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出典検索?: "日本農産工業"
日本農産工業株式会社
Nosan Corporation本社が入居する横浜ランドマークタワー
(2014年9月撮影)
種類株式会社
市場情報東証1部 2051
2009年12月14日上場廃止大証1部(廃止) 2051
2009年12月14日上場廃止
略称ノーサン、NOSAN
本社所在地 日本
〒220-8146
神奈川県横浜市西区みなとみらい二丁目2番1号
横浜ランドマークタワー46階
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度27分18.3秒 東経139度37分52.9秒 / 北緯35.455083度 東経139.631361度 / 35.455083; 139.631361座標: 北緯35度27分18.3秒 東経139度37分52.9秒 / 北緯35.455083度 東経139.631361度 / 35.455083; 139.631361
設立1931年8月6日
日本栄養食料株式会社
業種食料品
法人番号6020001015642
事業内容畜産・水産飼料、食品製造
代表者岡本康治(代表取締役社長)
資本金74億1,149万円
売上高1807億6600万円
(2023年3月期)[1]
営業利益▲11億1600万円
(2023年3月期)[1]
経常利益▲2億9700万円
(2023年3月期)[1]
純利益5億8900万円
(2023年3月期)[1]
総資産750億9200万円
(2023年3月期)[1]
従業員数連結:851名
(2022年3月31日現在)
決算期3月31日
主要株主三菱商事 100%
主要子会社房総ファーム(株) 100%
(株)ジャパンフィード 60%
ペットライン(株) 100%
外部リンクwww.nosan.co.jp
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日本農産工業株式会社(にほんのうさんこうぎょう、Nosan Corporation)は、神奈川県横浜市に本社を置く、日本の飼料・食品メーカー。愛称「NOSAN」。 全国農業協同組合連合会(全農)系列に属さない、配合飼料の大手メーカー。 飼料以外の事業では、食品事業として、1976年に発売し、東八郎が出演したCMが人気となった鶏卵「ヨード卵・光」が広く知られる。後に、CMには渡辺えり子(現・渡辺えり)、Mr.オクレ、渡瀬恒彦、板東英二が起用されたが、2012年現在は放送されていない。 三菱商事系列であり、従前より筆頭株主として20%超の出資を受けていたが、2007年5月から6月にかけて三菱商事は株式公開買付けを行って日本農産工業の過半数の株式を取得し、三菱商事の連結子会社となる[2]。2009年12月に三菱商事の完全子会社となった。かつて、東京証券取引所、大阪証券取引所、名古屋証券取引所各市場第一部に上場していた。 2007年3月期の連結売上構成は、飼料事業78%、食品畜産事業12%、ペットフード・飼料添加物等(社内ではライフテック事業と呼称)9%、その他の事業1%となっている。 企業博物館として、茨城県つくば市の研究開発センター内に、和鶏(日本在来種のニワトリ)に関する博物館「和鶏館」を開いている。
概要
沿革
1931年8月 - 横浜市神奈川区新浦島町に日本栄養食料株式会社として設立
1942年3月 - 日本農産工業株式会社に商号変更
1959年1月 - 東京証券取引所市場第一部に上場
1961年10月 - 大阪証券取引所市場第一部に上場
1967年2月 - 名古屋証券取引所市場第一部に上場
1970年10月 - 日本蛋白飼料株式会社を合併
1971年12月 - 東急エビス産業株式会社、菱和飼料株式会社を合併
1984年9月 - 本社を横浜市西区北幸に移転
1993年7月 - 本社を横浜市西区みなとみらいに移転
2003年9月 - 名古屋証券取引所市場第一部の上場を廃止
2007年6月 - 株式公開買付けにより三菱商事株式会社の連結子会社となる
2009年12月 - 三菱商事株式会社の完全子会社となる
事業所
本社・技術センター
本社(神奈川県横浜市)
畜産技術センター(茨城県つくば市)
水産技術センター(静岡県袋井市)
飼料工場
塩釜工場(宮城県塩竈市)
知多工場(愛知県知多市)
水島工場(岡山県倉敷市)
志布志工場(鹿児島県志布志市)
主要事業
畜産飼料事業
水産飼料事業
食品事業
ペットフード事業
ヨード卵・光ヨード卵・光
日本農産工業を代表する「ヨード卵・光(ヨードらん・ひかり)」という商品がある。1976年に発売を開始し、40年以上にわたるロングセラー商品にまで成長している[3]。発売時は首都圏限定商品であったが、2020年現在、日本のスーパーマーケットの8割強で販売されているブランド卵である[4]。
日本農産工業は元々飼料メーカーであることから、その長年の研究から生かした品質とおいしさにこだわる卵を作るために、鶏にトウモロコシ、大豆の油粕、魚粉や海藻を粉末にしたものなど、人間の栄養に必要な原料をブレンドした特殊なエサを配合させている。また他の養鶏場とは違い、衛生面を考えた特殊な隔離された場所で飼育し、徹底した管理の下で雛から鶏に成長させ、産卵された卵にはパッケージに「光」と書かれたシールを貼り、信頼と安全性をアピールしている[5]。
以前はテレビCMを放映したり、たまごボーロ・卵酒などヨード卵・光を使った加工食品を複数展開したりしていたが、2020年現在はCMの放映は行っておらず、加工食品は温泉たまご・マヨネーズ・フリーズドライのスープなど品数を絞っている[4]。