この項目では、日本の現行通貨について説明しています。東アジアの他の同名の通貨については「圓」を、その他の用法については「円 (曖昧さ回避)」をご覧ください。
「YEN」はこの項目へ転送されています。かつて存在したレコードレーベル「YEN RECORDS」については「アルファレコード」を、山嵜晋平監督の短編映画については「DIVOC-12」をご覧ください。
円
紙幣硬貨
ISO 4217
コードJPY
中央銀行日本銀行
ウェブサイトwww.boj.or.jp
円(えん)は、日本国の法定通貨の通貨単位。通貨記号は\(円記号)、ISO 4217による通貨コードはJPY。旧字体では圓、ローマ字ではyenと表記され、しばしば日本円(にほんえん、にっぽんえん)ともいう。
通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律(昭和62年法律第42号)により「通貨の額面価格の単位は円とし、その額面価格は一円の整数倍とする。」と定められている(通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律第2条第1項)。 日本の通貨単位である「円」は、明治4年5月10日(1871年6月27日)に制定された新貨条例(明治4年太政官布告第267号)で定められたものである。 当時の表記は旧字体の「圓」であった。貨幣法(明治30年法律第16号)施行により貨幣条例(明治8年太政官布告第108号、新貨条例を改正公布)は廃止されたが、通貨単位としての円は受け継がれ、現在の通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律(昭和62年法律第42号)に受け継がれている。 外国為替市場や為替レートなど、日本以外の通貨との関りの深い分野では、「日本円」という表記や呼称がよく用いられ、国際通貨や特別引出権のひとつである。 2021年後半から2023年後半にかけての下落率は40%以上となっている[2]。日経の予想は的中し、2024年3月には名目実効為替レートで34年ぶり円安水準となった[3]。
概要
使用国
日本 - 発行国、法定通貨。
過去に流通した地域
ジンバブエ - 他の外貨8通貨と共に法定通貨に加えられていた。流通状況は不明。