新金谷駅
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新金谷駅
駅舎(2010年6月)
しんかなや
SHIN-KANAYA

金谷 (2.3 km) (1.5 km) 代官町

所在地静岡県島田市金谷東2丁目1112-2.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度49分34.26秒 東経138度8分13.20秒 / 北緯34.8261833度 東経138.1370000度 / 34.8261833; 138.1370000座標: 北緯34度49分34.26秒 東経138度8分13.20秒 / 北緯34.8261833度 東経138.1370000度 / 34.8261833; 138.1370000
所属事業者大井川鐵道
所属路線■大井川本線
キロ程2.3 km(金谷起点)
駅構造地上駅
ホーム島式 1面2線
乗車人員
-統計年度-365人/日(降車客含まず)
-2019年-
乗降人員
-統計年度-684人/日
-2019年-
開業年月日1927年昭和2年)6月10日
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新金谷駅(しんかなやえき)は、静岡県島田市金谷東2丁目にある、大井川鐵道大井川本線である。
歴史

1927年昭和2年)6月10日:開業。

駅構造島式ホーム(単線・一線通過型)

島式ホーム1面2線を有する地上駅木造駅舎を有する。駅舎とホームの間は構内踏切で連絡している。ホームにアナウンスの装置はなく、列車の到着時には駅員が乗客を誘導する。当駅には側線電留線があり、使用しない機関車や客車などが留置されている。

駅構内には蒸気機関車 (SL) を含む大井川本線の車両の整備を行っている新金谷車両区が併設されている。ここがSLの実質的な発着場所であり、SL出発式が行われ[1]、運用を終えたSLはここへ戻ってくる。過去に存在した転車台1970年(昭和45年)9月28日に撤去されたため、SLの方向転換ができない状態となり、長い間千頭発のSLは原則的に逆機客車を牽引していた。しかし、転車台を再設置することが2010年平成22年)11月に決定され、2011年(平成23年)10月7日(SLフェスタ2011の初日)に使用を開始した[2]。島田市の観光政策の一環でもあった[3]。車両区西側・SLの留置場北側に設置され、通常は電動だが手押しで動かすことも可能である。

また当駅の金谷駅側の外れ、新金谷車両区の脇から南東方向に分かれて伸びる側線がある。終端部に廃車となった車両や貨車が留置されているが、廃車となった車両の解体作業や車両の搬入、搬出、資材の積み込みにも使われている。挟む形となっている大井川支流から「大代川側線」と通称されている。2018年(平成30年)秋からは、同側線末端に検修設備が設けられている。

駅舎は大井川鐵道の本社事務所となっている[4]。また駅舎内には喫茶店「This is cafe 新金谷駅店」が営業している[5]

2018年(平成30年)11月2日の『官報号外第242号「文化財を登録文化財に登録する件」(文部科学省告示第二百十四号)により、駅舎が登録有形文化財に登録された[6][7][8]

当駅から金谷駅まではスタフ閉塞となっており、1列車しか入線できない。金谷駅に出入りする列車のために運転扱いを兼ねて終日駅員が配置されている。

ホーム(2018年2月)

転車台とC11 190

利用状況

2007年度の1日平均乗車人員は468人(『静岡県統計年鑑』による)。

2011年10月1日から、蒸気機関車牽引の全列車が当駅始発となった。

駅周辺

プラザロコ - 元
ヤオハンの建物を改装して、1997年(平成9年)4月27日にオープンした施設[9]。館内には、SL急行券の販売窓口や売店、ロコミュージアムなどがある[9]

宅円庵 - 日本左衛門首塚

沼津熔銅株式会社[10]


2019年令和元年)7月20日より、静岡空港 - JR金谷駅・新金谷駅間においてバス路線が実証運行として開始され[11][12]、2022年3月27日より蓬莱橋まで延伸された[13]

隣の駅
大井川鐵道
■大井川本線
特急新金谷駅 - 家山駅(折返し、乗降不可)SL急行新金谷駅 - 家山駅EL急行新金谷駅 ← 家山駅快速急行(金谷←新金谷間は普通)(金谷駅 ← )新金谷駅 - 福用駅区間急行金谷駅 ← 新金谷駅 ← 代官町駅普通金谷駅 - 新金谷駅 - 代官町駅
脚注[脚注の使い方]^ 【鉄道 地域と走る】大井川鉄道、ホテル会社傘下の再建 じわり効果『日本経済新聞』電子版(2019年6月28日)2020年1月9日閲覧
^ “新金谷駅構内に転車台が設置されます。”. 大井川鐵道株式会社 公式ホームページ. 2011年10月5日時点の ⇒オリジナルよりアーカイブ。2020年4月9日閲覧。
^ 大井川鐵道(株)新金谷駅でSL転車台お披露目 - 静岡県公式サイト、2011年10月14日。
^大井川鐵道・ロケーションサービス(2020年1月9日閲覧)
^新金谷のカフェ "This is Cafe" This is Cafe公式サイト、2015年3月25日閲覧
^ 「文化財を登録文化財に登録する件(文部科学省告示第二百十四号)」『官報』号外第242号、国立印刷局、2018年11月2日、2018年11月22日閲覧。 [リンク切れ]
^ 『新金谷駅 駅舎が「登録有形文化財」となりました。』(プレスリリース)大井川鐵道、2018年11月13日。 ⇒オリジナルの2018年11月15日時点におけるアーカイブ。https://web.archive.org/web/20181115005604/http://oigawa-railway.co.jp/archives/18229。2018年11月21日閲覧。 
^ “大井川鐵道 新金谷駅舎が登録有形文化財に”. 鉄道チャンネルニュース. エキスプレス (制作プロダクション) (2018年11月14日). 2018年11月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月21日閲覧。
^ a b “「プラザロコ」誕生”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 4. (1997年5月14日) 
^ 沼津熔銅Google マップ(2020年1月9日閲覧)
^ “富士山静岡空港とJR金谷駅・大井川鐵道新金谷駅間のバス、実証運行開始 7月20日から”. Traicy (2019年6月26日). 2019年6月28日閲覧。
^ “ ⇒富士山静岡空港?JR金谷駅・大鉄新金谷駅間 路線バス実証運行を開始”. 富士山静岡空港. 2019年8月9日閲覧。


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