日本誕生
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この項目では、日本映画について説明しています。

日本テレビ系列で1970年に放送されたテレビアニメについては「日本誕生 (テレビアニメ)」をご覧ください。

ドラえもん」の映画作品については「ドラえもん のび太の日本誕生」をご覧ください。

日本誕生
The Three Treasures[出典 1]
ポスター
監督

稲垣浩(本編)

円谷英二(特撮)

脚本

八住利雄

菊島隆三

製作

藤本真澄

田中友幸

出演者

三船敏郎

司葉子

音楽伊福部昭
撮影

山田一夫(本編)

有川貞昌(特撮)

編集平一二
製作会社東宝[4][5]
配給 東宝[4][6]
公開 1959年11月1日[出典 2][注釈 1]
上映時間182分[出典 3][注釈 2]
製作国 日本
言語日本語
製作費2億5,000万円[12]
配給収入3億4,432万円[13][注釈 3]
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『日本誕生』(にほんたんじょう[4])は、1959年昭和34年)11月1日[15]公開の日本映画[7]。製作、配給は東宝[3]カラー[注釈 4]東宝スコープ[出典 4]。監督は稲垣浩、主演は三船敏郎

併映作品は『燃える聖火』(日本映画社製作・東宝配給)[3]
概要

東宝映画1,000本目の記念作品として、三船敏郎をはじめとする豪華キャストで製作された大作オールスター映画[出典 5][注釈 5]。東宝オールスターのほか、手力男命役として横綱朝汐が出演したことでも話題になった[17]

古事記』『日本書紀』などに基づいた日本創世の物語の映像化作品である[出典 6]。物語は、小椎命(日本武尊)を主人公としつつ、合間に太古の神々の物語を挿入した二重構造となっている[17][1]

単なる神話の映像化ではなく、登場人物に現代的な喜怒哀楽の表現を加味させた人間ドラマとして描いている[17][21]。監督の稲垣浩は、神代を研究しても想像で描くしか手がなかったといい、神話時代の祖先を血の通った人間として描くことを掲げていた[17]

上映時間が180分と長かったため、途中に休憩が入った。

1959年7月4日に宣伝行事として、霧島神宮の御神火を拝受して、スクーターで東宝撮影所の岩戸神楽セットまで運ぶ御神火リレーが開催され、20日間かけて完走した[22]

2005年には稲垣の生誕100周年を記念し、他の名作も含めてニュープリントで再上映された。
あらすじ

語り部の媼が話す伊邪那岐伊邪那美の両神の国産みを中心に日本神話の幻想的な映像から始まり、主題である日本武尊の物語に入る。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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