この項目では、JR東日本傘下にあった企業について説明しています。ドトール・日レスホールディングス傘下の企業については「日本レストランシステム」をご覧ください。
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株式会社日本レストランエンタプライズ
Nippon Restaurant Enterprise Co., Ltd.種類株式会社
市場情報非上場
略称NRE
本社所在地 日本
〒108-0074
東京都台東区台東一丁目30番7号[1]
秋葉原アイマークビル11・12F
設立1938年9月15日(日本食堂株式会社)
業種サービス業
法人番号7010401039472
株式会社日本レストランエンタプライズ(にっぽんレストランエンタプライズ、英称:Nippon Restaurant Enterprise Co., Ltd.、略称:NRE)は、2020年3月31日まで存在した東京都に本社を置く東日本旅客鉄道(JR東日本)の飲食事業子会社である。 前身は日本食堂株式会社で、国鉄の食堂車を営業した業者らが共同出資し、事業統合して発足した企業である。北海道の主要駅から鹿児島の構内食堂まで全国主要駅で食堂などを展開し、昭和40年代は外食産業ランキング日本一であった。特急列車等の車内販売も手がけた。 国鉄分割民営化に伴い全国一元で運営を続ける意義が薄れて、各旅客鉄道会社の営業エリアに沿い分社化・資本分離され、本体の日本食堂はJR東日本の営業エリアを受け持つ。 合併前は首都圏の多くの駅で構内営業権を持つ会社と合弁する形で各駅の駅構内での駅弁の販売や駅そば店(あじさい茶屋・らーめん粋家など)の営業などを手がけた。首都圏は構内営業権を持つ会社の多くがこの形で合弁会社に営業権を譲渡した。現在も営業権を有する業者は品川駅の常盤軒や横浜駅他の崎陽軒など少数である。JR東日本の本社、支社、関連施設などの社員食堂も担当し、NewDaysで販売する日配品も製造した。 かつては、JR東日本の新幹線(西日本旅客鉄道、北海道旅客鉄道の各会社線一部区間通し)、特急列車の車内販売などに加えて一部の普通列車グリーン車で車内改札業務を委託された。新幹線・特急列車内での車内販売のアナウンスの際にはNippon Restaurant Enterprise Co., Ltd.の略称NREを名乗った。NREの名称を用いる関連会社も多かった。 2000年代以降は弁当の取り置きや指定席へのお届けサービス、宴会用の料理と弁当の宅配等も行っていた。学校や公共施設への委託給食サービスも行なった。鉄道博物館の食堂運営も行っており、かつての商号である「日本食堂」の名称を使用している[注釈 1]。 2020年4月1日付で、ジェイアール東日本フードビジネスと合併し、商号を株式会社JR東日本フーズに変更した[3][4]。2021年4月1日付でJR東日本リテールネットと合併し、株式会社JR東日本クロスステーションとなり、日本食堂時代からの法人格が消滅した。これ以降も関連会社の「株式会社エヌアールイーサービス」や「日本レストランエンタプライズ健康保険組合」にNREの名が残る。
概要
沿革
昭和期
1938年(昭和13年)
9月 - 列車食堂を営業していた伯養軒(仙台)と駅構内で食堂などを経営していた精養軒(上野)・東松亭(大阪、後の水了軒)・みかど(神戸)・東洋軒・共進亭が共同で日本食堂株式会社を設立[1]。
10月 - 営業開始[1]。
1944年(昭和19年) - 戦争激化により食堂車全廃。
1945年(昭和20年) - GHQより連合軍専用列車の食堂車営業を命じられる。
1949年(昭和24年) - 特急「へいわ」で一般列車の列車食堂を再開。
1975年(昭和50年) - 「日食商事株式会社」設立。
1981年(昭和56年)
4月 - 「サンディーヌ」、新橋駅構内で1号店が営業開始[1]。
5月 - 「サンディーヌ」、大阪で営業開始[1]。
8月 - 「サンディーヌ」、東京で営業開始[1]。