日本漢字能力検定
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日本漢字能力検定
英名 The Japan Kanji Aptitude Test
略称漢字検定・漢検
実施国 日本
資格種類民間資格[注釈 1]
分野教養・教育
試験形式筆記・CBT
認定団体日本漢字能力検定協会
認定開始年月日1975年(昭和50年)
等級・称号1級 - 10級
公式サイトhttps://www.kanken.or.jp/
ウィキプロジェクト 資格
ウィキポータル 資格
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日本漢字能力検定(にほんかんじのうりょくけんてい)は、公益財団法人日本漢字能力検定協会が実施する漢字(日本の国字も含む)能力に関する検定である。一般に漢字検定(かんじけんてい)または漢検(かんけん)と呼ばれる。

以前は文部科学省が後援していたが、現在は後援していない。 ※2024年度より文部科学省後援になる(2024年2月1日協会ホームページ、重要なお知らせ)。
概要

1975年昭和50年)開始。認定級は15級から5段までの20段階あった。

1992年平成4年)、当時の理事長大久保昇の働きにより、文部省(現・文部科学省)の認定の資格となる。これに伴い、認定級を7級 - 2級・準1級・1級の8段階に整理された。

本検定を単位認定や入学優遇に使用する高等学校短期大学大学が増えてきたことにより最近では広く知られるようになってきた。また、本検定を重要視している企業もある。

文部科学省の認定制度廃止により、後に後援となった。しかし、2008年平成20年)に発覚した漢検協会事件に端を発した一連の不祥事が考慮され、後援が取り消された。2024年度から、漢検や文章検等漢検協会が主催する4事業について再び後援となることになった。

2008年(平成20年)度には延べ2,893,071人が受検し、近年では受検者数において実用英語技能検定をしのぐまでになった。ただし本検定の場合、同じ受検者が同試験日内に連続する4つまでの級を受検することが可能であり、また1級を中心に、一度ある級に合格しても繰り返して同一級を受ける受検者(リピーター)が存在する[注釈 2]ので、実質の受検経験者数は(延べ人数)受検者数よりかなり少ない。これは取得そのものが主目的となる他の多くの検定とは異なる特徴である。リピーター受験者が同じ級を何度も受験する理由は、出題されるあらゆる問題を知りたいという探究心や、漢字についての知識維持が目的であると考えられる。

最近では日本に渡ってきた外国人が、日本語漢字学習の一環として10級から受けるケースもある。

1級のレベルでは、本検定以外での使用例が非常に少なく一般の漢和辞典にも載っていない読み(常用漢字の表外の読みも含む)[注釈 3]や、熟字訓当て字も出題されている。

他の漢字能力に関する検定・大会

一般財団法人・日本漢字習熟度検定協会主催 漢字習熟度検定(略称は『漢熟検』。かつては『漢熟』、『新漢検』)

一般財団法人・日本ビジネス技能検定協会主催 漢字能力検定試験(受験者の多くは学校法人大原学園専門課程に在学の生徒)

大分合同新聞主催・旺文社協賛 大分合同漢字博士認定大会(毎年8月に開催)

漢字同好会とんぼのことば主催 漢字の鉄人テスト・鬼蜻?(毎年8月に開催)


かつて存在した漢字能力に関する検定・大会

学文社・日本漢字検定協会主催 漢字検定大会(毎年9月または10月に開催されていた)

東京漢字検定協会主催 漢字検定試験

写研主催漢字読み書き大会(後に日本語と遊ぼう会に変更)

毎日新聞社・漢字実務検定協会主催 漢字実務検定


検定級
レベル・程度

級レベル[注釈 4]程度
1級大学・一般程度、対象漢字数約6000字常用漢字を含めて、約6000字の漢字(JIS第一・第二水準を目安とする)の音・訓を理解し、文章の中で適切に使える。
準1級大学・一般程度、対象漢字数2994字常用漢字を含めて、2994字の漢字(JIS第一水準を目安とす)の音・訓を理解し、文章の中で適切に使える。
2級高校卒業・大学・一般程度、対象漢字数2136字すべての常用漢字を理解し、文章の中で適切に使える。
準2級高校在学程度、対象漢字数1951字常用漢字のうち1,951字を理解し、文章の中で適切に使える。
3級中学校卒業程度、対象漢字数1623字常用漢字のうち約1,600字を理解し、文章の中で適切に使える。
4級中学校在学程度、対象漢字数1339字常用漢字のうち約1,300字を理解し、文章の中で適切に使える。
5級小学校6年生修了程度、対象漢字数1026字小学校第6学年までの学習漢字を理解し、文章の中で漢字が果たしている役割に対する知識を身に付け、漢字を文章の中で適切に使える。
6級小学校5年生修了程度、対象漢字数835字小学校第5学年までの学習漢字を理解し、文章の中で漢字が果たしている役割を知り、正しく使える。
7級小学校4年生修了程度、対象漢字数642字小学校第4学年までの学習漢字を理解し、文章の中で正しく使える。
8級小学校3年生修了程度、対象漢字数440字小学校第3学年までの学習漢字を理解し、文や文章の中で使える。
9級小学校2年生修了程度、対象漢字数240字小学校第2学年までの学習漢字を理解し、文や文章の中で使える。
10級小学校1年生修了程度、対象漢字数80字小学校第1学年の学習漢字を理解し、文や文章の中で使える。

領域
1級
読むことと書くこと

常用漢字の音・訓を含めて、約6000字の漢字の読み書きに慣れ、文章の中で適切に使える。

熟字訓当て字蒲公英烏賊 など)を理解していること

対義語、類義語、同音・同訓異字などを理解していること

国字を理解していること(怺える、毟る など)

地名・国名等の漢字表記倫敦維納など当て字の一種)を知っていること

複数の漢字表記について理解していること(鹽―塩、颱風―台風 など)

四字熟語・故事・諺


典拠のある四字熟語、故事成語・諺を正しく理解している。

古典的文章


古典的文章の中での漢字・漢語を理解している。

※約6000字の漢字は、JIS第二水準を目安とする。ただし、上記の出題範囲のうち、平成14年度第3回からは、「地名・国名等の漢字表記(当て字の一種)を知っていること」に関する問題が出題されなくなった。一方、動植物名その他の熟字訓・当て字の読みを問う問題は依然として出題されている。一般的には用いない難解な漢字や読みが多く出題される。
準1級
読むことと書くこと

常用漢字の音・訓を含めて、2994字の漢字の読み書きに慣れ、文章の中で適切に使える。

熟字訓、当て字を理解していること

対義語、類義語、同音・同訓異字などを理解していること

国字を理解していること(峠、凧、畠 など)

複数の漢字表記について理解していること(國―国、交叉―交差 など)

四字熟語・故事・諺


典拠のある四字熟語、故事成語・諺を正しく理解している。

古典的文章


古典的文章の中での漢字・漢語を理解している。

※2994字の漢字は、JIS第一水準を目安とする。1級同様、一般的には用いない漢字や読みが多く出題されるが、1級よりは比較的使用頻度の高いものが多い。2010年11月に常用漢字が196字増え、その全てが2級配当漢字となっているが、このうち168字は元準1級配当漢字である[注釈 5]


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