日産・アトラス
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日産・アトラス(ATLAS) 1.5tクラス
3代目 F24系
概要
別名日産・キャブスター
いすゞ・エルフ(4代目)
マツダ・タイタン(4代目)
製造国 日本
販売期間1982年 -
ボディ
ボディタイプ2/4ドアトラック
駆動方式FR/4WD
系譜
先代日産・キャブスター
日産・ホーマー
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日産・アトラス(ATLAS) 2.0tクラス
5代目 日産・NT450アトラス
概要
別名いすゞ・エルフ(3代目、4代目、6代目)
マツダ・タイタン(6代目)
三菱ふそう・キャンター(5代目)、
UDトラックス・カゼット(5代目)
製造国 日本
販売期間1981年 -
ボディ
ボディタイプ2/4ドアトラック
駆動方式FR/4WD
系譜
先代日産・キャブオール
日産・クリッパー
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アトラス(ATLAS)は、日産自動車が販売する小型および中型トラックである。
概要

現在はいすゞ自動車からエルフのOEM供給(1.5-3.5t積クラスのみ)を受けているが、1-1.5t積クラスは3代目まで、2-3.5t積クラスは2代目までそれぞれ自社生産されていた他、2-3.5t積クラスの4代目までは4-4.6t積クラスも設定されていた。2-3.5t積クラスの5代目は、三菱ふそうトラック・バスからキャンターOEM供給を受け、NT450アトラスの車名で販売された。

現行モデルは1.5t積クラスと2-3.5t積がラインナップされており、エルフとマツダ・タイタンUD・カゼットの4姉妹車種となっている。欧州台湾シンガポールでは1tクラスの「アトラス10」が「キャブスター」の名で販売されている。

現行販売車種の運転は準中型自動車免許(5t限定を含む)が必要であるが、2021年3月に生産が終了した1-1.5t積クラスガソリン車は新普通免許で運転可能である[注釈 1]
1-1.55tクラス
初代 F22型系(1982年-1992年)

アトラス100 / 150

1982年昭和57年)2月 - F20系キャブスター / ホーマーの後継車種として、F22系「アトラス100/150」を発表。
エンジンはガソリンエンジンZ20型、Z16型、ディーゼルエンジンSD25型、SD23型を搭載する。2代目「キャラバン」/ 3代目「ホーミー」とフロントウインドシールドとドアガラスが共通。ドアはホイールアーチが大きいため裾のプレスが異なるが、その他は共通である。

1985年(昭和60年)5月 - インド・アルウィン日産にてアトラスの生産を開始。

1986年(昭和61年)11月 - マイナーチェンジ。フロントグリルの造形を変更。ディーゼルエンジンがSD23型、SD25型からTD23型、TD27型に変更された。

1986年(昭和61年)- ウォークスルーバンアトラスウォークスルーバンを追加。

1988年(昭和63年)- マイナーチェンジ。フロントグリルを黒から白に変更。

1990年(平成2年)6月 - ガソリンエンジンZ16型、Z20型からNA16型、NA20に変更。


初代アトラス100(前期型)

初代アトラス150(後期型)

初代アトラス150(後期型)
ダブルキャブ4WD

2代目 F23型系(1992年-2007年)

日産・アトラス10系
F23型
前期型(1992年1月-1995年)
後期型ダブルキャブ(2002年8月 - 2007年6月)
ボディ
乗車定員3/6人
ボディタイプ2/4ドアトラック
駆動方式FR/4WD
パワートレイン
エンジン直4 2.3 L TD23
直4 2.5 L TD25
直4 2.7 L TD27
直4 3.2 L QD32
直4 1.6 L NA16S
直4 2.0 L NA20
直4 2.0 L KA20DE
変速機4AT/5MT
車両寸法
ホイールベース2,515/2,335 mm
全長4,460/4,690 mm
全幅1,695 mm
全高1,930 - 1,980 mm
その他
姉妹車いすゞ・エルフ100(初代)
日産ディーゼル・コンドル(1t系・初代)
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アトラス10

1992年(平成4年)1月 - F23系にモデルチェンジ
搭載エンジンは、TD23型、TD27型ディーゼルと、NA16S型、NA20型ガソリンの計4種。キャッチコピーは「この国を運びたい」。イメージキャラクターには加山雄三が起用されている。

1995年(平成7年)

6月 - マイナーチェンジ。
フロントグリルのデザインを変更。TD23型ディーゼルエンジンをTD25型に変更。日産ディーゼル販売向け「コンドル」1 - 1.5トン系を新設定、通称は「コンドル次郎」。いすゞ自動車に「エルフ100」としてOEM供給を開始。

8月 - ガソリンエンジンのNA16S型が廃止される。


1997年(平成9年)8月 - 新しいディーゼルエンジンQD32型を追加。

1999年(平成11年)6月1日 - マイナーチェンジ。
フロントグリルバンパーの形状変更など、内外装の意匠変更がなされ、搭載ガソリンエンジンを直列4気筒 SOHC NA20SからDOHC KA20DE型に変更、直列4気筒OHVディーゼルのTD27型およびQD32型の3機種となる。また、1 tおよび1.25 t積みの2WD車を1.3 t積み車に統合。

2000年(平成12年)10月23日 - オーテックジャパンの手による、KA20型LPG仕様エンジンを搭載する「アトラスLPG」を追加。

2002年(平成14年)8月21日 - 一部改良。
CIを変更し、全車平成12 / 13年騒音規制に対応、パワーウインドウタコメーター等の標準装備、オートマチック車へのシフトポジションインジケーターの採用、リモートコントロールエントリーシステムのオプション設定した。


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