日本生命保険
[Wikipedia|▼Menu]

日本生命保険相互会社
Nippon Life Insurance Company

日本生命保険相互会社本店本館
種類相互会社
略称日本生命、日生(ニッセイ、NISSAY)
本店所在地 日本
541-8501
大阪府大阪市中央区今橋三丁目5番12号
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度41分28秒 東経135度30分5秒 / 北緯34.69111度 東経135.50139度 / 34.69111; 135.50139
設立1889年明治22年)7月4日
(有限責任日本生命保険会社)
業種保険業
法人番号3120005007273
金融機関コード9820
代表者筒井義信代表取締役会長
清水博(代表取締役社長兼社長執行役員
三笠裕司(代表取締役副社長執行役員)
藤本宣人(代表取締役副社長執行役員)
朝日智司(代表取締役副社長執行役員)
資本金1兆4,500億円
(基金総額、2021年8月3日[1]
売上高連結:8兆3,568億円
(2022年3月期)
営業利益連結:8,721億円
(2022年3月期)[2]
経常利益連結:5,354億円
(2022年3月期)
純利益連結:3,467億円
(2022年3月期)
純資産連結:8兆530億円
(2022年3月期)
総資産連結:88兆3,819億円
(2022年3月期)
従業員数単体:76,792人
(2021年3月31日現在)[3]
決算期3月31日
主要子会社関連企業の項目を参照
関係する人物弘世助三郎
弘世現
鴻池善右衛門
外部リンク公式サイト
特記事項:経営指標はすべて2019年度の数値。同社の公表資料「2019年度業績の概要 (PDF) 」による。
テンプレートを表示

日本生命保険のデータ
種類相互会社
保険料等収入(連結)5兆7,193億円
保有契約高(個人)179兆1,205億円
(団体)126兆8,665億円
SM比率1,047.5%
格付けAA(R&I)、A+(S&P)、A1(ムーディーズ
安全性指標の項目を参照
特記事項:
すべて2020年3月期決算の数値。同社の公表資料「2019年度業績の概要 (PDF) 」による。
テンプレートを表示

日本生命保険相互会社(にほんせいめいほけん、英語: Nippon Life Insurance Company)は、大阪府大阪市中央区に本店を置く日本の生命保険会社。通称は日本生命、略称は日生(ニッセイ、NISSAY[注 1])。保有契約高・保険料収入・総資産で日本最大手である。
概要

1889年に創業した、日本で3番目に古い生命保険会社である。1899年に保有契約高が業界首位となり、現在までこれを保持している[4]。会社形態は相互会社であり、株式会社ではない。2010年4月に、それまで相互会社であった第一生命保険が株式会社化したものの、日本生命は株式会社に転換する考えはないと説明している[5]

2021年3月現在、日本生命の投資先は公社債 (36.1%)、株式 (14.5%)、外国証券 (29.2%)、貸付金 (10.2%)、不動産 (2.3%)などとなっている[6]

現在のスローガンは、「今日と未来を、つなぐ。」(2021年 - )。2014年度については創業125周年にちなみ、「あなたの”いまとみらい”に安心を。」も使われている。それ以前は「ずっと支える。もっと役立つ。」、「みらい創造力で、保険は進化する。」(2012年4月 - 2015年3月)、「”大切な人を想う”のいちばん近くで。」(使用時期不明)、「新しい豊かさを提案するNISSAY」(創業100周年時)などが使われていたが、CI導入前の1989年までは「保障から年金まで生活保険の日本生命」が長らく使われた。
経営状態
おもな収益源

経常収益(株式会社でいう売上高)は、7兆2,936億9,500万円(連結)。内訳は、保険料収入5兆3,371億1,800万円(同)、資産運用収入1兆7,739億5,100万円(同)、その他雑収1,826億2,500万円(同)などである。収益のうちに占める保険料収入の割合は概ね73%である[6]
健全性指標

AA(保険金支払能力格付、
R&I[6]

A+(保険財務力格付、S&P[7]

A1(保険財務格付、ムーディーズ[7]

資産規模東京本部日比谷ビル(日生劇場
総資産など

資産規模

総資産 - 連結:70兆6,079億円(2016年3月期)[6]

資産運用益:1兆7,739億5,100万円


機関投資家としての日本生命

日本生命は日本の民間で、最大の機関投資家である。日本生命のメインバンク三菱UFJ銀行(旧三和銀行。日本生命は三和グループの社長会である三水会には所属しているが[8]みどり会には所属していない)だが、その資本力、規模から実質的には「銀行系に属さない機関投資家」とみなされている。

長年の蓄積から、2014年現在、日本で上場している企業のうち、601社で上位10位までの株主であるとされる(全上場企業3,733社のうち約2割)[9]

1980年代後半時点では、上場企業1,806社(当時)のうち、69社の筆頭株主、432社で上位5位までの株主、約750社で上位10位までの株主であった[10]。こうしたことから、バブル時代には日本経済新聞から「日本株式会社の静かなる大株主」とあだ名された[10]。なおバブル崩壊以降は、リスク資産の圧縮のため売却を進め、2003年時点では、日本で発行されている株式総数の2.3%、3,000銘柄(うち上場銘柄2,150)を保有していたと報道されている[11]

筆頭株主となっている企業は、三菱UFJフィナンシャル・グループ東洋紡帝人クボタ近鉄グループホールディングス阪急阪神ホールディングス南海電気鉄道京浜急行電鉄京王電鉄サッポロビール武田薬品工業アステラス製薬第一三共田辺三菱製薬島屋TBSホールディングステレビ東京ホールディングスなど。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:166 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef