この項目では、宿泊施設企業について説明しています。江戸時代に旅人を宿泊させ、食事を提供することを業としていた家については「旅籠」をご覧ください。
株式会社旅籠屋
Hatagoya & Company佐野SA店
種類株式会社
市場情報
グリーンシート エマージング 4807
1999年11月15日 - 2016年9月6日
株主コミュニティ組成(2016年9月23日 -)
本社所在地 日本
〒111-0042
東京都台東区寿三丁目3番4号 旅籠屋ビル
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度42分21.2秒 東経139度47分31.1秒 / 北緯35.705889度 東経139.791972度 / 35.705889; 139.791972
株式会社旅籠屋(はたごや:英文名称Hatagoya & Company)は、小規模宿泊施設「ファミリーロッジ旅籠屋」の経営と運営を行う会社。 日本における唯一の本来のモーテルスタイル(ラブホテルではない)のロードサイドホテルチェーン。店舗は、アメリカ合衆国のモーテルを参考にして、観光地や都心部から離れた、幹線道路や高速道路沿いを中心に出店している。 会社の創業理念は「シンプルで自由な、旅と暮らしをサポートする」であり、車社会のインフラストラクチャーとなることを目指している。そのため、必ずしも収益性にこだわらず、空白地帯となっている地方に優先して、全国への出店を続けており、既に.mw-parser-output .frac{white-space:nowrap}.mw-parser-output .frac .num,.mw-parser-output .frac .den{font-size:80%;line-height:0;vertical-align:super}.mw-parser-output .frac .den{vertical-align:sub}.mw-parser-output .sr-only{border:0;clip:rect(0,0,0,0);height:1px;margin:-1px;overflow:hidden;padding:0;position:absolute;width:1px}2⁄3以上の都道府県に店舗が存在し、2024年2月時点での店舗数は73店である。 店舗はすべて直営で、正社員が住み込んで運営を行っている。2008年には高速道路のSA・PA内への出店(壇之浦PA店、佐野SA店)も実現させており、2011年秋には山陽自動車道・宮島SAへも出店した。 素泊まりが基本だが、朝はパンやジュースなどの軽食を無料提供している。客室は全店舗ほぼすべて共通で、約25uのスペースに幅1.5m以上のクイーンサイズベットを2台設置しており、シングル・ツイン・ダブルといった区分はない[2]。そのため、子供連れの家族からビジネス客(全店合計で、いずれも40%弱)まで同じ客室に宿泊している。 出店方式については、大部分の場合、土地所有者などが旅籠屋仕様によって建てた建物を、長期賃借(おおむね20年契約)する方法で行っている。15年間分の家賃保証や、通常の経年変化に伴うメンテナンス費用を、すべて旅籠屋側で負担する点が大きな特徴である。 なお、まったくの独立経営であり、中立的な立場で事業を行うため親会社や資本提携先、および特定の営業提携先も存在しない。 屋号に旅籠と有るが、安価に宿泊できるという共通点のみであり、関連は無い[3]。 2024年2月現在、青森県、岩手県、秋田県、石川県、福井県、愛知県、京都府、和歌山県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、沖縄県には店舗が存在しない[6]。但し、岩手県、秋田県、石川県は過去に店舗が存在した(後述)。 出店順店舗名開業客室数
会社概要
沿革
1994年(平成6年)7月 - 資本金1,000万円にて設立
1995年(平成7年)8月 - 1号店「ファミリーロッジ旅籠屋・鬼怒川店」(後の日光鬼怒川店)オープン
1997年(平成9年)2月 - ウェブサイト開設。
1998年(平成10年)7月 - チェーン店舗展開のため、東京に本社オフィスを開設。
1999年(平成11年)11月 - グリーンシート銘柄に登録。公募増資(増資規模:9900万円)[4]。
2000年(平成12年)4月 - 2号店「那須店」オープン。
2006年(平成18年)3月 - 12号店「東京新木場店」オープン
2008年(平成20年)
4月 - 西日本高速道路管内初の高速道路内店舗(ハイウェイホテル)となる22号店 「壇之浦PA店」オープン。
7月 - 東日本高速道路管内初の高速道路内店舗となる25号店「佐野SA店」オープン。
2010年(平成22年)11月 - 減資(資本金1億円)、累積損失を解消。
2011年(平成23年)
3月 - 「ハイ・サービス日本300選」(サービス産業生産性協議会)受賞。
7月 -31号店「高松店」をオープンし、四国に進出。
9月 - 期末配当を初実施(以後、毎年継続実施)。
10月 - 「勇気ある経営大賞」(東京商工会議所)優秀賞受賞。
11月 - 西日本高速道路管内で2番目のハイウェイホテル、34号店「宮島SA店」オープン。
2012年(平成24年)10月 - 37号店「北九州八幡店」をオープンし、九州へ進出。
2014年(平成26年)7月 - 全店で無線LAN(Wi-Fi)によるブロードバンドインターネット接続が可能となる
2015年(平成27年)12月 - 創業20周年事業として、オリジナル全国ドライブマップを刊行。
2016年(平成28年)
8月4日 - 日本証券業協会が2018年3月までにグリーンシート制度を廃止する方針である事を受け、2016年9月6日を以ってグリーンシート銘柄としての指定を取消す予定であることを公表[4]。なお、指定取消し後の方針としては、当初は東京プロマーケットへの上場も検討したが、上場費用の観点から断念し、最終的には同年9月23日頃を目処に、株主コミュニティをみらい證券が運営する形で組成する事を予定しているとしている[4]。
8月5日 - 日本証券業協会へグリーンシート指定取消しを届出[5]。
9月6日 - グリーンシート銘柄の指定取消し。
2017年(平成29年)10月 - 共用の「誰でもトイレ」に、簡易オストメイトを設置(以後、新築の店舗にはすべて設置)。
2018年(平成30年)
4月 - 外国居住者に限り、1泊目の料金をクレジットカード払い可能に。
7月 - 北海道初の店舗、66号店函館店開店。
2020年(令和2年)10月27日 - 第3回日本サービス大賞 優秀賞(日本生産性本部)を受賞。
2022年(令和4年)6月30日 - 7号店北上江釣子店閉店。旅籠屋では初の閉店。
店舗
2号店那須店2000年(平成12年)4月25日12室
4号店山中湖店2001年(平成13年)7月20日14室
5号店沼田店2001年(平成13年)7月27日14室
6号店水戸大洗店2001年(平成13年)10月1日12室
8号店仙台亘理店2004年(平成16年)4月24日12室
9号店小淵沢店2004年(平成16年)7月17日12室
10号店前橋南店2005年(平成17年)7月1日12室