明日があるさ
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

この項目では、坂本九が歌った歌謡曲とそのカバー曲について説明しています。その他の用法については「明日があるさ (曖昧さ回避)」をご覧ください。
.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}この記事の項目名には以下のような表記揺れがあります。

明日があるさ[1]

あしたがあるさ[2]

「明日があるさ」
坂本九シングル
B面夢を育てよう(1964年盤)
幸せなら手をたたこう(2000年盤)
リリース1963年12月1日
2000年12月20日(再発)
録音-
ジャンル歌謡曲
レーベル東芝レコード
東芝EMI
作詞・作曲青島幸男(作詞)
中村八大(作曲)
ゴールドディスク


1963年 東芝ヒット賞[3]

坂本九 シングル 年表

九ちゃんの炭坑節
(1963年)明日があるさ
勝利の旗
(1963年)困っちゃうよ
(1963年)

試聴
明日があるさ - YouTubeユニバーサルミュージック提供YouTubeアートトラック)


テンプレートを表示

『明日があるさ』(あしたがあるさ)は1963年12月1日発売された坂本九シングル

本稿では、そのカバー版についてもあわせて扱う。
概要

日本テレビで放送された坂本主演のバラエティ番組明日があるさ』『夢をそだてよう』の主題歌である[4]

作詞は青島幸男、作曲・編曲は中村八大[4]。自分に自信が持てず、意中の女性に恋心を打ち明けられないにもかかわらず、前向きに日々を過ごす男子学生の思いをコミカルに表現している。当時80万枚以上のセールスを記録した。

1964年2月からは日本テレビで、本楽曲をヒントにした同名の音楽バラエティ番組『明日があるさ』が放送された。同番組では坂本がホストを務め、作詞を手がけた青島も出演した。

1984年には自然食品店(株式会社ナチュラルグループ本社)のCMに使われ、坂本本人もこのCMに出演した。

また、1985年8月12日、坂本の生前最後の仕事となったNHK-FMの『秋一番!坂本九』(同年9月1日 21時?21時55分放送)の番組収録の際に、オンエアされなかったものの坂本が最後にアンコールとして歌った楽曲の中の1曲である(坂本は、同日発生の日本航空123便墜落事故の犠牲者となった)[5]

その後、数多くの歌手にカヴァーされた。1992年 - 1993年頃には、日本テレビの深夜のミニローカルドラマ『シャンプータイム』のエンディングで、中西圭三によるアカペラバージョンが流れたこともあった[注釈 1]。これは、中西の歌を多重録音して制作されたものである(その他のカバーなどを参照)。

2000年8月26日に、CMプランナー福里真一の企画・制作・作詞による、日本コカ・コーラが販売する缶コーヒー「GEORGIA」のCMソングとして本楽曲が起用され[6]、空前のリバイバル・ヒットとなった。同年9月16日放送の第3弾「元同僚編」からは、CMソングがトータス松本ウルフルズ)歌唱のものに変更された[7]。同年12月には、坂本九の原曲がシングルCDとして再発された[4](この時のカップリングは「幸せなら手をたたこう」)。

当時の不況下にあった日本を明るく元気にしていこうという風潮や吉本興業所属の人気お笑い芸人のキャスティングとが大きく作用し、たちまち話題のCMになる。のちに、CMと同一のキャスティングおよびテーマ設定により、同名のテレビドラマも制作・放映された。

同CMは翌2001年には各種CMに関連する賞を受けたほか、「明日があるさ」という言葉が新語・流行語大賞のトップテンに入賞し社会現象に。CMでカバーバージョンを歌ったウルフルズと、CMに出演していた吉本興業所属の芸人によるユニットのRe:Japanとの共演により、NHK紅白歌合戦へ出演を果たした。CDはウルフルズとRe:Japanのものを合わせて100万枚以上を売り上げ[8]、ウルフルズ版はカラオケランキングでも上位に登場した[8]。なお同CMでは後に森高千里も同曲を歌っていたが、森高の歌唱版はCD等で発売はされていない[9]

更に同年には、作詞者の青島もセルフカバーしており、『明日があるさ?青島幸男作品集?』の「赤盤」に収録された。

2002年には、選抜高等学校野球大会入場行進曲に採用された。なお坂本九が歌う選抜高校野球行進曲は、1962年「上を向いて歩こう」、1965年「幸せなら手をたたこう」、1966年「ともだち」、また1967年・1970年の「世界の国からこんにちは」(三波春夫吉永小百合などの競作曲)も含めると、合計6回目の選出となる。

2004年には教育出版の高校生用音楽教科書に、2005年には教育芸術社の小学生用音楽教科書にそれぞれ掲載された[1]

日本音楽著作権協会(JASRAC)の著作権使用料分配額(国内作品)ランキングでは、2001年度の年間5位[10]2002年度の年間10位[11]を獲得した。

2007年3月4日からは、坂本にゆかりがある茨城県笠間市JR東日本常磐線友部駅発車メロディとして使用されている。
収録曲
1963年盤(東芝 JP-5263) 

明日があるさ

夢を育てよう

2000年盤(東芝EMI TOCT-4269)

明日があるさ

幸せなら手をたたこう

ジョニー・シンバルによる歌唱盤

「明日があるさ」
ジョニー・シンバル
シングル
B面おみっちゃん(1964年盤)


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:118 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef