テレビ朝日をキー局とする「オールニッポン・ニュースネットワーク」あるいはTBSテレビをキー局とする「ジャパン・ニュース・ネットワーク」とは異なります。
「日テレNEWS」はこの項目へ転送されています。ニュースサイトについては「日テレNEWS24」をご覧ください。
「NNN」はこの項目へ転送されています。化学物質については「N-ニトロソノルニコチン」をご覧ください。
NNNの正式なロゴ。現在はニュース速報及び一部系列局のニューススタジオでこのロゴが使われている。(1966年 - 現在)主に報道フロア内の看板で使用されている「NNN」ロゴ(2003年10月 - 現在)
日本ニュースネットワーク(にっぽんニュースネットワーク、英: Nippon News Network)は、日本テレビ(NTV)をキー局とする、日本の民放テレビ局のニュースネットワークである。略称のNNN(エヌエヌエヌ)で言及されることが多い[1]。
TBSテレビをキー局とするジャパン・ニュース・ネットワーク(JNN)に続いて日本で2番目に古いニュースネットワークであるが、フルネット局27局とクロスネット局3局で構成され、国内の民放テレビネットワークの加盟局数においては、国内最多である[注釈 1]。
また、一般に本項で解説するNNNと、別項で解説する日本テレビネットワーク協議会(NNS)とを合わせて日本テレビ系列(日テレ系列、NTV系列)という(NNN、NNSどちらか一方だけでも通じる場合もある)。ニュースとは別関係の番組供給ネットワークであるNNSについては、当該項目を参照のこと。 日本テレビ(NTV)、読売テレビ(ytv)などを中心として1966年4月1日に結成。 NTVの初期のネット局である大阪テレビ放送(OTV、現在の朝日放送テレビ・ANN加盟)や中部日本放送(CBC、現在のCBCテレビ)、北海道放送(HBC)、ラジオ九州(RKB、現在のRKB毎日放送)などはラジオ東京(→東京放送、現在のTBSテレビ)の「東京テレニュース」をネット受けしていたため、西日本放送(RNC)の開局までNTVのニュースにネットワークニュースは無かった。ytvやテレビ西日本(TNC・現在はFNN加盟)等系列局が順次開局したことに伴い、NTVもこれまで自局向けに制作されていた『NTVニュース』をそのままネット局に流す事を改め、ネット局向けの全国ニュースを制作することとなり、『あさ7時のニュース』、『日本テレニュース』、『ニュースフラッシュ』、『きょうの出来事』がネットワークニュースとして制作された。これらの番組は原則としてNTVが制作に当たったが、各局は取材協力を行うなど現在のNNNに近い体制であった。しかしながら、スポンサーはNTVが付け(のち各社独自の販売に変わる)、制作費もNTVが丸抱えをするなどこれらはあくまでもNTVの番組であった。 NNN発足当初は、福岡県を含む九州全域に系列局が存在しなかった[注釈 2](NNN発足時点は日本テレビが福岡に九州分室を設置して対応していた[2])。また中京地区も長らくクロスネットが継続(名古屋テレビ→中京テレビ)したことなど[注釈 3]、JNNやFNNに比べ体制作りに時間を要した[注釈 4]。 1994年に鹿児島讀賣テレビが加盟し現体制が完成。フルネット局27局とクロスネット局3局(福井放送[注釈 5]、テレビ大分[注釈 6]、テレビ宮崎)の計30局で形成されていて、日本最大である。佐賀県[注釈 7]・沖縄県にはNNN(NNS)系列局が存在しない。また、ラテ兼営局は11局ある[注釈 8]。 基幹局は日本テレビ、札幌テレビ、ミヤギテレビ、中京テレビ、読売テレビ、広島テレビ、福岡放送の7局で構成されていて、全てテレビ単営局である[注釈 9]。 NNN(NNS)加盟局のうち、札幌テレビ、静岡第一テレビ、中京テレビ、読売テレビ、広島テレビ、福岡放送、長崎国際テレビ、くまもと県民テレビの8局は、日本テレビの放送持株会社「日本テレビホールディングス」の持分法適用関連会社(関連局)である[3]。.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}この項目では色を扱っています。閲覧環境によっては、色が適切に表示されていない場合があります。NNN系列のリモコンキーID地図 地上デジタル放送のリモコンキーIDは、日本テレビを始めとして「4」が多いが、青森放送(RAB)・北日本放送(KNB)・四国放送(JRT)・日本海テレビ(NKT)が「1」、STV・FBSが「5」、福井放送(FBC)が「7」、ytvが「10」である。リモコンキーIDに「4」を使用しない放送局の内、FBS(アナログ親局37ch)・FBC(アナログ親局11ch)以外は、アナログ親局の送信チャンネル番号を引き継いだ。 2012年10月より、日本テレビの資本がある神奈川県の県域ラジオ・アール・エフ・ラジオ日本の定時ニュースにおいて、従来の読売新聞グループ本社に加え、NNNが取材・編集協力を行っている。これに伴いラジオ日本の定時ニュースの題名も「読売新聞ニュース」から「ラジオ日本ニュース」に改題された。
概説
ネットワークの形成