新百合ヶ丘駅
南口(2016年10月)
しんゆりがおか
Shin-Yurigaoka
新百合ヶ丘駅(しんゆりがおかえき)は、神奈川県川崎市麻生区万福寺一丁目にある、小田急電鉄の駅である。駅番号はOH 23。
駅長所在駅。町田管区新百合ヶ丘管内として、多摩線(新百合ヶ丘駅 - 唐木田駅)を管理している。小田原線と多摩線の分岐駅で、一部の特急列車を除き小田急電鉄で扱う全ての列車種別が停車する唯一の駅である。
駅周辺地域である新百合ヶ丘は「しんゆり」の略称で呼称されることもある[1][2]。 小田原線、多摩線ともに一部の特急ロマンスカーが停車するなど川崎市麻生区の代表駅となっているが、歴史的には新しい駅である[注釈 1]。
乗り入れ路線
小田急電鉄 - 駅番号はOH 23
小田原線
多摩線 - 当駅が起点。
歴史
1974年(昭和49年)6月1日 - 開業。カーブ緩和のため南東側に線路を移設して、そこに駅を設置している。開業の経緯は小田急多摩線の歴史を参照。急行・準急・各駅停車(多摩線は各駅停車のみの運転)の停車駅となる。
1977年(昭和52年) - 「川崎市都市計画新百合丘駅周辺特定土地区画整理事業」が事業着工し、駅前の開発が始まる[3]。
1984年(昭和59年) - 「川崎市都市計画新百合丘駅周辺特定土地区画整理事業」の事業終了[3]。
1986年(昭和61年) - バス乗り場が整備される。それまで百合ヶ丘駅発着だった多くの路線バスが当駅発着となり、そのため乗降客数が急増する。
2000年(平成12年)12月2日 - 多摩線直通の特急ロマンスカー「ホームウェイ」号の運行開始に伴い、特急ロマンスカー停車駅となる。同時に、多摩線での急行運行も開始。
2002年(平成14年)3月23日 - 特急ロマンスカー「サポート」「えのしま」号の停車駅となる。また、多摩急行と湘南急行運転開始に伴い、両種別の停車駅となる。
2004年(平成16年)12月11日 - 快速急行と区間準急の停車駅となる。特急ロマンスカーの愛称変更に伴い、「サポート」の代わりに「はこね」「さがみ」号の停車駅となる。
2007年(平成19年)11月23日 - エレベーター専用口開設。同時に、エレベーターが使用を開始。
2008年(平成20年)3月1日 - 従来より設置されている改札口を中央西改札口に、エレベーター専用口を中央東改札口に改称。同時に、新宿方に新たに設置されたエスカレーターを供用開始。
2012年(平成24年)3月17日 - JR御殿場線の御殿場駅まで直通する特急ロマンスカー「あさぎり」(現在のふじさん)号の停車駅となる。
2014年(平成26年)1月:駅ナンバリングが導入され、使用を開始[4]。
2018年(平成30年)3月17日 - ダイヤ改正より小田原線に通勤急行と通勤準急の停車駅となる。