日本の古墳一覧(にほんのこふんいちらん)では、日本に存在する特筆性の高い古墳を一覧の形式で記載する。「Category:日本の古墳」も参照のこと。 東北地方に、ヤマト政権の影響力が大きく伸びたのは古墳時代である。 ただし実際に東北地方で古墳文化の展開が継続して見られたのは福島県全域と宮城県大崎市付近一帯の大崎平野から山形県米沢市・山形市付近にかけてまでである。 東北地方北部では、岩手県盛岡市永福寺山遺跡、青森市細越舘遺跡からは古墳時代前期・中期の土師器が出土しているが、後期の土師器を出す遺跡は余り知られていない。また、土師器以外では、青森県小川原湖付近や岩手県から青森県にかけての馬淵川流域、秋田県など数カ所から5世紀の祭祀遺物の石製模造品が発見されている。さらに、青森県上北郡七戸町森ヵ沢遺跡からも5世紀代の須恵器や土師器が出土している。
北海道・東北地方
北海道
江別古墳群(江別市、末期古墳、日本最北端の古墳、国の史跡)
青森県
阿光坊古墳群(上北郡おいらせ町、末期古墳、国の史跡)
丹後平古墳群(八戸市、末期古墳、国の史跡)
岩手県
角塚古墳(奥州市、日本列島北端の前方後円墳、国の史跡)
江釣子古墳群(北上市、末期古墳、国の史跡)
藤沢狄森古墳群
浮島古墳群