日本大学工学部(にほんだいがくこうがくぶ、College of Engineering, Nihon University)は、土木工学、建築学、機械工学、電気電子工学、生命応用化学、情報工学の全6学科を教育・研究する大学の学部である。また 、工学研究科(こうがくけんきゅうか)は工学の理論および応用を教育・研究する大学院の研究科である。工学部70号館 年々、ロハスの工学が期待されていることから、日本大学工学部ではロハスエンジニアの育成に取り組んでいる[1]。2009年には「ロハスの家1号」また、2010年には「ロハスの家2号」が完成し、ロハスの工学を教育するための環境が設備されている。産学連携、省エネルギー型雨水の再資源化システム、乳がんチェッカー、遺伝子解析装置、などの研究が行われている[2]。 放送大学学園と単位互換協定を結んでおり、放送大学で取得した単位を卒業に要する単位として認定することができる[3]。工学部キャンパスは福島県郡山市に所在しており、日本大学東北高等学校が隣接している。 令和元年10月の台風19号では付近を流れる阿武隈川が氾濫してキャンパス内が水に浸かるなど甚大な被害が生じた。 専門部工科→第二工学部→工学部と名称変更している。
概要
沿革
1889年 - 日本法律学校創立
1903年 - 日本大学と改称
1928年 - 日本大学工学部(現・理工学部)を開設
1929年 - 旧工学部に専門部工科(土木、建築、機械、電気の4科)を併置
1947年 - 専門部工科が神田駿河台から福島県高瀬村および守山町へ移転(郡山工科)
1949年 - 日本大学第二工学部が発足し、第1回入学式を挙行
1951年 - 旧制工科最後の卒業式を挙行[4]
1966年 - 学部名を第二工学部から工学部に変更
1968年 - 新実験棟(現14・15・16号館)完成
1970年 - 大学院工学部研究科修士課程を設置
1972年 - 大学院工学部研究科博士課程を設置
1992年 - 情報工学科の設置が認可され、6学科となる
1997年 - 日本大学大学院工学研究科に情報工学専攻修士課程が設置され、6専攻となる
1998年 - 電気工学科を電気電子工学科と改称
1999年 - 日本大学大学院工学研究科に情報工学専攻博士後期課程が設置され、6専攻となる
2000年 - 工業化学科を物質化学工学科に改称
2002年 - 次世代工学技術研究センター竣工。工学研究科電気工学専攻を工学研究科電気電子工学専攻に改称
2003年 - 環境保全・共生共同研究センター竣工
2004年 - 工学研究科工業化学専攻を工学研究科物質化学工学専攻に改称
2006年 - 70号館を竣工
2010年 - 物質化学工学科を生命応用化学科と改称
2013年 - 臨床工学技士課程を設置
2014年 - 工学研究科物質化学工学専攻を工学研究科生命応用化学に改称
組織
学科・コース等
土木工学科
社会基盤デザインコース
環境デザインコース
建築学科
建築エンジニアリングコース