明日にかける橋
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アルバムについては「明日に架ける橋 (アルバム)」をご覧ください。

「明日に架ける橋」
サイモン&ガーファンクルシングル
初出アルバム『明日に架ける橋
B面キープ・ザ・カスタマー・サティスファイド
リリース 1970年1月20日[1]
1970年3月21日[2]
録音1969年
ジャンルフォークロック
時間4分54秒
レーベル コロムビア・レコード
CBS・ソニーレコード
作詞・作曲ポール・サイモン
プロデュースポール・サイモン、アート・ガーファンクルロイ・ハリー
チャート最高順位


1位(アメリカ・Billboard Hot 100

1位(イギリス)

11位(日本・オリコン[2]

サイモン&ガーファンクル シングル 年表

ボクサー
b/w
ベイビー・ドライバー
(1969年3月)明日に架ける橋
b/w
キープ・ザ・カスタマー・サティスファイド
(1970年1月)いとしのセシリア
b/w
ニューヨークの少年
(1970年3月)

ミュージックビデオ
「Bridge Over Troubled Water」 - YouTube


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「明日に架ける橋」(あすにかけるはし、原題:Bridge over Troubled Water)は、サイモン&ガーファンクル1970年に発表した楽曲。サイモン&ガーファンクルにとって3作目となる全米1位獲得シングルで、最大のヒット曲となった。

ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500(2010年版)では48位にランクされている[3]
解説

ポール・サイモンが、ゴスペルに影響を受けて作った曲。当初はGのキーで作曲され、ポールはファルセットで歌ってみたがうまくいかず、最終的に、アート・ガーファンクルがリード・ボーカルで、キーもEフラットに下げる形になった[4]。音楽評論家のWilliam Ruhlmannは、allmusic.comにおいて、「1969年から1971年にかけて、"ピーター・ポール&マリー"のデイ・イズ・ダン、ビートルズの"レット・イット・ビー"、ジェームス・テイラーの"きみの友だち"(作者キャロル・キングのヴァージョンも知られる)といった、困難に直面した時の慰めとなる曲が多く発表されたが、この曲はとりわけよく知られている」と評している[4]

レコーディングにはラリー・ネクテルピアノ)、ジョー・オズボーン(ベース)、ハル・ブレインドラムス)といったスタジオ・ミュージシャンが参加し、ジミー・ハスケルとアーニー・フリーマンがストリングスアレンジを担当。

アルバム『明日に架ける橋』と同時期にシングルとしてリリースされ、Billboard Hot 100で6週連続1位を獲得。年間チャートの1位に輝いた。イギリスでも3週連続で1位となる[5]グラミー賞では、最優秀レコード賞と最優秀楽曲賞を含む4部門を受賞[6]。同名のアルバムも、最優秀アルバム賞と最優秀録音賞を受賞した。膨大な数のアーティストにカヴァーされたスタンダード・ナンバーとなり、1970年の時点で、『ビルボード』にチャート・インしたアルバム24枚に、この曲が収録されていたという[4]。1971年には、アレサ・フランクリンによるカヴァー・ヴァージョンがシングル・ヒットして、『ビルボード』R&Bチャートの1位に達した。

この曲は、サイモン&ガーファンクル解散後も、それぞれのライヴで歌われた。ポールのライヴ・ヴァージョンは『ライヴ・ライミン』(1974年)と『ライヴ・イン・セントラル・パーク』(1991年)に、アートのライヴ・ヴァージョンは『アクロス・アメリカ?ベリー・ベスト・オブ・アート・ガーファンクル』(1996年)に収録。また、再結成ツアーでは1番をアート、2番をポールが歌い、3番を2人で歌うパターンが多い。

日本では曲がヒットした1970年に、森山良子が『第21回NHK紅白歌合戦』で歌唱し、1971年のアルバム『ビートルズ、サイモン&ガーファンクルを歌う』に収録した。また1990年には、ポールが『第41回NHK紅白歌合戦』に中継で出演し、この曲を歌った。
カバー・バージョン

「明日に架ける橋」
アレサ・フランクリンシングル
初出アルバム『Aretha's Greatest Hits』
B面ブランド・ニュー・ミー
リリース1971年3月19日[7]
録音1970年8月 ニューヨーク アトランティック・レコーディング・スタジオ
ジャンルゴスペル
レーベルアトランティック・レコード
作詞・作曲ポール・サイモン
プロデューストム・ダウドアリフ・マーディン、ジェリー・ウェクスラー[8]
チャート最高順位


6位(アメリカ[9]

アレサ・フランクリン シングル 年表

ユア・オール・アイ・ニード・トゥ・ゲット・バイ
(1971年)明日に架ける橋
(1971年)スパニッシュ・ハーレム
(1971年)


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1970年


エルヴィス・プレスリー - 『That's the Way It Is』。ポール・サイモンはエルヴィスのバージョンについて、「エルヴィスはこの曲をすばらしく感情込めて歌ってくれた。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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