この項目では、フランクフルトのコンサートホールについて説明しています。パリの(旧)オペラ座については「ガルニエ宮」をご覧ください。
旧オペラ座夜の旧オペラ座
旧オペラ座(Alte Oper Frankfurt、アルテ・オーパー)は、ドイツのフランクフルト市にあるかつてのオペラハウスで、現在はコンサートホールとして使用されている建物である。 1880年、ベルリンの建築家Richard Lucae
歌劇場時代
その後、第二次世界大戦で破壊されるまでの間に、ワーグナーの最新作や、リヒャルト・シュトラウス、プッチーニなどの著名なオペラが次々に上演された。また、カール・オルフの『カルミナ・ブラーナ』は1937年にこの劇場で初演された。 1944年3月22日夜中の空爆によって、この建物は廃墟となった。ドイツ一美しいと言われたこの廃墟は、市民の抗議や寄付金によって撤去をまぬがれ、再建された。外部は忠実に元の姿で復元されたが、内部は従来の歌劇場としてではなく、多用途に使える近代的なコンサートホールとなった。 1981年8月28日、ミヒャエル・ギーレン指揮、フランクフルト・ムゼウム管弦楽団によるマーラーの交響曲第8番の演奏により、現在の名称「旧(Alte)オペラ座(Oper)」で改めて開場した。 大ホールの収容数は約2500人を数え、クラシック音楽やミュージカル公演などが行われる。この他に室内楽や会議用として利用される約700席のモーツァルトザール(Mozart-Saal)を兼ね備える。 混同しやすいが、旧オペラ座でオペラは上演されない(コンサート形式を除く)。現在のフランクフルト市の歌劇場は、ヴィリー・ブラント広場(Willy-Brandt-Platz
戦後の再建
劇場内部(1879年)
1943年
廃墟となっていた時代(1958年)
現在
外部リンク
⇒公式ページ
⇒市の公式ページ(日本語)
⇒aufbau-ffm.de(ドイツ語)
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