公益財団法人日本ラグビーフットボール協会
Japan Rugby Football Union
協会事務所が入る新青山ビル(青山ツイン)
団体種類公益財団法人
設立2013年4月1日
所在地 日本
東京都港区南青山一丁目1番1号 新青山ビル 東館5階
法人番号2010405003181
公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(にほんラグビーフットボールきょうかい、英: Japan Rugby Football Union, 略称:JRFU)は、日本におけるラグビーユニオンの国内競技連盟。ラグビーフットボール競技者が所属する関東・関西・九州の各地域協会を下部組織に持つ。国際統括団体ワールドラグビー(WR)に加盟し[2]、日本代表チームを統括する。海外遠征や国外対戦の折衝のほか、国内開催の国際試合と、地域協会加盟チームの全国大会や交流戦を主催し、A級レフリーの認定・派遣[3][4]、競技者・指導者の技術向上[5][6]と安全性[7]、競技人口とファンの拡大[8][9][10]など、各種方策を企画運営する。 日本ラグビー蹴球協会として1926年(大正15年)11月30日に設立した。旧所管は文部科学省。公益法人制度改革による2008年の公益法人認定法施行に基づき、2013年(平成25年)4月1日に財団法人から公益財団法人に移行した。 所轄施設として「JAPAN BASE」(福岡県福岡市東区香椎浜ふ頭1丁目)がある[11]。秩父宮ラグビー場は1962年(昭和37年)11月16日に国立競技場(現・日本スポーツ振興センター)へ売却した[12]。 傘下団体として、関東ラグビーフットボール協会(北海道・東北・関東・北信越)、関西ラグビーフットボール協会(北信越西・東海・近畿・中国・四国)、九州ラグビーフットボール協会(沖縄を含む)の3支部協会、および各都道府県協会がある。 社会人のJAPAN RUGBY LEAGUE ONEは、一般社団法人ジャパンラグビーリーグワンが主催しており、日本ラグビーフットボール協会に加盟している外部組織である。それ以外の社会人ラグビーは、3支部協会が大会を主催している。 協会本部は、1982年(昭和57年)以来秩父宮ラグビー場クラブハウス内(港区北青山2-8-35)にあったが、2024年(令和6年)4月24日から本部機能を新青山ビル東館(港区南青山1-1-1)へ移転した[13]。 ワールドラグビーの定款第9条「評議会の議決権」における「ハイパフォーマンスユニオン」[14]として、2023年5月11日に日本が位置づけられ[15]、シックス・ネイションズ・チャンピオンシップ(欧州6か国)またはSANZAARラグビー・チャンピオンシップ(南半球4か国)に参加している強豪国「ティア1」10か国と同じく、ワールドラグビー理事会での投票権(議決権)を3票持つ[15]。「日本を含む上位11か国」以外の投票権は、定款第9条4項で定める 1票のみ[16]。
概要
ワールドラグビーにおける議決権
日本代表チーム
15人制
ラグビー男子日本代表 - 愛称「ブレイブ・ブロッサムズ」(Brave Blossoms)[17][18][19]、通称「ジャパン」[20]
ラグビー女子日本代表 - 愛称「サクラフィフティーン」[21]
JAPAN XV(ジャパン・フィフティーン) - 男子の第2代表(いわゆる「A代表」)。キャップ非対象の試合[22]や、かつてジュニア・ジャパンで出場したU23大会「ワールドラグビーパシフィックチャレンジ」[23]などの場で構成されるチーム。
U20ラグビー日本代表 - U20国際大会に参加する。
高校ラグビー日本代表 - 毎年3月、強豪国への海外遠征を行う。そのために約1年かけて強化合宿などを通じて選抜する。