日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞
受賞対象作品、監督、俳優
開催日毎年12月28日[1]
国 日本
主催日刊スポーツ
報酬石原裕次郎賞:300万円
石原裕次郎新人賞:100万円
初回1988年
最新回2021年
最新受賞者作品賞
『ドライブ・マイ・カー』
公式サイト日刊スポーツ映画大賞 : 日刊スポーツ
日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞(にっかんスポーツえいがたいしょう・いしはらゆうじろうしょう)は、1988年に設立された日刊スポーツ新聞社が主催する映画賞である。一部メディアでは日スポ大賞と略されている。.mw-parser-output .toclimit-2 .toclevel-1 ul,.mw-parser-output .toclimit-3 .toclevel-2 ul,.mw-parser-output .toclimit-4 .toclevel-3 ul,.mw-parser-output .toclimit-5 .toclevel-4 ul,.mw-parser-output .toclimit-6 .toclevel-5 ul,.mw-parser-output .toclimit-7 .toclevel-6 ul{display:none} 対象は前年の12月からその年の11月まで日本で劇場公開された優秀な映画である[2]。受賞者は毎年11月末に発表され授賞式は12月末にホテルニューオータニの宴会場で行われ、前年度の受賞者がプレゼンターを務める。司会は元フジテレビアナウンサー露木茂が務めていた。受賞者に贈呈される盾には黒澤明が映画『夢』のために描いたコンテが第8回から使われている[3]。第33回(2020年)以降の授賞式は新型コロナウイルスの感染拡大・再拡大の懸念から開催が見送られ、受賞作品と受賞者の発表のみとなる[4]。第35回(2022年)以降司会も露木から同じ元フジテレビアナウンサーの笠井信輔に変更。 2021年の第34回は日刊スポーツ会員からの投票を反映させる「ファンが選ぶ最高作品賞」「ファンが選ぶ最高演技賞」が新設された[4]。 石原裕次郎賞(いしはらゆうじろうしょう)・石原裕次郎新人賞(いしはらゆうじろうしんじんしょう)は、1987年に亡くなった日本を代表する映画スター石原裕次郎の遺志を引き継ぎ、日刊スポーツ映画大賞に併設された賞である。石原プロモーション(石原プロモーション解散後は石原音楽出版社)が運営に全面協力している。その年に最もファンの支持を得たスケールの大きな作品に贈られるのが石原裕次郎賞であり、裕次郎を彷彿とさせる将来性豊かなスクリーンデビュー5年以内の新人に贈られるのが石原裕次郎新人賞である[2]。賞金はそれぞれ300万円、100万円となっている[2]。 2022年度の選考委員は以下の通り(五十音順)[5]。
概要
選考委員
秋山登
安藤涼子
石飛徳樹
伊藤さとり
笠井信輔
神田紅
河内利江子
駒井尚文
品田英雄
寺脇研
福島瑞穂
三輪祐見子
渡辺武信
日刊スポーツ選考委員
相原斎
村上久美子
大井義明
村上幸将
歴代各賞
第1回(1988年度) - 第10回(1997年度)
第1回(1988年度)
作品賞 『華の乱』(深作欣二)
監督賞 黒木和雄(『TOMORROW 明日』)
主演男優賞 渥美清(『男はつらいよ 寅次郎物語』)
主演女優賞 吉永小百合(『華の乱』)
助演男優賞 真田広之(『快盗ルビイ』)
助演女優賞 秋吉久美子(『男はつらいよ 寅次郎物語』『異人たちとの夏』)
新人賞 後藤久美子(『ラブ・ストーリーを君に』)
外国作品賞 『ラストエンペラー』(ベルナルド・ベルトルッチ)
石原裕次郎賞 『敦煌』(佐藤純弥)
石原裕次郎新人賞 緒形直人(『優駿 ORACION』) [6]
第2回(1989年度)
作品賞 『黒い雨』(今村昌平)
監督賞 今村昌平(『黒い雨』)
主演男優賞 奥田瑛二(『千利休 本覺坊遺文』)
主演女優賞 十朱幸代(『ハラスのいた日々』『社葬』)
助演男優賞 板東英二(『あ・うん』)
助演女優賞 南果歩(『夢見通りの人々』『蛍』)
新人賞
北野武(『その男、凶暴につき』)
宮沢りえ(『どっちにするの。』)
外国作品賞 『レインマン』(バリー・レヴィンソン)
石原裕次郎賞 『利休』(勅使河原宏)
特別賞
美空ひばり
松田優作 [6]
第3回(1990年度)
作品賞 『少年時代』(篠田正浩) [6]
監督賞 神山征二郎 [6](『白い手』)
主演男優賞 原田芳雄 [6](『浪人街』『われに撃つ用意あり』)[7]
主演女優賞 松坂慶子 [6](『死の棘』)
助演男優賞 吉岡秀隆 [6](『男はつらいよ ぼくの伯父さん』)
助演女優賞 小川真由美 [6](『遺産相続』『白い手』)
新人賞 牧瀬里穂 [6](『東京上空いらっしゃいませ』『つぐみ』)
外国作品賞 『ゴースト ニューヨークの幻』(ジェリー・ザッカー) [6]