日本紙パルプ商事株式会社
JAPAN PULP AND PAPER COMPANY LIMITED種類株式会社
市場情報東証プライム 8032
日本紙パルプ商事株式会社(にほんかみパルプしょうじ)は、京都を発祥地(第3代中井三郎兵衛創業)とする東京都中央区に本社を置く紙専門商社である。
同社の売上高は5354.95億円(2018年)で[2]、米Veritiv Corporation (net sales: $8.7B、2018年)、米Central National-Gottesman (revenue: $6.0B、2018年)に次ぐ売上高世界3位の紙商グループである。 近年では古紙再資源化やバイオマス発電・太陽光発電等にも積極的に取り組むなど、事業の多角化を推進している。 1845年(弘化2年)、当時の三越=「三井越後屋呉服店」で番頭をしていた中井三平(中井三郎兵衛 (3代))[3]が独立し、京都にて和紙商「越三商店」として設立された。この時、丸に越の暖簾(現在の三越のロゴマーク)の使用を同族以外で特別に認められた。 1859年(安政6年)には、「丸に井桁三」の暖簾(現在の三井グループのシンボルマーク)[4]の使用も特別に許されている。 1870年(明治3年)、息子(養嗣子)の中井慈眼(中井三郎兵衛 (4代))[5]に越三商店の経営を譲った中井三平は、かつての主家である三井家総領家八代 三井八郎右衞門高福に請われ、三井家大元方[6]総元締などの要職に就任し、三井銀行(現在の三井住友銀行)や三井物産の設立に深く関与した。特に、三井銀行では副長を務め、三野村利佐衛門や中上川彦次郎を支えた。1898年(明治31年)、前田製紙合名会社(現・日本製紙釧路工場)へ出資するなど国の殖産興業に協力した。 三井グループ綱町三井倶楽部所属。 王子製紙、日本製紙など国内製紙メーカーの販売代理店事業の他、製紙製造から古紙リサイクルに至るまで幅広い事業を行っている。
概要
事業所所在地
国内主要事業所
本社
東京都中央区勝どき三丁目12番1号 フォアフロントタワー
支社
関西支社 - 大阪市中央区瓦町一丁目6番10号
中部支社 - 名古屋市中区丸の内三丁目22番24号 名古屋桜通ビル12階
京都営業部 - 京都市中京区三条通東洞院西入梅忠町22番地
九州支社 - 福岡市博多区博多駅前三丁目2番1号 日本生命博多駅前ビル9階
北日本支社東北営業部 - 仙台市青葉区中央四丁目6番1号 住友生命仙台中央ビル3階
北日本支社北海道営業部 - 札幌市中央区北2条西1丁目1番地 マルイト札幌ビル4階
海外グループ拠点