新砂
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}日本 > 東京都 > 江東区 > 新砂

新砂
町丁
順天堂大学医学部附属順天堂東京江東高齢者医療センター
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度39分40秒 東経139度49分34秒 / 北緯35.661136度 東経139.826008度 / 35.661136; 139.826008
日本
都道府県 東京
特別区 江東区
地域城東地域

人口情報(2023年(令和5年)1月1日現在[1]
 人口5,751 人
 世帯数2,461 世帯

面積[2]
 3.357432227 km²
人口密度1712.92 人/km²
郵便番号136-0075[3]
市外局番03(東京MA[4]
ナンバープレート江東
ウィキポータル 日本の町・字
ウィキポータル 東京都
ウィキプロジェクト 日本の町・字
テンプレートを表示

新砂(しんすな)は、東京都江東区の地名。現行行政地名は新砂一丁目から新砂三丁目。住居表示実施済区域。
地理

東京都江東区の東端部に位置し、城東地域内に当たる。北部は住宅地オフィス街、南部は工業地帯であり、南砂町駅の駅前広場なども含まれる。隣接する地域は北は南砂および東砂、東は江戸川区清新町、南は夢の島、西は東陽および塩浜。町域の東辺を荒川、南辺を砂町運河、西辺を曙北運河である。

西側の新砂一丁目・新砂二丁目と東側の新砂三丁目の2つの地域は砂町北運河によって完全に分かれており、北端を除いては橋が無く東西の移動は困難である。

西側の北部は東陽町駅に近く、大企業本社などがある。北部から中部にかけては総武快速線新小岩信号場駅から分岐した貨物支線越中島支線)が走っており、越中島貨物駅(塩浜)につながっている。新砂は歴史的に越中島貨物駅と密接な関係があり、現在でも大企業の物流倉庫や自社専用のトラックターミナルが多いようである。江東区は倉庫業の盛んな地域(事業所数が都内2位、倉庫面積が23区1位)[5]で、特に新砂には地域を代表する集配拠点が集まっている。北部には佐川急便の東京店があり、潮見駅に近い南部には日本通運の中央ターミナルや日本郵便新東京郵便局がある。新砂に集まる荷物は1日に1万5000トンといわれている[6]。新砂の西側は塩浜や夢の島と橋でつながっており、首都高速湾岸線を利用しやすい。

東側は荒川右岸河口部に位置している。北部は南砂町駅に近く住宅地や商業地となっており、清砂大橋により江戸川区と繋がっている。東側は南部を中心に東京都水道局江東給水所、東京都下水道局砂町水再生センターや東部汚泥処理プラント、東京電力パワーグリッド江東変電所などの大規模な公共供給施設が存在している。下水道の余熱は地域の冷暖房として利用されており、順天堂東京江東高齢者医療センター等に供給されている[7]。南端には新砂水門があり、東京港の外縁を守っている。今のところ夢の島への橋は無いが、将来的には補助144号線が計画されており[8]放射16号線国道357号をつなぐ予定である。また清砂大橋の開通以降、東側にも東京国際郵便局などの物流施設が集まり始めている。

中央の砂町北運河沿いにはIHI造船化工機の砂町工場[9]のような造船所ヨットハーバーが点在していたが、IHI造船化工機は2009年にIHIに合併吸収され、2014年に砂町工場は閉鎖された[10]。北運河とつながる砂町運河は交通量の多い幹線で、東京水辺ラインなどが通っている。
河川・運河

荒川

清砂大橋


砂町運河


夢の島大橋


曙北運河

新砂橋

砂潮橋


歴史

名前の由来は砂町を開発した砂村新左衛門に由来する。砂町と新砂はともに埋立地で、新砂一帯は明治時代以降に埋め立てが進んだ。ただし、新砂という地名が成立したのは住居表示制度実施時である[11]

新砂の西側は、越中島駅に関連して埋め立てられた。新砂二丁目は東京港の越中島駅敷地造成事業計画の一環として造成された「砂町東部埋立地」で、1938年昭和13年)から本格的に埋め立てが始まった。歓楽地であった洲崎の東に位置しており、造成事業が始まる直前の1936年(昭和11年)には洲崎球場が作られた。越中島支線より南が埋め立てられたのは戦後である[12]

新砂の東側は、荒川放水路の河口として埋め立てられた。1930年(昭和5年)には島状の埋立地にて砂町汚水処分場が運転を開始した。現在は河口付近がスーパー堤防化されている[13]2004年平成16年)には清砂大橋が開通し、これに伴い「新砂土地区画整理事業」が行われた[14]。事業により南砂町駅の南側を中心に再開発が進み、永代通りの北側に大規模なマンション、南側には病院商業施設が完成した。2010年代に入っても開発は続き、2011年からは南砂町駅の改良工事が始まり[15]、2014年3月にはアシックスジャパン本社ビルが完成した[16]
沿革

1930年昭和5年)- 東京都下水道局の砂町汚水処分場(現:砂町水再生センター)が作られた。

1932年(昭和7年)- 砂町は東京市に編入されて亀戸町大島町と合併し城東区となった。この時に旧・大字永代、本砂町、平井、四十町を合わせた地域を南砂町一丁目から南砂町九丁目とした。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:44 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef