日暮熟睡男
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.mw-parser-output ruby.large{font-size:250%}.mw-parser-output ruby.large>rt,.mw-parser-output ruby.large>rtc{font-size:.3em}.mw-parser-output ruby>rt,.mw-parser-output ruby>rtc{font-feature-settings:"ruby"1}.mw-parser-output ruby.yomigana>rt{font-feature-settings:"ruby"0}日暮(ひぐらし) 熟睡男(ねるお)
こちら葛飾区亀有公園前派出所』のキャラクター
登場(最初)JC第21巻「うらしまポリス!?の巻」
作者秋本治
声優牛山茂
今井敦
演じた俳優宮藤官九郎
プロフィール
愛称日暮
別名オリンピック男
性別男性
国籍 日本
肩書き警察官
親戚日暮起男(弟)
誕生日2月29日
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日暮 熟睡男(ひぐらし ねるお)は、秋本治の漫画およびアニメ版『こちら葛飾区亀有公園前派出所』に登場する架空の警察官。テレビアニメ版での声優牛山茂(第7話 - 第125話)、今井敦(第126話以降)。テレビドラマ版での俳優は宮藤官九郎(第3話)。
人物

新葛飾署に勤務する警官。葛飾警察署超能力課[1]両津勘吉の同僚。元々亀有公園前派出所勤務だったが、登場回数が極端に少ないため、新葛飾署に異動となった。

2月29日生まれ。身長165cm、体重48kg(実際はかなりの肥満体なのだが、4年眠っている間にやせてしまう)。年齢は32?35歳前後[注 1]。「モスクワオリンピックのころ、日暮は5歳だった」と両津は語っている[2]

原則として4年に1度の夏季オリンピックが行われる年にしか目覚めないため、「オリンピック男」「オリンピックキャラクター」といった別名がある。その登場頻度の低さから、再登場する度に新規の読者向けとして両津や大原が彼に関する説明をするなど、本作の長期連載を象徴するキャラクターでもある[注 2]。2016年はジャンプ本誌ではなく、2016年8月16日発売の週刊少年ジャンプ増刊・こち亀ジャンプに描き下ろされた新作エピソードでの登場となった[注 3]。なお、この年は最終回にも睡眠状態で登場している。

原作での初登場はモスクワオリンピックが行われた21-6(1980年)[注 4]。以降、41-6(1984年[注 5]、49-7(1986年)、62-4(1988年[注 6]、81-1(1992年[注 7]、100-9(1996年[注 8]、123-1(2000年[注 9]、144-1(2004年[注 10]、165-5(2008年[注 11]、186-8(2012年[注 12]、こち亀ジャンプ(2016年[注 13]、200-21(2016年)、201-9(2020年[注 14]、201-10(2021年[注 15]の14回(1996年秋の番外編にも1回登場している[注 16])の登場をしている。

初登場時の一人称は「オレ」。両津のことを苗字で呼び、屈託のない話し方をしていた[3]。次の登場回では一人称が「ボク」に変更。間延びした口調になり、両津のことを「両さん」と呼ぶようになった[4]

連載4周年を迎え、オリンピックの時のみ目覚めるキャラクターを1回きりの登場のつもりで出し、長期連載になるとは想定していなかったために存在を忘れていたがその後も連載が続き、読者の要望もあって4年に1度という形の登場が続くことになった。編集者は「4年に1回しか登場しないキャラクターはこち亀しかできない」と述べている。

第100巻にて行われた署内の「結婚したい男性ランキング」アンケートでは第8位にランクインしている[注 17]
能力・特技

24時間以内の未来を100%予知する能力を持っており、その光景をポラロイドカメラに念写することが出来る[3]。両津曰く「体を動かさないからそんな能力がついたのかもしれん」。起きている時はその能力を使い、犯人の潜伏先を言い当てて未解決事件を解決したり、近い将来起こる事件を未然に防いだりと非常に活躍しており、そのおかげで4年間寝ていてもクビにならずに済んでいるのだという[5][6]。ただ、寝起き直後は調子が悪く、過去の(自分が寝ている間に起きた)出来事を予知したように口走ったり、自分がスターになった姿を念写したりと、ありえない事象が起こる[4]。また、起きている時にあまりに酷使された場合、眠りにつけなくなる場合もある[6]

第49巻の登場以降は念力を身に付けている。

第100巻での登場では、水泳の才能があることが発覚する。泳ぐことが好きという日暮の目を覚ますために、両津達がスイミングプールへ連れて行った。そこで日暮は「バタフライをやるからね」と言ってそのまま真っすぐ倒れてプールに飛び込み、潜水泳法で50mプールを22秒で泳ぎ切るという日本未公認新記録を叩き出したため、「無名の新人」「次期オリンピック出場確実」などとスポーツ新聞に取り上げられて一躍有名となり、飛込競技でもかなりの才能を見せていた[7]

2004年以降はテレポーテーション能力を身に付けている[8]。しかし5mほどしか移動できない。その他に透視能力も見せた。

別注巻では弟の起男と決闘しており、これ以降物体を破壊するエネルギー弾を発射できるようになった。アニメ第242話「街角サッカー2002」ではエネルギー光線を射出している。
容姿・性格

起きた直後の姿は、無造作に伸びた髪に無精髭を生やし痩せこけている。目と眉毛は常に垂れ下がり、覇気を感じさせない表情をしている。卒配当時は肥満体で丸顔であった[6]

性格は非常にものぐさである。新人の頃は月3回のペースでしか出勤せず[3]、当時は1日16時間睡眠を取っていたため勤務中も平気で寝ていた。その後も次第に睡眠時間が長くなり、ついには4年に1度しか出勤しなくなってしまった。初登場時には「風呂」と称して洗濯機に服を着たまま入り、食器(割れないようにプラスチック製を使用)も一緒に洗っている[3]。制服は着替える手間を省くためつなぎにしており、着替える際は自分を起こしに来た両津に手伝わせている[3]。なお、オリンピックは盛夏時の開催が多いため、持っている制服は夏服である場合が多い[注 18]

オリンピックの年以外に起こすと非常に機嫌が悪くなって理性を保てなくなり、超能力を使って街を破壊するほどに暴れ回ってしまう。作中初めて途中で起こされた49-7での登場ではニコニコ寮を1人で全壊させてしまい、駆けつけた中川に「まるで爆撃を受けたようだ」と言われた[注 19][5]

初期の頃は毒舌な面があり、久しぶりに出勤して大原に挨拶した際に「4年間経っても巡査部長ですか」と皮肉を言っていた[3][4]

騙されやすく、寝ている間の出来事を知らないため、両津から嘘を教えられることが多い[6]


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