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出典検索?: "早見和真"
早見 和真
(はやみ かずまさ)
誕生 (1977-07-15) 1977年7月15日(46歳)
神奈川県横浜市
職業小説家
国籍 日本
主な受賞歴日本推理作家協会賞(2015)
山本周五郎賞(2020)
デビュー作『ひゃくはち』
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早見 和真(はやみ かずまさ、1977年7月15日[1] - )は、日本の小説家。 神奈川県横浜市出身[1][2]。桐蔭学園高等学校の硬式野球部に所属[1][2]。2年先輩に高橋由伸がいる[1]。國學院大學文学部在学中の[2]20歳の時、あらゆる出版社に飛び込み営業した末[3]、ライターとして雑誌『AERA』の「現代の肖像」や、『Sportiva』『月刊PLAYBOY』『SPA!』などで活動する。 2003年入社予定で全国紙の新聞社への内定が決まっていたが、3年留年した末に退学したため取り消しとなってしまう[2]。自暴自棄に陥るが、旧知の出版社の編集者から小説の執筆を薦められ[3]、2008年、自らの経験を基に書き上げた名門高校野球部の補欠部員を主人公とした『ひゃくはち』にて小説デビューを果たす[2]。『月刊ヤングジャンプ』にて、山本隆之により漫画化もされた。 執筆活動に専念するために都会から離れ、2010年1月から静岡県河津町で妻と娘と暮らす[2]。2015年、『イノセント・デイズ』で第68回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)受賞[2]、第28回山本周五郎賞候補。 2016年3月、愛媛県松山市に移住[4]。2018年4月、小説家として街にコミットしたいとの思いから、愛媛県を舞台に家猫「マル」の冒険譚を描いた創作童話『かなしきデブ猫ちゃん』を、絵本作家かのうかりんと愛媛新聞にて連載開始[5]。ラジオ番組『早見和真のリトルトーキョーはいらない』がFM愛媛でスタートする[6]。 2019年、『ザ・ロイヤルファミリー』で2019年度JRA賞馬事文化賞[7]。2020年4月、『店長がバカすぎて』で本屋大賞の9位となり、西脇市図書館大賞を受賞。同年9月に『ザ・ロイヤルファミリー』が山本周五郎賞を受賞する。 2021年、初のノンフィクション『あの夏の正解』が「2021年Yahoo!ニュースー本屋大賞ノンフィクション本大賞」にノミネートされる。同一著者による「本屋大賞」と「ノンフィクション本」の両賞ノミネートは史上初[8]。 2022年5月、東京都に移住[9]。『八月の母』が第13回山田風太郎賞候補[10]。
経歴
著書
単著
かなしきデブ猫ちゃん詳細は「かなしきデブ猫ちゃん」を参照
かなしきデブ猫ちゃん(2019年3月 愛媛新聞社 / 2021年3月 集英社文庫)
かなしきデブ猫ちゃん マルの秘密の泉 (2021年7月 愛媛新聞社 / 2023年4月 集英社文庫)
かなしきデブ猫ちゃん マルのラストダンス(2022年3月 愛媛新聞社)
かなしきデブ猫ちゃん 兵庫編 マルのはじまりの鐘(2023年4月 京阪神エルマガジン社)
ジャックの“1ばん”さがし(2024年2月 愛媛新聞社)
店長がバカすぎて
店長がバカすぎて(2019年7月 角川春樹事務所 / 2021年8月 ハルキ文庫)
新!店長がバカすぎて(2022年9月 角川春樹事務所)
その他の作品
ひゃくはち(2008年6月 集英社 / 2011年6月 集英社文庫)
スリーピング★ブッダ(2010年9月 角川書店 / 2014年8月 角川文庫)
砂上のファンファーレ(2011年3月 幻冬舎)
【改題】ぼくたちの家族(2013年4月 幻冬舎文庫)
東京ドーン(2012年4月 講談社 / 2016年1月 講談社文庫)
6 シックス(2012年7月 毎日新聞社 / 2015年11月 集英社文庫)
ポンチョに夜明けの風はらませて(2013年7月 祥伝社 / 2016年9月 祥伝社文庫 / 2021年11月 集英社文庫)
イノセント・デイズ(2014年8月 新潮社 / 2017年3月 新潮文庫)
95(2015年11月 角川書店 / 2018年2月 角川文庫)
小説王