日テレ系音楽の祭典
ベストアーティスト
Best Artist
ジャンル音楽番組 / 特別番組
演出渡辺春佳
渡邉友一郎(総合演出)
出演者櫻井翔
羽鳥慎一
バカリズム
市來玲奈(日本テレビアナウンサー)
製作
チーフ・プロデューサー島田総一郎
プロデューサー貝山京子、柏原萌人、傅克文、森下典子、比嘉智樹、橋本隆、山崎佑里子、和田裕子、大塚明、阿比留ほのほ、高村いずみ
前田直敬、吉田一浩、本橋武夫(番町St・P)
河野雄平(統括P)
岩崎小夜子(総合P)
制作日本テレビ
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間2001年12月19日 - 現在
放送時間各回の放送概要を参照
回数23
公式サイト
『日テレ系音楽の祭典 ベストアーティスト』(にっテレけいおんがくのさいてん ベストアーティスト)は、2001年より日本テレビ系列で毎年末に生放送されている大型音楽特別番組。番組名の末尾には放送年の西暦が入る。
2008年までは、『1億3000万人が選ぶ!ベストアーティスト』(いちおくさんぜんまんにんがえらぶ!ベストアーティスト)という番組名で放送されていた。 元々は『日本テレビ音楽祭』というコンクール番組だったが、音楽の多様化によりポップス歌手の出演辞退が相次いだ。さらに視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)の低下により、コンクールとして成立しないため1990年でこの形式は廃止された。翌年以降、コンクール番組を読売テレビ『全日本有線放送大賞』(現在の『ベストヒット歌謡祭』[注 1])に一本化して、『日本テレビ系音楽の祭典』という非公開形式の音楽番組に変更した。2001年、出演者やスタッフを入れ替えて、コンサート形式の本番組にリニューアルされた[注 2]。放送時間については初期は2時間半[注 3]だったが、後に3時間から4時間に拡大した[注 4]。 2001年の初回放送の正式タイトルは『1億3000万人が選ぶ!ベストアーティスト30』であったが、当時モーニング娘。などのハロー!プロジェクト関連のユニットなども数に含まれていたため、実際に登場したアーティストは30組より少なかった。翌々年からは、人数がタイトルに含まれなくなった。 当初は東京ベイNKホール[注 5]からの生放送だったが、2005年に同ホールが閉鎖したため同年から2007年までは横浜アリーナ、2008年は幕張メッセ[注 6]で開催された。2009年は東京ビッグサイト[注 7]と日本テレビGスタジオの二元中継(MCはGスタジオから進行)で放送された。 その後、2010年から2018年・2021年[1]は再び幕張メッセが使用され、2019年・2020年・2022年は日本テレビ番町スタジオからの生放送となっている。なお、3 - 4時間に渡りスタジオ外から生放送を実施するため日本テレビ本社のスタジオサブに放送本部を設けている[注 8]。 観覧枠は出演アーティストのファンクラブにそれぞれ割り当てられており、そこから抽選で選ばれる。2007年までは10月頃から『速報!歌の大辞テン』や『音楽戦士 MUSIC FIGHTER』など日本テレビの音楽番組でも観覧募集が行われていた。なおメイン会場の運営はソーゴー東京が行っており、ほかの日テレ系音楽番組主催イベントの運営も同様に行う。 アーティストは基本的に生放送会場に登場するが、過去には別の場所から生中継で出演したアーティストがいるほか[注 9]、スケジュールの都合でVTR出演となったアーティストもいる[注 10]。 番組の特徴として、それぞれのアーティストがどの性別・年齢層に支持されているかを番組が独自に調査していること、アーティストへの応援メッセージを番組公式サイトで受け付けていることが挙げられる。アーティストが登場するごとにナビゲーターの赤坂泰彦が性別・世代別の支持率をグラフで発表し、視聴者より受け付けた応援メッセージを司会者が紹介していたが、2011年を最後に廃止された。 2004年までは12月中旬の水曜日に放送されていた。2005年から12月上旬に『FIFAクラブワールドカップ』の中継が組まれる事に伴って2005年・2006年は11月下旬に放送されたが、火曜日の2時間ドラマ枠が撤廃された2007年から2009年はサッカー中継の無い火曜日に放送され、2010年から2014年は再び水曜日の放送に戻った。2015年から2017年は11月下旬の火曜日に放送されていた。2018年からは再び水曜日の放送となったが、2022年以降は土曜日に放送されている。 なお、下記に挙げられる日本テレビ系列で放送される特別番組と2週続けての放送となる場合がある。 ネット局は水曜日に放送が行われる場合、NNS29局の同時ネットだが2007年以降火曜日に放送する場合は、当日のプライムタイムをFNSのネットに定めているテレビ大分(TOS)を除くNNS28局の同時ネットとなる。テレビ大分は2008年・2009年・2016年・2017年は時差ネットで放送したが、放送が水曜日に戻った2010年から2014年までと2018年以降は再び同時ネットに復活している。なお水曜日に開催される年は、22時台の連続ドラマは通常より時間を遅らせるか、その週の放送を休止して、続きは翌週となるパターンのどちらかになっているが、4時間枠になった年は休止のパターンが多い。2022年度は12月3日の土曜日に放送されることになり、この週は「土曜ドラマ」[注 14]が休止になる予定である。 派生番組として2005年9月に『1億3000万人が選ぶ!真夏の音楽の祭典2005』が放送され(司会は徳光和夫・中山エミリ・アンガールズ(山根良顕・田中卓志)、2012年3月7日には東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)から1年が経過することを受けて『日テレ系音楽の祭典 音楽のちから2012』(司会は櫻井翔・羽鳥慎一・徳島えりか)が生放送された。
概要
11月下旬に放送される場合は、読売テレビ制作の年末音楽特別番組『ベストヒット歌謡祭』[注 11][注 12]
12月上旬に放送される場合は、お笑いコンテストの特別番組『女芸人No.1決定戦 THE W』[注 13]