日本の国旗
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この項目では、日本国旗としての日の丸について説明しています。

日章旗を題材とした歌 ⇒[1](s:日の丸の旗)については「日の丸の旗 (曲)」をご覧ください。

集英社が発行した漫画雑誌については「日の丸 (漫画雑誌)」をご覧ください。

「日本の旗」はこの項目に転送されています。その他の用法については「日本の旗一覧」をご覧ください。

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日本の国旗
用途及び属性??
縦横比2:3
制定日

1854年嘉永7年)8月4日(江戸幕府による)

1870年明治3年)1月27日

1999年平成11年)8月13日

使用色

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  紅色

根拠法令
旧 郵船商船規則
明治三年太政官布告第五十七号(1870年)
国旗及び国歌に関する法律
平成十一年法律第百二十七号(1999年)
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日本の国旗(にっぽんのこっき、にほんのこっき)は、地に紅色が描かれた。法律上は日章旗(にっしょうき)と呼ばれ、日本では古くから、一般的に日の丸(ひのまる)と呼ばれる。日本では聖徳太子遣隋使に託した文書以来、自国を"日出づる国"とする考え方があり、赤い日の丸は日の出の太陽を象徴する。 また紅白は日本の伝統色で、めでたいものとされており、赤は博愛と活力、白は神聖純潔を意味するとも言われている[1]

1999年平成11年)に公布・施行された「国旗及び国歌に関する法律」(通称:国旗・国歌法)の規定によれば、「の形は縦が横の3分の2の長方形日章直径は縦の5分の3で中心は旗の中心。地色は白色、日章は紅色」とされている。上下・左右対称である。

主に旧日本軍自衛隊で使用されている日章旭光意匠化した旗については、「旭日旗(きょくじつき)」を参照。
国旗として扱われる以前の歴史
古代から中世

日本人の古代信仰として古神道に分類される原始宗教では自然崇拝精霊崇拝を内包しており、特に農耕漁撈において太陽信仰の対象としてきた。皇祖神天照大神太陽神である。

弥生時代から古墳時代大和時代)にかけて祭器として使われた内行花文鏡の模様は太陽の輝きをかたどったものと言われ、三種の神器の一つ八咫鏡をこの鏡とする説もある[2]

初代神武天皇東征の時に生駒山で敗北するが、「私は日の神の子孫として日に向かって(東に向かって)戦うのはよくない、日を背にして(西に向かって)戦おう」と言って熊野(または伊勢[3][注 1])に迂回して近畿地方の征服を成し遂げた。第10代崇神天皇は、宮廷内に祀られていた天照大神を宮廷外で祀るようになり、第11代垂仁天皇の在位時に初代斎宮倭姫命によって伊勢に鎮座した。伊勢神宮の祭祀は、未婚の内親王(女性皇族)を天照大神の御杖代(みつえしろ、神の意を受ける依代)として斎王を立てるようになった。

第33代推古天皇の在位時代に聖徳太子皇帝煬帝へ、「日出處天子…」で始まる国書を送還している。また、飛鳥時代末期に国号を「日本」(日ノ本)と命名したところからも、太陽(日の出)を意識しており、「日が昇る」という現象を重視していたことが窺える。第40代天武天皇壬申の乱の時に伊勢神宮を望拝した。これが「勝利に結びついた」と考えられ、在位中に伊勢神宮の遷宮を制度化し、第41代持統天皇の在位時に第1回目の式年遷宮が行われた。日本の国家統治と太陽の結びつきはますます強くなった。

この太陽を象った旗を用いるようになったのは、645年大化元年)の乙巳の変以後、天皇による親政が確立された頃からと考えられる[4]。文献としては、797年延暦16年)の『続日本紀』の中にある文武天皇701年大宝元年)の朝賀の儀に関する記述において、「正月元旦に儀式会場の飾りつけに『日像』の旗を掲げた」とあり、これが日の丸の原型で最も古いものといわれているが、「白地に赤丸ではなかった」と見られている。

世界中で歴史的に太陽で描かれることは少なく、太陽は黄色または金色、それに対して白色または銀色で表すのが一般的である[注 2]。日本でも古代から赤い真円で太陽を表すことは一般的ではなかったと思われる。例えば高松塚古墳キトラ古墳には東西の壁に日象・月象が描かれているが、共に日象は金、月象は銀の真円で表さ れている。第42代文武天皇の即位以来、宮中の重要儀式では三足烏をかたどった銅烏幢に日月を象徴する日像幢と月像幢を伴って飾っていたことが知られるが、神宮文庫の『文安御即位調度之図』(文安元年記録)の写本からは、この日像幢が丸い金銅の地に赤く烏を描いたものであったことが確認されている。また世俗的にも『平家物語』などの記述などからも平安時代末期の頃までの「日輪」の表現は通常「赤地に金丸」であったと考えられている。

赤い真円で太陽を表現する例としては、古くは中国史上の時代の帛画にある(上記の日像幢と同様、内側に黒い烏を配するもの)。


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