日比谷図書文化館
Hibiya Library&Museum
日比谷図書文化館 正面全景(2012年1月)
北緯35度40分18.4秒 東経139度45分16.2秒 / 北緯35.671778度 東経139.754500度 / 35.671778; 139.754500建物外観(2016年)
千代田区立日比谷図書文化館(ちよだくりつ ひびやとしょぶんかかん)は、東京都千代田区日比谷公園内にある公共図書館。2009年7月1日付けで東京都から千代田区へ移管され、2011年11月4日に開館した[2][3]。
かつては東京市立日比谷図書館、後には東京都立日比谷図書館として、東京市・東京都の図書館活動の中心を担っていた。
概要
開館時間
平日:10時 - 22時
土曜日:10時 - 19時
日曜日・祝日:10時 - 17時
閉館日 - 主に第3月曜日
館内施設
4階[4]
スタジオプラス(小ホール)
セミナールーム AB(会議室)
特別研究室
特別研究席
授乳室
2 - 3階
図書フロア
1階
受付、コンシェルジュ
常設展示室
特別展示室
カフェ、ショップ
地下1階
日比谷コンベンションホール(大ホール)
レストラン
沿革
開館と被災初代日比谷図書館。1908年。三橋四郎設計。
1908年(明治41年)11月、東京市立日比谷図書館として開館。当時の建物は三橋四郎設計のアールヌーボー様式で、鹿島組が施工、2万5000冊の貸出本を所蔵していた[5]。閲覧は有料であった[6]。以後、東京市立図書館の中心館としての機能を果たす。
1923年(大正12年)9月1日の関東大震災では閲覧室等が破損したものの倒壊を免れ、11月1日から平常通り開館した。1927年(昭和2年)には蔵書が10万冊に達している[6]。
@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}この当時の図書館は木造部分があり、関東大震災でも一部が破損したままであったために1934年(昭和9年)に建て直しが決まった。しかし、日中戦争の開始により、50トン以上の鉄筋を用いる施設の建設が原則禁止されたこともあり、図書館再建のための起債も物資利用も政府によって禁じられたため、改築は困難となった。