日清食品_THE_MANZAI
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日清食品
THE MANZAI
ジャンル
バラエティ番組 / 特別番組 / お笑い番組
演出藪木健太郎(フジテレビ)
出演者ビートたけし
ナインティナイン
岡村隆史矢部浩之
高島彩フリーアナウンサー
佐野瑞樹フジテレビアナウンサー
三宅正治(フジテレビアナウンサー)
福永一茂(当時フジテレビアナウンサー)
三田友梨佳(当時フジテレビアナウンサー)
ほか
ナレータージョン・カビラ(スペシャルナビゲーター)
製作
製作総指揮中嶋優一
プロデューサー朝妻一(フジテレビ)
森俊和(吉本興業
中嶋優一(CP・フジテレビ)
制作フジテレビ /
吉本興業(大会主催・制作協力)

放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間2011年12月17日 - 2014年12月14日
放送時間年1回(毎年12月)に放送
回数4
THE MANZAI
特記事項:
第1回は冠なし。第2回からは日清食品が特別協賛。
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『日清食品 THE MANZAI 年間最強漫才師決定トーナメント!』(にっしんしょくひん ザ・マンザイ ねんかんさいきょうまんざいしけっていトーナメント!)は、2011年から2014年まで開催されていた吉本興業が主催する漫才コンクール。また、決勝戦が年末にフジテレビ系列生放送されていたお笑い演芸特別番組

決勝大会の番組の正式タイトルは、2011年のみが『THE MANZAI 2011 年間最強漫才師決定トーナメント! 栄光の決勝大会』、2012年からは『日清食品 THE MANZAI 20○○(西暦年) 年間最強漫才師決定トーナメント! 栄光の決勝大会』となった。

2010年まで若手漫才師のコンテストとして行われていた『M-1グランプリ』(朝日放送テレビ朝日系列)の後継プロジェクトとして、1980年代に放送されていた『THE MANZAI』を復活させる形で開催された。2014年に本大会は終了し、2015年からはテレビ朝日系列で『M-1グランプリ』が再び開催され、漫才のコンテストはそちらに移行された。

同年から『THE MANZAI マスターズ』が放送され、1980年代の『THE MANZAI』のように漫才師が一堂に会する祭典的な番組として、収録放送となり、コンテスト的なものとしては、主催者が推薦した若手・中堅の漫才師が『マスターズ』本編への出演権をかけて行う『THE MANZAIプレマスターズ』が放送の直前に関東ローカルで放送されている。

2023年からは同局で結成16年以上が対象の『THE SECOND ?漫才トーナメント?』が放送されている。
概要

1980年代に漫才ブームを巻き起こしたネタ見せ番組『THE MANZAI』を復活させる形で開催される。これまで同番組は、2001年に『THE MANZAI2001 ヤングライオン杯』として復活放送されたが、エントリー形式で本格的に優勝者を決める大会として開催するのは初である[1]2011年1月に、フジテレビ側が、M-1グランプリなどの大会運営のノウハウを持つ吉本興業に話し合いを持ちかけ、開催する運びとなった。「ネタブームが一段落し、お笑い芸人にとって最も大切なネタという部分をいかに盛り上げていくか」というフジテレビ側の思いに吉本興業が賛同した形だった[2]。2012年から日清食品が冠スポンサーとして名が入る。

M-1グランプリと同じく、発案者である島田紳助[注 1]が大会審査委員長を務める予定だったが[2][3][4]、紳助が自らの不祥事を理由に2011年8月23日に芸能界を引退。この影響で一時、計画が白紙になったと報じられたが[5]、その後、2011年10-11月に行われる本選サーキットと12月の決勝は当初の予定通り開催される事が発表された[6]。司会は『FNS27時間テレビ めちゃ2デジッてるッ! 笑顔になれなきゃテレビじゃないじゃ?ん!!』においての紳助による指名でナインティナインに決まった[7][8]。また、紳助に替わる大会の顔として、かつてコンビとして『THE MANZAI』のすべての回に出演したビートたけしが大会最高顧問を担当[9]することになり、「オレたちひょうきん族」のたけしと、「めちゃ×2イケてるッ!」のナイナイという、新旧の土曜8時の顔が司会を担当することになり、決勝大会の審査委員長については空席となった。

過去の吉本興業主催の演芸コンテストとは異なり、優勝しても賞金は贈呈されないが、代わりに冠番組(後述)が贈られた。
出場資格

出場資格は主に以下の二つ。

プロの漫才師であること年齢・芸歴・所属事務所の制限はない。逆に、アマチュア・劇団員の参加は不可となる[注 2]

2人組以上のユニットであること[注 3]1人(ピン芸人)の参加は不可となる。

エントリー方法は、エントリー期間内に指定のエントリー用紙に必要事項を記入し、事務局宛に郵送する。参加費は2000円。ただし、前年度の認定漫才師は参加費は免除となる。
予選・本戦
1回戦・2回戦

6月から8月にかけて予選(1回戦・2回戦)を開催。1回戦は東京札幌大阪名古屋広島福岡の6地区で随時行い、300組を選出。大阪・東京で2回戦をその300組で行う。

2回戦までの予選で、50組の認定漫才師を選抜。認定漫才師は「本戦サーキット」(後述)へ出場する。認定漫才師には特典として次回大会のシード権が与えられ、1回戦が免除。また、エントリー代の支払いも不要となる。

また、認定漫才師に選抜された芸人には、裏面にそれぞれコンビ名が記された番組特製の認定バッジが贈呈される[注 4]
本戦サーキット

本戦サーキットとは、12月に開催される決勝大会の進出者を決定するためのサーキットで、いわゆる準決勝に相当する。このサーキットにより、認定漫才師の中から決勝進出者を選出する。決勝進出枠は、第1回大会は16組、第2回大会以降は12組となっている。

本戦サーキットは10月から11月にかけて5回開催され、認定漫才師はいずれかのサーキットに計2回出場する。各サーキット会場では、毎回20組が出場しネタを披露する。

サーキットでは5人の審査員が100点満点方式で審査を行い、認定漫才師に順位をつける。その順位に応じて認定漫才師にはサーキットポイントが振り分けられる。本戦サーキット全行程終了後、2回のサーキットポイントの合計によってサーキットランキングを決定。ランキング上位の芸人には大会最高顧問のビートたけしからガラス板に封入された招待状が贈られ[注 4]、決勝大会に出場する。

サーキットポイント表順位1位2位3位4位5位6位7位8位9位10位11位12位13位14位15位16位17位以下
ポイント201614131211109876543210

また、サーキットランキング12位?20位(第1回大会のみ16位?25位)に入った認定漫才師(9?10組)は『ワイルドカード決定戦』に進出。ワイルドカード決定戦はサーキットランキング下位の組から順にネタを披露し、審査によって順位を決定。1位になった芸人が決勝進出となる。

もしサーキットランキングが2組以上同率となった場合は、以下の方法で順位を決定していく。
5回の本戦サーキットでの最高順位が高い組を上位とする。

5回の本戦サーキットのいずれかで直接対決していた場合は、順位が高い組を上位とする。

上記1、2のどちらかでも決まらなかった場合は抽選により上位を決定する。

決勝大会

決勝大会の審査方法は、グループごと(ファイナルラウンドを含む)のコンビに対する計10票の記名投票制となる。その内容は以下の2種。

プロ審査員9名が一番面白かった1組に投票する9票


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