署長(警視正):小沢栄太郎(特別出演)
スタッフ
プロデューサー:春日千春、千原博司(大映テレビ)、樋口祐三(TBS)
音楽:平尾昌晃
撮影:浅井宏彦、山崎忠、知識護
美術:本田衛
照明:牛場賢二、中奥隆司
編集:椙本英雄
録音:星正輝、熊谷良兵衛、小沼渡、山田義朗
記録:吉下清子、広川貴美子、唐崎真理子、竹田宏子
結髪:小口由美子、谷山一美
選曲:太田正一
衣裳:東京衣裳
衣裳提供:ローレル紳士服、HARDY AMIES 創作屋
効果:東洋音響効果グループ
録音所:アオイスタジオ
タイトル:デン・フィルム・エフェクト
現像所:東洋現像所
助監督:合月勇、山田純生
制作主任:加治屋常幸
デスク:荒川洋
仕上:池原鉄郎、保坂博信
制作協力:浅井企画
予告ナレーター:芥川隆行
協力:大和ルスツスキー場・高原ホテル(第10話)
製作:大映テレビ、TBS
主題歌
「愛に野菊を」(東芝EMI)
作詞:岡田冨美子、作曲:HOLM MICHAEL/PIETSCH RAINER、編曲:あかのたちお、唄:鈴木ヒロミツ(1-69話)
「やさしい雨を降らせておくれ」(ビクターレコード)
作詞:小林和子、作曲・編曲:チト河内、唄:トランザム(70-90話)
放映リスト
第1話1977年10月5日昌子絶唱 行かないで!浜名洋平江崎実生森昌子|中谷一郎|
第2話1977年10月12日スーパーカー殺人事件浜名洋平
松島利昭野村孝岡田奈々、水野哲、夏夕介
第3話1977年10月19日許して下さい!夫よわが子よ井上芳夫木村夏江、松山省二
第4話1977年10月26日男と女の東京物語野村孝森進一、斉藤友子、
第5話1977年11月2日太陽がいっぱい、アリバイもいっぱい中村勝行安室修市毛良枝、松橋登、出原健一
第6話1977年11月9日ちえこの初恋 幸せになりたい今井詔二江崎実生松本ちえこ
第7話1977年11月16日春子という名で出ています浜名洋平野村孝小池朝雄、岡崎二朗、江波杏子
第8話1977年11月23日ワナにはまった恋人たち中村勝行江崎実生赤塚真人
第9話1977年11月30日花嫁はなぜ自殺した?浜名洋平井上芳夫坂東正之助、佐藤耀子
第10話1977年12月7日北の果てに消えたわかれうた江崎実生篠ヒロコ|中島みゆき|