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日本敗れず
監督阿部豊
脚本館岡謙之助
製作阿部豊
製作総指揮田辺宗英
出演者早川雪洲、藤田進、山村聡
音楽鈴木静一
撮影横山実
編集後藤敏男
公開 1954年10月26日
上映時間102分
製作国 日本
言語日本語
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『日本敗れず』(にほんやぶれず)は、新東宝映画が1954年に製作した日本映画。2012年に株式会社ケイメディアからDVDが発売された。 終戦をめぐる閣議の攻防や、陸軍将校らによる玉音放送の音盤奪取を目指したクーデター事件「宮城事件」を描いた初の映画。戦前にハリウッドスターとなった国際派俳優の早川雪洲が、主人公の陸軍大臣を演じる。監督は同じくハリウッドで活躍し、戦後は新東宝で文芸作品に手腕を発揮した阿部豊で、プロデューサーも務めた。後に同じ題材を描いて二度映画化された『日本のいちばん長い日』とは異なり、戦時の庶民の姿に長く時間が割かれている。また、役名はすべて仮名で、決起将校の上下関係や被害者など事実関係は史実と異なる。制作当時の若手だった丹波哲郎や宇津井健が、決起将校役として出演している。 この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権を侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください 昭和20年夏、東京も相次ぐ大空襲に遭い、庶民が塗炭の苦しみを味わう中、陸軍省部内では若手将校たちが本土決戦の計画を練っていた。閣議でも総理や外相ら閣僚たちが講和を模索していた中、川浪陸相が強硬に反撃すべきことを主張し、膠着状態に陥る。しかし、御前会議でポツダム宣言受諾の聖断が下り、玉音放送の録音も行われる。血気にはやる青年将校たちは、天皇陛下の録音盤を手に入れようと近衛師団長を殺害し、偽の命令を発して宮城に突入する。 カッコ内はモデルとされる実在の人物の名前。
概要
あらすじ
スタッフ
監督:阿部豊
製作総指揮:田辺宗英
製作:阿部豊
脚本:館岡謙之助
音楽:鈴木静一
撮影:横山実
美術:進藤誠吾
編集:後藤敏男
配役
川浪陸軍大臣(阿南惟幾):早川雪洲
中田東部軍司令官(田中静壱):藤田進
総理(鈴木貫太郎):斎藤達雄
南郷外務大臣(東郷茂徳):山村聡[注釈 1]
米田海軍大臣(米内光政):柳永二郎[注釈 2]
新井軍事課長・大佐(荒尾興功):安部徹
竹田中佐(竹下正彦):沼田曜一
稲垣中佐(稲葉正夫):舟橋元
畑少佐(畑中健二):細川俊夫
松崎少佐(椎崎二郎中佐):丹波哲郎
北少佐(井田正孝中佐):小笠原弘
黒田中佐(窪田兼三少佐):鈴木紳也(御木本伸介)
中原大尉(上原重太郎):宇津井健
梅沢参謀総長(梅津美治郎):武田正憲
林近衛師団長(森赳):高田稔[注釈 3]