新羽駅
駅舎(2023年5月)
にっぱ
Nippa
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新羽駅(にっぱえき)は、神奈川県横浜市港北区新羽町字仲町にある、横浜市営地下鉄ブルーライン(3号線)の駅である。駅番号はB27。
新羽車両基地への出入庫線が分岐しており、乗務員交替駅でもある。 神奈川県道140号川崎町田線(港北産業道路)の新羽駅前交差点にあり、鶴見川沿いで地形は平坦であり、低層住宅・事務所・中小工場・倉庫などが混在する地域である。地下鉄の開業に合わせて、駅の西側にバスターミナルが設置された。 3階にプラットフォームがある高架駅で、新羽車両基地への入出庫線があることから2面3線になっており、また前後に分岐器も設けられた大規模な駅である[3]。 地名から採られた。なお、地名は「新羽町」と「町」の字が付いており、建設中の仮称駅名も「新羽町」であった。 島式ホーム2面3線を有する高架駅で、湘南台方面とあざみ野方面は別ホームである。中線は両方向共用となっており、主に新羽車両基地への出入庫列車や日中に毎時2本設定される当駅始終着湘南台方面の普通が使用している。 ブルーラインは第三軌条方式で電化されている。通常、このような鉄道の駅部分は第三軌条をホームの反対側に設置し、乗客が万一転落した場合に感電するリスクを下げている。しかし当駅では2・3番線ホームは両側から乗降が可能なため、3番線ホーム直下に第三軌条が設置されており、転落した場合は感電事故の危険性が高い[4]。このため、レールおよび防護カバーが黄色と黒色の警戒色に塗装されていたが、ホームに安全柵は設置されていなかった。そのため、ワンマン運転実施のためのホームドアの設置工事にあたっては、当駅3番線ホームが最初の施工となり、2007年4月21日に使用を開始した。 番線路線行先[5]備考 2022年度の1日平均乗降人員は19,885人(乗車人員:9,883人、降車人員:10,002人)である。 近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は下記の通り。 年度別1日平均乗降・乗車人員年度1日平均 当駅周辺地区は、横浜市における都心(ツインコア)の一つである「新横浜都心」に指定されている[8][9]。 駅周辺は古くからの工場地帯であるが、ブルーライン開業後はマンションなどが立地するようになっている。 当駅からは東急東横線、都筑区、イケア港北方面などの商業施設へのアクセス拠点である。 乗り場系統行先会社
概要
歴史
1993年(平成5年)3月18日 - 市営地下鉄3号線新横浜駅 - あざみ野駅間開通に伴い、開業。
2006年(平成18年)12月 - ワンマン運転実施を控え、3番線ホームに試験を兼ねてホームドアが設置される。この時点ではドアは稼動せず。
2007年(平成19年)4月21日 - ホームドアの全面使用開始。
2012年(平成24年)4月20日 - docomo Wi-Fiによる、公衆無線LANサービス開始。
2015年(平成27年)7月18日 - ダイヤ改正により運転を開始した快速の停車駅に設定される。
駅名の由来
駅構造
のりば
1・2 ブルーライン湘南台方面2番線は当駅始発と快速待避をする普通が使用
3・4あざみ野方面3番線は当駅始発と快速待避をする普通が使用
上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で記載している。
改札口(2023年5月)
1・2番線ホーム(2023年5月)
3・4番線ホーム(2023年5月)
利用状況
乗降人員[6]1日平均
乗車人員[7]出典
1992年(平成04年)[備考 1]6,360
1993年(平成05年)4,183
1994年(平成06年)5,045
1995年(平成07年)5,581[* 1]
1996年(平成08年)5,939
1997年(平成09年)6,258
1998年(平成10年)6,303[* 2]
1999年(平成11年)13,1906,540[* 3]
2000年(平成12年)13,9386,902[* 3]
2001年(平成13年)14,7397,212[* 4]
2002年(平成14年)15,0127,514[* 5]
2003年(平成15年)15,7887,937[* 6]
2004年(平成16年)17,0878,515[* 7]
2005年(平成17年)17,5638,800[* 8]
2006年(平成18年)17,4828,748[* 9]
2007年(平成19年)18,1859,068[* 10]
2008年(平成20年)16,6658,289[* 11]
2009年(平成21年)17,4338,672[* 12]
2010年(平成22年)17,7278,823[* 13]
2011年(平成23年)18,0638,985[* 14]
2012年(平成24年)18,9079,410[* 15]
2013年(平成25年)19,4929,703[* 16]
2014年(平成26年)19,5749,736[* 17]
2015年(平成27年)20,21010,039[* 18]
2016年(平成28年)20,76710,314[* 19]
2017年(平成29年)21,16410,507[* 20]
2018年(平成30年)21,66810,758[* 21]
2019年(令和元年)21,43110,636[* 22]
2020年(令和02年)17,2488,582
2021年(令和03年)18,5509,228
2022年(令和04年)19,8859,883
備考
^ 1993年3月18日開業。開業日から同年3月31日までの計14日間を集計したデータ。
駅周辺
横浜市新田地区センター
横浜市港北消防署新羽消防出張所
新田郵便局
横浜太尾郵便局
横浜銀行新羽支店
川崎信用金庫新羽支店
さわやか信用金庫新羽支店
横浜信用金庫新羽支店
東急バス新羽営業所
神奈川県立港北高等学校
スーパーローヤルよつや
食品館あおば 新羽店
クリエイトSD
イオン横浜新吉田ショッピングセンター
イオン横浜新吉田店
ヨネヤマプランテイション(ザ・ガーデン本店)
港北産業道路
宮内新横浜線
西方寺
常真寺
バス路線バスターミナルに設置されている横浜市営地下鉄のパブリックアート
水谷忠敬「イブの総て」(1993年)
新羽駅バス停
1綱72綱島駅●東急
新横浜駅
綱74綱島駅
新横81新横浜駅
新横82
228中山駅北口●市営
96新横浜駅(※朝、夕のみ)
41川向町
中山駅北口
3鶴見駅西口
新横浜駅
港北車庫
隣の駅
横浜市交通局
ブルーライン(3号線)■快速(あざみ野方面は当駅から各駅に停車)新横浜駅 (B25) - 新羽駅 (B27) - 仲町台駅 (B28)■普通北新横浜駅 (B26) - 新羽駅 (B27) - 仲町台駅 (B28)
脚注[脚注の使い方]^ 『横浜市高速鉄道建設史II』 横浜市交通局、2004年3月、72ページ
^ 市営地下鉄の「契約駅員」5名募集、ブルーラインなど受託各駅に勤務予定
^ 『横浜市高速鉄道建設史II』 横浜市交通局、2004年3月、179ページ
^ これは東京メトロ丸ノ内線の中野坂上駅も同様である。
^ “新羽の駅情報 駅構内図
^ 横浜市統計書
^ ⇒神奈川県県勢要覧
^ ⇒横浜市都市計画マスタープラン(全体構想) (PDF) 平成25年3月発行。編集・発行、横浜市都市整備局企画部企画課。
^ ⇒新横浜都市整備基本構想パンフレット(1999年) (PDF) 平成11年6月発行。横浜市都市計画局都市企画部企画調査課。
出典
神奈川県県勢要覧
^ ⇒線区別駅別乗車人員(1日平均)の推移 (PDF) - 30ページ
^ 神奈川県県勢要覧(平成12年度)- 228ページ
^ a b ⇒神奈川県県勢要覧(平成13年度) (PDF) - 230ページ
^ ⇒神奈川県県勢要覧(平成14年度) (PDF) - 228ページ
^ ⇒神奈川県県勢要覧(平成15年度) (PDF) - 228ページ
^ ⇒神奈川県県勢要覧(平成16年度) (PDF) - 228ページ
^ ⇒神奈川県県勢要覧(平成17年度) (PDF) - 230ページ
^ ⇒神奈川県県勢要覧(平成18年度) (PDF) - 230ページ
^ ⇒神奈川県県勢要覧(平成19年度) (PDF) - 232ページ
^ ⇒神奈川県県勢要覧(平成20年度) (PDF) - 236ページ
^ ⇒神奈川県県勢要覧(平成21年度) (PDF) - 246ページ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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