日本テレビ放送網麹町分室
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日本テレビ放送網麹町分室

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情報
用途テレビスタジオオフィス診療所
設計者三菱地所株式会社
施工株式会社大林組[1]
清水建設株式会社
共同企業体
建築主日本テレビ放送網株式会社
管理運営日本テレビ放送網株式会社
開館開所1953年
改築2018年(「日本テレビ 番町スタジオ」として)
所在地102-0084
日本 東京都 千代田区二番町
14番地
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度41分13秒 東経139度44分12.9秒 / 北緯35.68694度 東経139.736917度 / 35.68694; 139.736917 (日本テレビ放送網麹町分室)座標: 北緯35度41分13秒 東経139度44分12.9秒 / 北緯35.68694度 東経139.736917度 / 35.68694; 139.736917 (日本テレビ放送網麹町分室)
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日本テレビ放送網麹町分室(にっぽん〈にほん〉[2]テレビほうそうもう こうじまちぶんしつ)は、2019年まで稼働していた日本テレビ放送網(日本テレビ、日テレ、NTV)の旧本社演奏所で分室にあたるビルディング。所在地は、東京都千代田区二番町14番地。「日本テレビ麹町ビル」[3][4]「日テレ麹町ビル」[5]の他、「旧本社ビル」「麹町ビル」「麹町スタジオ」と呼ばれていた。放送では生放送を中心に「日本テレビGスタジオ」と紹介する事が多かった[6]

本項では、麹町分室周辺の日本テレビ関連再開発事業、及びそれに伴い麹町分室内のスタジオの後継施設として建設された日本テレビ 番町スタジオ(にほんテレビ ばんちょうスタジオ・北緯35度41分15.8秒 東経139度44分15.7秒)についても取り上げる。
解説[ソースを編集]

旧社屋は、「西本館」「南本館」「北本館」「カラーセンター」の4棟から成り立っていたが、カラーテレビ放送開始に伴い建設された「カラーセンター」が後に新築された南本館と合体化された。

2003年8月に本社機能が、2004年2月29日に演奏所機能が、それぞれ港区東新橋(汐留)に建設された「日本テレビタワー」へ移転したが、麹町の社屋では幾度と増改築を重ねてきたこともあって2004年時点でさほど老朽化しておらず、新社屋の敷地面積が他の在京民放の社屋より狭いことや他局への移動がしやすいなどの理由から、本社機能と報道・情報番組制作、一部のバラエティー番組制作が日本テレビタワーにシフトする中、多くのバラエティー番組の収録については麹町分室の北本館にある2つのスタジオと南本館にある貸しスタジオに限り、引き続き使用してきた[7]。本社機能・番組収録を全て旧社屋から新社屋にシフトしたTBSやフジテレビとは異なる対応であった。また、制作部門の一部デスクも留まっていた。

また、日本テレビグループ企業の本社が入居しており、BS日本(BS日テレ)とCS日本(CS日テレ)の本社及び送出マスターもここにあったが、前者は2014年3月、後者は2015年11月に日本テレビタワーへそれぞれ移転した。施設周辺には、バップ日テレグループ企画など日本テレビホールディングス[8]の子会社・関連会社が入居する別館群があり、旧西本館は一般テナントビル(日テレ麹町ビル西館)として使用されていた。一方で、横浜市に本社を持つアール・エフ・ラジオ日本も東京支社を港区麻布台から移転するとの報道もあったが[9]、こちらについては実現しなかった。

汐留・日テレタワーと日テレ麹町ビルは、スタッフ専用のシャトルバスで結ばれている[10]1961年頃の外観電波塔のスーパーターンスタイルアンテナのモニュメント
概要[ソースを編集]

1953年(昭和28年)8月28日、当地において日本で最初の民間放送によるテレビジョン放送を開始した。正面には、開局当初から1980年まで当地に建っていた電波塔1970年の東京タワーへの移設後も予備送信所として運用していた)のスーパーターンスタイルアンテナが南本館の入口にモニュメントとして飾られている。

北本館屋上鉄塔に設置されているお天気カメラは、汐留移転後の現在でも引き続き設置され(汐留移転と同時にハイビジョンカメラに改修)、都庁を始めとする新宿高層ビル群の眺望が特徴である。かつて当カメラの映像はスカイパーフェクTV!で放送を行っていた「CS★日テレ」で、CM時の差し替えとして使用されていたが、地上波での生放送ではそれ以来あまり使われる事はなくなった(都心の映像は、汐留や渋谷からのものが頻繁に使用されている)。

南本館地下には「再生真水プラント」が設けられ、同館建設時に館内の飲料用排水(飲料用の水道水として使用され、排出された水)を集め、殺菌・消毒の処理を行った上で真水化し、再び飲料水として使用するものである。これによって、館内での飲料水は飲みやすくおいしいと言われており、社員・関係者・タレントからも大変好評であった。また、これに伴い館内での排水処理は厳しく制限されており、一般水道用の流し台や排水路へは「薬品・洗剤類など」の排水が禁止されている他、トイレ用の水や美術用の水(非飲料水)とは配管(給排水経路)が厳密に分けられていた。

先に触れた「麹町分室周辺の別館群」のうち、四番町別館は麹町分室が本社であった時代は1階に中継車専用の車庫が置かれ、中継機材基地としても使われていた他、建物内には喫茶室「トレビの泉」や小規模番組収録用スタジオであった「Lスタジオ」[11]などが併設されていた。

南本館は、東京メトロ有楽町線麹町駅6番出入口に直結しており、マイスタジオ前に出入口階段が、そこを下った地下の駅構内に南本館への入口があった。

『麹町分室』での番組制作は、収録番組と生放送番組で扱いが異なる。収録番組については各スタジオの副調整室に設置されていた収録機材を用いて収録し、編集所での編集を経て放送されていた(一般的な外部スタジオでの収録形態とほぼ同じ)。また生放送番組については、汐留本社・麹町分室間に映像の伝送を行うための光ファイバーは敷設されていたものの、麹町分室の各副調整室と汐留本社の主調整室とが直接接続されていなかったため、生放送で必要となるCMなどの各種制御信号のやりとりが出来なかったことから、汐留本社に麹町分室からの映像を受けるための副調整室(受けサブ)を用意する必要があった[12]。このため、麹町分室のスタジオを使用した生放送はあまり多くなかった。ちなみに、BS日本とCS日本の本社・送出マスターが麹町分室にあった頃は逆に『日本テレビタワー』で制作したBS・CSの番組を『麹町分室』に光ファイバー伝送して、それぞれのマスターを経由して放送されていた。

なお、『テレビ放送開始65周年 NHK×日テレ コラボデー』は、NHKと日本テレビが麹町分室のGスタジオにセットを並べて生放送番組を制作したため、日本テレビは上述の光ファイバー回線で、NHKは?町分室に自社の中継車を派遣して各々の受けサブ(日本テレビ汐留本社とNHK放送センター)と接続していた。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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