日立_世界・ふしぎ発見!
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日立 世界・ふしぎ発見!

ジャンルバラエティ番組 / クイズ番組 / 教養番組
構成野村安史、稲原誠、石田章洋山名宏和 ほか
演出宮岡義徳、齋藤龍太(統括)
司会者草野仁
石井亮次
出演者黒柳徹子
板東英二
野々村真
竹内海南江
ほか、出演者を参照
テーマ曲作者作曲:越部信義
編曲:tofubeats
エンディング#エンディングを参照
製作
制作統括國分禎雄(CP)
プロデューサー大塚修一
高木昇、飯笹雅之、藤田慎一
制作プロデューサー五十井菊
製作TBS
テレビマンユニオン

放送
放送局TBS系列
映像形式文字多重放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間1986年4月19日 - 2024年3月30日
回数1722回[1]
(レギュラー 1702回[2]
公式ウェブサイト

放送開始から1987年9月まで
放送期間1986年4月19日 - 1987年9月26日
放送時間土曜 22:00 - 22:54
放送分54分
回数76回

1987年10月から放送終了まで
放送期間1987年10月3日 - 2024年3月30日[3]
放送時間土曜 21:00 - 21:54
放送分54分
回数1626回
特記事項:
日立の一社提供→日立グループの単独提供で放送。
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『日立 世界・ふしぎ発見!』(ひたち せかい・ふしぎはっけん、英語: Discovery of the World's Mysteries)は、1986年昭和61年)4月19日[4]から2024年令和6年)3月30日までTBS系列で放送され、以降はスペシャル番組として放送される予定のクイズ番組略称は『ふしぎ発見!』。TBSテレビマンユニオンの共同製作で、日立製作所または日立グループの単独提供であった。
概要

世界各地の歴史、風土、文化などの不思議、謎、ミステリーについて、現地取材のレポートをスタジオで総合司会者と解答者がクイズやトーク形式で紹介する。この形式のクイズ番組は前例が無かった事から初期の番組宣伝や第1回放送冒頭の草野仁の挨拶では「トーク&クイズショー」と銘打っていた。1986年4月19日[5]より放送開始され、38年に渡って放送が続いた長寿番組である。

各国の遺跡や自然遺産などをテレビ番組として初取材することも多く、日本テレビメディアでは初めて2007年エジプトミイラ発掘現場で棺引き上げ作業を取材している。取材対象国は、日本アメリカ(177回)、中国(124回)、フランス(122回)、イギリス(106回)、イタリア(104回)、エジプト(84回)、インド(45回)、ペルー(40回)、メキシコ(39回)、ドイツ(34回)[6][7]の順で各国に亘る。2000年代以降は、直近の公開予定映画とタイアップした企画が放送されることも多い。

2020年から2022年にかけては新型コロナウイルスの世界的流行の影響で海外でのロケに制約が発生していることに伴い、日本国内を題材にした回を例年より多くしたり、国外を取り上げる際も現地在住者をリポーターに起用するなどして対応した。2022年7月ごろから徐々に従来の海外ロケを再開していった。

番組趣旨は当初から一貫しているが、番組構成やルールは時代ごとに変えながら続けている。また演出面でもシンキングタイムの割愛や画面上部の状況説明・番組ロゴテロップ、VTR中のワイプの導入、開始当初から行われていた冒頭の司会者挨拶の撤廃、問題の間のCM挿入タイミング変更、ボッシュートの廃止など、その時代ごとの主流演出が取り入れられている。

JNN28局で放送する日立グループ単独スポンサー番組で、1997年9月以前は日立製作所の一社提供番組だが、10月以後は「日立グループ」各社の提供である。番組枠を越える企業名宣伝を回避するため、前番組『日立テレビシティ』時代と同様に番組表への記載とCMや前番組終了後のジャンクションでは「日立」を省き「世界・ふしぎ発見!」をタイトルに用いている(詳細は後述)。『世界遺産』とは異なり、日本国内が取材対象の場合も地元系列は制作協力に加わらない(ただし地元系列局向けに当該回の番宣CMを制作することはある)。

2006年4月8日からはハイビジョン化されており、2005年10月よりステレオとなる。

2011年3月12日は前日に発生した東日本大震災東北地方太平洋沖地震)に関するJNN報道特別番組のため休止となった。

2020年5月9日は、コロナ禍によって海外でのロケが困難であることを理由に、『新・情報7days ニュースキャスター』(本番組の直後にTBS放送センターAスタジオから放送される生放送番組)の拡大版を急遽編成したため、休止となった。

2022年7月9日は前日に発生した安倍晋三銃撃事件関連のニュースのため、こちらも同様に『Nキャス』の拡大版を放送するため放送休止となった[注 1][8]

2023年4月15日より、草野仁に代わり石井亮次(中京地区のネット局である中部日本放送CBCテレビ出身のフリーアナウンサー)が2代目の総合司会に就任[9]。番組開始時から司会を務めてきた草野仁は「クイズマスター」という肩書きで石井のアシスタントに移り、引き続き番組に出演[9]。さらに、スタジオでアシスタントを務めてきた出水麻衣は「ミステリーハンター」に移動し、VTRで不定期に出演。
レギュラー放送の終焉

2023年10月6日、当番組が2024年3月にレギュラー放送を終了することを発表し、予定通り同年3月30日の放映をもって38年間、放送回数1702回の歴史に幕を下ろし、以降はスペシャル番組として放送する予定[3]。そして、後番組として『いくらかわかる金??世の中なんでもHOWマッチ?』が2024年4月27日からスタートした[10][11][12][13][14][15][16][17]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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