この項目では、日本大学中学校(新制)について説明しています。日本大学中学校(旧制)については「日本大学第一中学校・高等学校」をご覧ください。
日本大学高等学校・中学校
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度32分41.1秒 東経139度38分48.6秒 / 北緯35.544750度 東経139.646833度 / 35.544750; 139.646833
日本大学高等学校・中学校(にほんだいがくこうとうがっこう・ちゅうがっこう、英: Nihon University Senior & Junior High School)は、神奈川県横浜市港北区にある日本大学付属の私立中学校・高等学校である。 1930年に日本大学の付属校として創設され、戦前(旧制時代)は日本大学第四中学校、日本大学第四商業学校と称した。戦後の新制中学校・高等学校移行の際、旧制の第一中学校、第二中学校、第三中学校が独立したため[注 1]、筆頭付属であるとの意識が強い付属である。名称には地名を入れておらず、「日大日吉」という名称は正式なものではない(後に記述する)。
概要
通称・俗称
日本大学横浜学園(日大横浜学園)
公式な通称として使用していた日本大学高等学校・中学校を併せて言う名称。ある年代までは生徒手帳に記載されていた。なお、応援歌「若きいのち」の歌詞にも使われている。また、日本大学(学校法人日本大学)の事業報告書では、2000年代に入っても、日本大学高等学校・中学校のことをまとめて「横浜学園」と表記している箇所がある。
日大日吉(日本大学日吉高等学校・中学校)
他の日大付属校や、進学塾などが日本大学中学・高校を便宜上「日大日吉」という略称を使って呼んでいたので、そのまま広まった。また同じ神奈川県に所在する「日大藤沢」(日本大学藤沢高等学校・中学校)と区別する際に用いられる名称である。
沿革
1930年4月 - 日本大学第四中学校・日本大学第四商業学校、横浜市神奈川区大口通り127番地で開校
1944年4月 - 日本大学第四商業学校、当局の指示に従い日本大学第四工業学校に改称、工業教育に転換
1945年
5月 - 空襲で校舎焼失
9月 - 鶴見区生麦国民学校(現在の生麦小学校)の校舎を半分借用し授業再開
1946年4月 - 日本大学第四工業学校、日本大学第四商業学校に改称、商業教育に還る
1947年
4月 - 中学校を旧制のまま存置し第1学年(旧制)募集を中止
11月 - 現在地に移転
1948年
3月 - 旧制の日本大学第四中学校・日本大学第四商業学校は発展的に解消
4月 - 新制の日本大学高等学校(普通科・商業科)・日本大学中学校、設置発足
1990年4月 - 高等学校商業科に女子生徒を受け入れ男女共学とする
1999年4月 - 中学校に女子生徒を受け入れ男女共学とする
2001年4月 - 高等学校商業科の生徒募集停止
2002年4月 - 高等学校普通科に女子生徒を受け入れ男女共学とする
2004年4月 - 中高完全共学となる
基礎データ
所在地 - 神奈川県横浜市港北区箕輪町二丁目9番1号
アクセス - 東急東横線、東急目黒線、横浜市営地下鉄グリーンライン「日吉駅」から徒歩12分
象徴
校歌 - 作詞:長田恒雄、作曲:平井康三郎
応援歌「若きいのち」 - 作詞:長田恒雄、作曲:平井康三郎。他に「LA MACARENA(闘牛士のマンボ)」 及び大学の「日本大学校歌」「花の精鋭」「輝く日大」「水の覇者日大」「日大節(2006年現在公的使用差止)」等を使用することもある。
校章 - 桜。桜を中心に十字形の葉、シワ2、葉脈5、真中に袋文字で“高”又は“中”。他の日大付属校も同様の形状の物が多いが、シワの数・葉脈の数・真中の文字が違っている。
カリキュラム
日大中学・高校は、日本大学への内部進学と難関大学への合格、という2つの教育目標を目指す「ハイブリッド校」であり、それを意識したカリキュラムを用意している。
英語教育では、少人数制の英会話特別講座(中高共通)、ケンブリッジ大学「サマープログラム」「イースタープログラム」 (高校)、TOEIC対策(高校)、高校生の海外修学旅行、海外英語研修(中高共通)、English Lounge、ネイティブスピーカーの授業などが用意されている[1]。