.mw-parser-output ruby.large{font-size:250%}.mw-parser-output ruby.large>rt,.mw-parser-output ruby.large>rtc{font-size:.3em}.mw-parser-output ruby>rt,.mw-parser-output ruby>rtc{font-feature-settings:"ruby"1}.mw-parser-output ruby.yomigana>rt{font-feature-settings:"ruby"0}日(に)本(ほん)語(ご)
元暦校本万葉集
日本語の表記体系に沿って日本語という語を記した例
発音IPA:
[n?iho???o?][1]
[n?iho???o?][2]
[n?ip?po???o?](まれ)[3]
[n?ip?po???o?](まれ)[2]
話される国 日本
地域 パラオアンガウル州
民族日本人(大和民族、アイヌ、琉球民族を含む)
話者数約1億2,500万人[4]
または
約1億2,700万人[注釈 1]
言語系統日琉語族(孤立した言語で論争あり。詳細は日本語の起源を参照。)
初期形式上代日本語
中古日本語
中世日本語
近世日本語
標準語標準語
方言日本語の方言
表記体系仮名(平仮名(ひらがな)・片仮名(カタカナ))
漢字
点字
公的地位
公用語 日本(事実上)
パラオ[注釈 2]
統制機関 文化庁 文化審議会 国語分科会
注意: この表にはユニコードで記述されたIPA発音記号が含まれているかもしれません。
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日本語(にほんご、にっぽんご[注釈 3])は、日本国内や、かつての日本領だった国、そして国外移民や移住者を含む日本人同士の間で使用されている言語。日本は法令によって公用語を規定していないが、法令その他の公用文は全て日本語で記述され、各種法令[注釈 4]において日本語を用いることが規定され、学校教育においては「国語」の教科として学習を行うなど、事実上日本国内において唯一の公用語となっている。
使用人口について正確な統計はないが、日本国内の人口、及び日本国外に住む日本人や日系人、日本がかつて統治した地域の一部住民など、約1億3,000万人以上と考えられている[10]。統計によって前後する場合もあるが、この数は世界の母語話者数で上位10位以内に入る人数である[11]。
また第一次世界大戦後(日独戦争)、当時ドイツ帝国の植民地であった現在のパラオ共和国は戦勝国の日本に委任統治(南洋諸島を参照)されることとなったため、現在も一部地域で日本語を公用語と定めている。 日本語の音韻は、「っ」「ん」を除いて母音で終わる開音節言語の性格が強く、また標準語(共通語)を含め多くの方言がモーラを持つ。アクセントは高低アクセントである。 なお元来の古い大和言葉では、原則として 文は、「主語・修飾語・述語」の語順で構成される。修飾語は被修飾語の前に位置する。また、名詞の格を示すためには、語順や語尾を変化させるのでなく、文法的な機能を示す機能語(助詞)を後ろに付け加える(膠着させる)。
特徴
「ら行」音が語頭に立たない(しりとりで『ら行』で始まる言葉が見つけにくいのはこのため。『らく(楽)』『らっぱ』『りんご』『れい(礼)』などは大和言葉でない)
濁音が語頭に立たない(『だ(抱)く』『どれ』『ば(場)』『ばら(薔薇)』などは後世の変化)
同一語根内に母音が連続しない(『あ お(青)』『かい(貝)』は古くは『あを /awo/』, 『かひ /kapi/』)