新野郡（しんや-ぐん）は、中国にかつて存在した郡。西晋から隋初にかけて、現在の河南省南部および湖北省襄陽市にまたがる地域に設置された。
概要・穣・交木
南朝斉のとき、新野郡は新野・山都・池陽・穣・交木・恵懐の6県を管轄した[3]。
北魏のとき、新野郡は荊州に属し、穣・新野・池陽の3県を管轄した[4]。
579年（大象元年）、北周により、荊州新野郡が滕国とされた[5]。後に再び新野郡が置かれた。
583年（開皇3年）、隋が郡制を廃すると、新野郡は廃止されて、鄧州に編入された[6]。
脚注^ 『晋書』地理志下
^ 『宋書』州郡志三
^ 『南斉書』州郡志下
^ 『魏書』地形志二下
^ 『周書』宣帝紀
^ 『隋書』地理志中
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