日本エッセイストクラブ賞
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日本エッセイスト・クラブ賞(にほんエッセイスト・クラブしょう)は、日本エッセイスト・クラブが主催するエッセイについての賞である。新人エッセイストを待望、これを激励する意をもって1952年に制定。文芸作品等創作を除く一切の評論、随筆等の中より各関係方面の推薦を受け、日本エッセイスト・クラブに設けられた選考委員により選考する。会員は受賞できない。
受賞作一覧
第1-10回

第1回(1954年)

市川謙一郎
「一日一言」

吉田洋一「数学の影絵」

内田亨「きつつきの路」


第2回(1954年)

島村喜久治「院長日記」

秋山ちえ子「私のみたこと聞いたこと」

須田栄「千夜一夜」


第3回(1955年)

木下広居「イギリスの議会」

片山広子「燈火節」


第4回(1956年)

小林勇「遠いあし音」

清水一「すまいの四季」

藤田信勝「不思議な国イギリス」


第5回(1957年)

小熊捍「桃栗三年」

中西悟堂「野鳥と生きて」

森茉莉「父の帽子」


第6回(1958年)

大牟羅良「ものいわぬ農民」

佐々木祝雄「三十八度線」

松村緑「薄田泣菫


第7回(1959年)

竹田米吉「職人」

曽宮一念「海辺の熔岩」

村川堅太郎「地中海からの手紙」のち中公文庫


第8回(1960年)

高橋喜平「雪国動物記」

中尾佐助「秘境ブータン」

萩原葉子「父萩原朔太郎


第9回(1961年)

塚田泰三郎「和時計」

宮本常一「日本の離島」

庄野英二「ロッテルダムの灯」


第10回(1962年)

小門勝二「散人?一名荷風歓楽」

小島亮一「ヨーロッパ手帳」

大平千枝子「父阿部次郎


第20回まで

第11回(1963年)

新保千代子
室生犀星

林良一「シルクロード」

石井好子巴里の空の下オムレツのにおいは流れる


第12回(1964年)

片岡弥吉「浦上四番崩れ」

錦三郎「蜘蛛百態」

関山和夫「説教と話芸」


第13回(1965年)

佐々木たづ「ロバータさあ歩きましょう」

阪田貞之「列車ダイヤの話」

秋吉茂「美女とネズミと神々の島」


第14回(1966年)

白崎秀雄「真贋」

西山卯三「住み方の記」

阿部孝「ばら色のばら」


第15回(1967年)

宮本又次「関西と関東」

安住敦「春夏秋冬帖」

佐藤達夫「植物誌」


第16回(1968年)

団藤重光「刑法紀行」

泉靖一「フィールド・ノート」

畑正憲「われら動物みな兄弟」


第17回(1969年)

佐貫亦男「引力とのたたかい―とぶー」

戸井田道三「きものの思想」

坂東三津五郎 (8代目)「戯場戯語」


第18回(1970年)

仲田定之助「明治商売往来」

島田謹二「アメリカにおける秋山真之

芥川比呂志「決められた以外のせりふ」

菊池誠「情報人間の時代」


第19回(1971年)

池宮城秀意「沖縄に生きて」

大谷晃一「続関西名作の風土」


第20回(1972年)

堀淳一「地図のたのしみ」

角川源義「雉子の聲」


第30回まで

第21回(1973年)

鳥羽欽一郎「二つの顔の日本人」

斎藤真一「瞽女?盲目の旅芸人」

樋口敬二「地球からの発想」


第22回(1974年)

上田篤「日本人とすまい」

川田順造「曠野から」

早川良一郎けむりのゆくえ


第23回(1975年)

加古里子「遊びの四季」

木村尚三郎「ヨーロッパとの対話」

児玉隆也「一銭五厘たちの横丁」

松本重治「上海時代」


第24回(1976年)

中野孝次「ブリューゲルへの旅」

渡部昇一「腐敗の時代」

高峰秀子「わたしの渡世日記」


第25回(1977年)

沢村貞子「私の浅草」

杉本秀太郎「洛中生息」

亀井俊介「サーカスが来た!」


第26回(1978年)

野見山暁治「四百字のデッサン」

藤原正彦「若き数学者のアメリカ」

長坂覚「隣の国で考えたこと」


第27回(1979年)

篠田桃紅「墨いろ」

斎藤広志「外国人になった日本人」

百目鬼恭三郎「奇談の時代」


第28回(1980年)

三国一朗「肩書きのない名刺」

太田愛人「羊飼の食卓」

小松恒夫「百姓入門記」


第29回(1981年)

関容子「日本の鶯?堀口大學聞き書き」

古波蔵保好「沖縄物語」

両角良彦「1812年の雪」


第30回(1982年)

足立巻一「虹滅記」

伊藤光彦「ドイツとの対話」

岡田恵美子「イラン人の心」


第40回まで

第31回(1983年)

舟越保武「巨岩と花びら」

藤原作弥「聖母病院の友人たち」

志賀かう子「祖母、わたしの明治」


第32回(1984年)

吉行和子「どこまで演れば気がすむの」

尾崎左永子「源氏の恋文」

佐橋慶女「おじいさんの台所」


第33回(1985年)

関千枝子「広島第二県女二年西組」

北小路健「古文書の面白さ」

清水俊二「映画字幕五十年」


第34回(1986年)

田村京子「北洋船団女ドクター航海記」

豊田正子「花の別れ?田村秋子とわたし」

中村伸郎「おれのことなら放っといて」


第35回(1987年)

金森久雄「男の選択」

堀尾真紀子「画家たちの原風景」


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