旭前駅*
南口駅舎(2020年11月)
あさひまえ
ASAHI-MAE
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旭前駅(あさひまええき)は、愛知県尾張旭市旭前町5丁目にある、名鉄瀬戸線の駅である。駅番号はST14。 旭前駅としての開業は、1942年(昭和17年)である。ただし、旭前駅に近接する場所に、瀬戸線開業時に設置されていた聾石駅(つんぼいしえき)が同時期に廃止されており、両駅の関係について、同一駅の改名移転とする資料も、聾石駅の廃止と旭前駅の新設とする資料もある[1]。 相対式2面2線ホームの地上駅。無人駅であり、駅集中管理システムが導入されている。無人化後の管理は大曽根駅が担っているが、トラブル時には三郷駅より係員が来る仕組みとなっている。 駅舎・改札口は2番線(栄町方面)の南口と、1番線(尾張瀬戸方面、2018年(平成30年)3月設置)の北口が設置されている。北口は車椅子を利用している人などバリアフリーのための改札として利用される。北口設置後も駅構内に跨線橋が残っている。南口駅舎にはテナントスペースがあるがすべてシャッターは閉じている。トイレは駅構内にはなく、南口駅舎脇に公衆トイレが設置されている。 駅集中管理システム導入前は早朝・夜間の無人となる時間帯に駅を開放しており、降車客のきっぷは運転士が回収していた。 番線路線方向行先 旭前駅 構内配線略図 ← 周辺は住宅地であるが、区画整理中のため空き地が目立つ。近年、南口に駅前ロータリーが整備されている。
歴史
旭前駅と聾石駅の位置関係(1946年)
帰属:国土交通省「国土画像情報(カラー空中写真)」
配布元:国土地理院地図・空中写真閲覧サービス
年表
1905年(明治38年)4月2日 - 聾石駅開業。
1942年(昭和17年) - 聾石駅廃止。旭前駅開業。
1985年(昭和60年)4月19日 - 新駅舎完成[2]。
2006年(平成18年)
8月31日 - 無人化[3]。駅集中管理システム導入。
12月16日 - トランパス対応開始。
2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。
2015年(平成27年)11月21日 - 町名地番変更に伴い、所在地が尾張旭市旭前町広久手から尾張旭市旭前町5丁目に変更される。
2017年(平成29年)11月 - 駅改良および北口駅舎新設工事着工[4]。
2018年(平成30年)3月28日 - 改良工事完了、北口の供用を開始[4]。
駅構造
1ST 瀬戸線下り尾張瀬戸方面[5]
2上り栄町ゆき[5]
北口
ホーム
駅名標
配線図
尾張瀬戸方面 →
大曽根・
栄町方面
凡例
出典:[6]
駅周辺
タチヤ 旭前店
愛知県立旭野高等学校
旭サナック
旭精機工業本社
中日信用金庫 尾張旭支店
中京銀行 尾張旭支店
つんぼ石
瀬戸街道(愛知県道61号名古屋瀬戸線)