明日があるさ_THE_MOVIE
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明日があるさ
ジャンル
テレビドラマ
原案坂本九
脚本高須光聖
演出三枝孝臣
李闘士男
岩本仁志
出演者浜田雅功
柳葉敏郎
稲森いずみ
藤井隆
東野幸治
田中直樹
遠藤章造
間寛平
松本人志
青島幸男
伊東四朗
製作
制作日本テレビ

放送
放送国・地域 日本

連続ドラマ
プロデューサー河野英裕
岡本昭彦
エンディングRe:Japan明日があるさ
放送期間2001年4月21日 - 6月30日
放送時間土曜日21:00 - 21:54
放送枠土曜ドラマ (日本テレビ)
放送分54分
回数11

スペシャル
プロデューサー河野英裕
岡本昭彦
放送期間2002年1月12日
放送時間土曜日21:00 - 22:48
放送分108分
回数1
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『明日があるさ』(あしたがあるさ)は、2001年4月21日から6月30日まで毎週土曜日21:00 - 21:54(JST)に、日本テレビの「Saturday Drama」枠で放送された日本のテレビドラマ。主演は浜田雅功

全11回で、平均視聴率は19.3%であった(最高視聴率は初回の29.0%・関西地区の初回の最高視聴率は30.0%。なお、初回の29.0%は2021年現在、民放の連続ドラマ初回視聴率史上歴代7位の記録であり、日本テレビでは歴代1位)。
概要

当初、日本コカ・コーラの主力商品の一つ「ジョージア」のCM内ドラマとして登場した[1]。その後、シリーズ化されたCMのタイアップ企画として日本テレビ系列でテレビドラマ化された。その際、設定や大半の出演者はCMから引き継がれている。

出演者は主に吉本興業所属のタレントが起用された。総合商社を舞台に不況と闘うサラリーマンとその家族を主軸に描いた作品である。主演の浜田雅功の相方である松本人志は前年の同クール同時間帯に放送されていた『伝説の教師』で初の本格ドラマ出演を果たしたが、今作は数分の出演にとどまった(謎の男として数分のみ登場すると言う形になったため)。また、吉本興業のタレントと仲間由紀恵は、役名も芸名(または本名)と同一であった。また、ドラマではあまりないダウンタウンの2人の共演となった。

最終回の翌週である7月7日には、番組のNGシーンの特集が生放送された。この番組の最後に、当時の吉本興業社長・林裕章が登場し、本ドラマを映画化すると発表した。

2002年には、1月12日にスペシャル版、10月5日に『明日があるさ THE MOVIE』(あしたがあるさ ザ・ムービー)として映画化された。映画はドラマの2年後という設定で、ドラマ版とは設定が異なっていた。設定の主な変更点は、社屋の変更また吸収合併のくだりがなくなっている・橋本部長の定年・登場社員のリストラ(13課が吉本所属タレントのみになった)など。

なお、番組終了後も数本のシリーズCMが放送されている。浜田が独立し「ナンデーモ・カンパニー」という会社を設立するという展開になり、「明日があるさシリーズ」のCMは終了した(後述)。CMからテレビドラマに発展した例として本作のほかに『父と息子の男旅』が存在する。
キャスト
トアール・コーポレーション(東証二部上場)
営業13課
浜田(課長)〈37〉
演 -
浜田雅功ダウンタウン)この物語の主人公で営業13課の課長。急死した前課長の後任として大阪本社から異動して来た(急死した前課長は自身と偶然同い年であり、37歳の若さで急死した)。妻子持ちのサラリーマンであり、どんな仕事でも気合入れてやるというところがある。そのおかげで暗い13課が一気に明るくなり、色々な仕事で成功していく。トアール倒産後は子会社へ出向する。
藤井
演 - 藤井隆浜田のよき理解者でもあり、浜田と行動、もしくはアシスタントをする。一時は営業1課に異動するも、13課に戻る。無類のラーメン好き。はりきりすぎて、空回りする一面がある。
東野
演 - 東野幸治営業13課の主任。眼鏡をかけている。仕事に対するやる気はあるものの、すぐに挫折しやすい。
田中
演 - 田中直樹ココリコ)大柄な体に似合わず常におどおどしているが、仕事に対しては非常に真面目で、その点では浜田に評価されている。また劇場版では、会社や家族に黙っていた有人ロケット開発を初めて打ち明けた人物でもある。また、CMでは山田と恋人同士となり、社内結婚までする。
遠藤
演 - 遠藤章造(ココリコ)仕事より女に走る上に、あきらめるのも非常に早い。今時の若者である。
間〈45〉
演 - 間寛平営業13課の室長補佐。仕事に失敗して頭を下げるべき所で下げられなかったことにより窓際族になった過去を持つ。常に川柳を書いており、彼の周りにはテープが貼られている。加茂本部長とは旧知の仲でもある。
真島
演 - 吹越満営業13課の課長代理。13課にいながら、影で望月の側近に回りスパイ同然の行動をしばし取る。
橋本隆治〈63〉(部長)
演 - 伊東四朗営業13課の担当部長。浜田他部下を暖かい視線で見守っている。バツイチで娘が一人いる。
営業1課
望月〈37〉
演 -
柳葉敏郎浜田と同期の営業1課の課長。エリートコースを歩む。自分の目的のためには手段を選ばず、自身のミスを立場を利用し藤井になすり付けたり、真嶋を利用して13課の手柄を横取りすることも多々あったが、終盤では会社自体が危うくなったこともあり協力的になる。重度の糖尿病を患っていたが、出世の妨げになるとして会社には隠していた。
審査部
阿部 美由紀〈29〉
演 -
稲森いずみ独身で男よりも仕事を愛する女。営業13課の仕事については彼女が考えている。最初は浜田を嫌悪していたものの、徐々に打ち解け惹かれていく。ラーメン好き。
その他職員
加茂
演 -
青島幸男営業本部長。トアール倒産後は左遷に遭う。
仲間
演 - 仲間由紀恵受付。会社ではマドンナ受付譲で、可愛いルックスから、いつもいろいろな人から声を掛けられる事が多い。また、プライベートでも同僚の山田と仲が良く、CMでは浜田と共に英会話教室にも通っている。
山田
演 - 山田花子受付。作中で何度か田中に好意を持つそぶりを見せており、ジョージアのドラマCM版では田中と結婚式を挙げている。
近藤
演 - 小浦一優肥満体型の男性社員。いつも何かを食べている。

山崎 - 土屋久美子

田村 - 板谷由夏

小谷 - 山本恵美

上室多惠 - 平田裕香

その他
謎の男
[2]
演 - 松本人志(ダウンタウン)様々な姿で浜田の前によく現れ、浜田とはいつもコントのような掛け合いになる(第2話と第5話、第8話を除く)。その正体はただのエキストラ(通行人)であった。第1話ではエレベーター内にてサイクリンガーとして登場。第2話では街角で路上ライブする演歌歌手「握拳ケン(にぎりこぶし ケン)」として登場。第3話ではバスの中で居眠りする客として登場。第4話ではビルの清掃員として登場。第5話ではファミレスのトイレの前にてカップルの男[注 1]として登場。第6話では浜田の住むマンションの前にて愛犬家として登場。第7話では飲酒検問をする警察官として登場。第8話では西川きよしの選挙を応援する「胸毛剛(むなげ ごう)」という男として登場。第9話では街角にて大きな看板を持つ人として登場。第10話ではファミレスの店長として登場。最終話では『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』の番組ロケシーンにて松本人志として登場。スペシャルではタクシー運転手や宇宙飛行士として登場。映画では医者として登場。
浜田 貞代〈32〉
演 - 相楽晴子明るく優しい妻。長女ほのか、次女ひとはの母。元々はトアール・コーポレーションの女性社員であり、女性用の化粧用品をヒットさせた経歴を持つ。その際に浜田と知り合い結婚する事となった(公式ガイドブックにて)。


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