日本エコシステム株式会社
Japan Ecosystem Co.,Ltd.
JES一宮ビル
種類株式会社
機関設計監査等委員会設置会社[1]
市場情報東証スタンダード 9249
日本エコシステム株式会社(にほんエコシステム、英:Japan Ecosystem Co.,Ltd.)は、愛知県一宮市に本社を置く企業である。略称はJESG。またグループ会社を総称してJESグループと呼ばれている。
なお、東京都港区に本社がある株式会社日本エコシステムとは別会社。 「国境なく地球全体に関わる事のできる環境事業や、未来の地球環境保全を日本より発信する」との願いを込めて名付けられた。 社会インフラサービス企業として、環境事業・公共サービス事業・交通インフラ事業を柱に、排水浄化効率を促進させる製剤の研究・製造・販売、太陽光発電設備の設計・施工・保守、公共競技場におけるトータリゼータシステムの設計・製造・販売・機器設置、高速道路を中心とした構造物点検・電気通信設備・ETC保守・道路照明灯・維持補修工事・雪氷対策作業、AI技術を活用したICTソリューションの提供、不動産の仲介・販売・賃貸、などを中心に事業展開している。 300年続く永続経営を目標としており、JESグループのグループスローガンとして「未晃道」という共通社是がある。
概要
沿革伏見スクエアビル岐阜事業所
1998年(平成10年)11月 - 有限会社エコシステムを設立。
2000年(平成12年)8月 - 岐阜県羽島市に岐阜営業所を開設(現・岐阜事業所)。
2001年(平成13年)7月 - 日本エコシステム株式会社に組織変更。本社を愛知県一宮市三ツ井に構える。
2004年(平成16年)10月 - 愛知県岡崎市に岡崎営業所を開設。
2006年(平成18年)5月 - 空調サービス部門を分社化し、愛知県一宮市にECODEN株式会社を設立。
2007年(平成19年)3月 - システム開発部門を分社化し、愛知県一宮市にエコソリューションズ株式会社を設立。
2011年(平成23年)11月 - オスカー電子株式会社と合併。エコシステム株式会社を設立(高速道路事業)。
2013年(平成25年)
3月 - 大阪支店を開設。
7月 - 岐阜保全事業所を開設。
10月 - 福岡営業所を開設。
2014年(平成26年)
2月 - 名古屋本社を開設。
4月 - JESホーム株式会社を設立。
2016年(平成28年)
1月 - サテライト一宮株式会社を子会社化。
4月 - 一宮市本町に本社を開設。
2017年(平成29年)
2月 - エコソリューションズ株式会社、及びJESホーム株式会社を吸収合併
3月 - ECODEN株式会社を吸収合併。中央警備保障株式会社、および日本ベンダーネット株式会社を子会社化。
2018年(平成30年)5月 - エコシステム株式会社を吸収合併。モデライズ株式会社から事業譲受。
2020年(令和2年)
3月 - 株式会社ワンズライフを子会社化。
5月 - 株式会社セイネンから事業譲受。
10月 - 有限会社ぼくんちオジカオートを子会社化。
2021年(令和3年)10月 - 東京証券取引所市場第二部・名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場[4][5]。
2022年(令和4年)
2月 - 株式会社日新ブリッジエンジニアリングを子会社化[6]。
7月 - 豊田事業所を開設[7]。
11月 - オー・ティー・エス技術サービス株式会社を子会社化。
2023年(令和5年)
1月 - 葵電気工業株式会社を子会社化。
4月 - 村川設備工業株式会社、及び株式会社テッククリエイトを子会社化。
7月 - 株式会社興電社を子会社化。
事業内容
環境事業では、排水浄化効率を促進させる製剤の研究開発、製造及び販売業務に関わる事業と産業用太陽光の再生可能エネルギー発電設備の設計、施工、保守等業務に関わる事業を展開。
公共サービス事業では、公営競技場における、トータリゼータシステムの設計・製造・販売・機器設置及び一般事業者も含めた空調衛生設備等のファシリティに関わる事業とトータリゼータシステムのメンテナンスに関わる事業、AIによる競輪予想サービス・警備・清掃等の運営業務に関わる事業を展開。
交通インフラ事業では、高速道路を中心とした構造物点検、電気通信設備・ETC保守、交通管制業務、道路照明灯保守等の道路エンジニアリングに関わる事業と維持修繕工事、事故・災害復旧工事、雪氷対策作業、土木工事、交通規制等の道路メンテナンスに関わる事業を展開。
その他事業では、システム保守業務、AI技術を活用したICTソリューションの提供に関わる事業と不動産の仲介、売買、賃貸等不動産に関わる事業を展開。
事業実績西秋沢完成写真
排水浄化効率を促進させる製剤であるマロックスRシリーズ製品の研究開発、及び生産工場としてジオ環境開発研究所を建設[8]。
愛知県の県道にある街路灯約13,200灯をLED化。
JESテイコク(テイコクとの合弁会社)が、岐阜県本巣市内で最大規模の大規模太陽光発電施設メガソーラー(1メガワット)を建設。年間発電量は315世帯分に当たる110万キロワット時。11月に完成し、年内に稼働させて中部電力(名古屋市)に売電する。西秋沢生産森林組合(岐阜市)が所有する採土場跡地2ヘクタールを20年間借り、太陽光パネル4,200枚を置く[9][10]。
再生エネルギー普及に情熱を注ぎ、「エコなエネルギーは国境を越えて広がる永遠のテーマで、終わりがない」と市場の伸びを予想する。