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早期警戒機(そうきけいかいき)とは、レーダーを装備し、敵・味方の航空機等の空中目標を探知・警戒する航空機(軍用機)のこと[1]。「空飛ぶレーダー」のほか、Airborne Early Warning の頭文字から AEW とも呼ばれる[1]。AWACS(早期警戒管制機)と同様の任務につけられるが、その区分は明瞭ではなく、一般的には乗員が多く、管制処理能力がより高いものがAWACSと呼ばれる[1]。 早期警戒機は、上空から監視を行うため、特に地上や艦載のレーダーでは水平線の影になり探知不能となる低空飛行の目標について遠距離から発見することに優れている[1]。また、敵地に侵攻する場合など、地上のレーダーの支援が受けられないときでも移動し、空中からそれを補うことができるなどの利点がある。E-1 トレイサー 機体の特徴として、大型の対空捜索レーダーを搭載しており、PB-1WやEC-121ではこぶ状のレドーム、E-1やE-2では円盤状のレドームを用い、全周監視を行えるようなっている。 早期警戒機は、第二次世界大戦中に艦船のレーダーで探知できない低空からの日本軍の特攻機の侵入を許した対策のために、アメリカ海軍が開発を開始している[2]。最初の早期警戒機であるTBM-3Wは艦上攻撃機を改設計した機体であり、1944年に初飛行した[3]。TBM-3Wは純然たるAEWであり、レーダー操作要員1名が搭乗していたが、管制作業はレーダー画像を転送した先の艦隊の指令室にて行う仕組みであった[2]。 変わった使い方としては、航空機や軽飛行機を用いた麻薬密輸に対する監視活動がある。これは不法な離着陸地点の多いアメリカ大陸独特の任務で、レーダーによって麻薬密輸が疑われる航空機を捕捉し、地上及び艦艇に通報するものである。
概要
EC-121D
EC-121K
EC-121L
EC-121R
RC-121C
An-71
AD-3W
AD-4W
AD-5W
PB-1W
ガネット AEW.3
シャクルトン AEW.2