日本盛株式会社
NIHONSAKARI CO.,LTD.日本盛・本社工場(兵庫県西宮市)
種類株式会社
市場情報非上場
本社所在地 日本
〒662-8521
兵庫県西宮市用海町4番57号
設立1889年
業種食料品
法人番号3140001069869
事業内容清酒その他酒類の製造並びに販売、化粧品の販売
代表者森本 太郎(代表取締役社長)
資本金1億円
売上高132億3000万円
(2019年03月31日時点)[1]
営業利益2億0800万円
(2019年03月31日時点)[1]
経常利益2億4700万円
(2019年03月31日時点)[1]
純利益▲7600万円
(2023年3月期)[2]
純資産54億6600万円
(2023年3月期)[2]
総資産102億1600万円
(2023年3月期)[2]
従業員数169名(2023年3月31日時点)
決算期3月期
主要子会社株式会社NSE
豊和産業株式会社
外部リンクhttps://www.nihonsakari.co.jp/index.shtml
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日本盛株式会社(にほんさかり、Nihonsakari Co.,Ltd. )は、本社を兵庫県西宮市用海町に置く、日本の酒造会社、ならびに同社が発売する酒造ブランドである。
灘五郷の一角を担うメーカーで、大関、白鹿などと並ぶ、日本酒の一大産地西宮市の酒造メーカー。日本酒の生産技術で培われたノウハウを生かし、「米ぬか美人シリーズ」などの化粧品事業や健康食品事業などの分野にも進出している。
ブランドステートメントは「もっと、美味しく、美しく。」。 紅野善三郎 平成14酒造年 - 29酒造年[9] キャッチコピーは「日本盛はよいお酒」。1961年から放送され、のぶひろしが作詞した。「サカリちゃんの歌」の曲名でペギー葉山が歌ったフルコーラスバージョンが2019年発売のCD『五木寛之作詞作品集 歌いながら歩いてきた 歌謡曲から童謡、CMソング、合唱曲まで』に収録されている。1980年代から旧・大阪中央郵便局近くのビルの屋上に横長のネオンサインを設置していた(JR神戸線の車窓から見ることができた)。かつてはこのネオンサインにカップ酒や、横を向いた徳利が笑っているなどのマークも入っていた。 ※放送年順。
沿革
1888年(明治21年) - 青年有為会が発足。
1889年(明治22年) - 西宮企業会社を設立[3]
1893年(明治26年) - 株式会社に変更[3]。
1896年(明治29年) - 西宮酒造株式会社に改称する[3]。営業の目的は「酒類製造売買及び精米製樽樽丸売買」[4][5]。
1897年(明治30年) - 日本盛の商標を譲受登し、「日本盛」印、「惣花」印で初出荷。
1913年(大正2年) - 宮内庁御用酒「惣花」の詰元となる。
1915年(大正4年) - 大正天皇の即位式に、「日本盛」が御用酒として納入される。その後、1928年(昭和3年)に昭和天皇の即位式の時も御用酒として納入される[6]。
1936年(昭和11年) - 大阪市に「日本盛酒坊」を開設。
1945年(昭和20年) - 戦災で、建物の90%を消失にともない、醸造期までに1蔵を急造する。
1953年(昭和28年) - 東京駅名店街に「酒坊日本盛」を開店。
1965年(昭和40年) - 社旗、社章を制定。
1980年(昭和45年) - 新製品PET容器詰清酒を業界で初めて発売した[6]。
1983年(昭和53年) - 焼酎製造免許を取得、焼酎製造にも進出。
1987年(昭和62年) - 「米ぬか美人」洗顔料を発売、化粧品業界に進出。
1989年(平成元年) - 創業100年を迎える。
1995年(平成7年) - 阪神・淡路大震災により本社の施設が被害を受ける。
2000年(平成12年) - 創業111年を機に社名を日本盛株式会社に変更[3]。また、「日本盛酒蔵通り煉瓦館」を開業。
2009年(平成21年) - 創業120年を機に、「もっと、美味しく、美しく。」をブランドメッセージとして制定。
歴代社長
有岡太一郎
森本甚兵衛
伊藤米蔵
伊藤保平
伊藤精三
森本省三
八馬理
森本直樹
森本太郎
事業所
本社・工場・近畿支店
〒662-8521 兵庫県西宮市用海町4-57
札幌営業所
〒064-0807 北海道札幌市中央区南7条西2-1-3 リバーサイドビル5階501号室
仙台営業所
〒980-0014 宮城県仙台市青葉区本町2-1-8 第一広瀬ビル5階
東京支店
〒104-0033 東京都中央区新川2-12-15 ヒューリック八丁堀ビル8階
東海支店
〒422-8043 静岡県静岡市駿河区中田本町17-10 鈴木ビル2階208号室
名古屋営業所
〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄1-15-6 サカエ・ミヤシタビル1階
福岡営業所
〒812-0042 福岡県福岡市博多区豊1-5-13 福岡NSビル508号室
商品
日本酒
日本盛
惣花(純米吟醸)
晩酌
晩酌・晩酌 辛口・晩酌 香り生貯蔵酒
糖質ゼロプリン体ゼロ
300mlカップ商品
超盛・生貯蔵酒300しぼりたて
上撰サケパックシリーズ
すきっと冷酒(春・夏限定)
飲食店専用商品
灘の粋・おおさか盛(大阪府限定)
2017年のプロ野球シーズンから、阪神甲子園球場のスタンドで「しぼりたて生原酒」のサーバー売りを実施している。
灘の生一本純米酒
ライスワイン
セボンクール ※1977年発売。宣伝ではライスワインとして紹介されたが正式には低濃度清酒のひとつである。現在は販売せず[7]。
リキュール類
サムライロック
梅酒
化粧品・健康食品
米ぬか美人(化粧品シリーズ)
NS-K(化粧品シリーズ)
植物生まれの酵素
甘酒(例:もち麦と糀のけんこう甘酒[8])
すっぽん高麗人参(ほかサプリメント)など
受賞歴
全国新酒鑑評会
「日本盛」金賞受賞 - 平成29年受賞
CM
CM出演者
千葉真一(1970 - 1971年) - 日本盛 ※CMディレクターは大林宣彦
長門裕之・南田洋子夫妻(1971年)
リンダ・カーター(1979年)※ライスワイン『セボンクール』[10]
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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