新疋田駅
駅舎(2020年5月)
しんひきだ
Shin-Hikida
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新疋田駅(しんひきだえき)は、福井県敦賀市疋田にある[2]、西日本旅客鉄道(JR西日本)北陸本線の駅である。
隣の近江塩津駅から分岐する湖西線の列車も乗り入れる。駅番号は北陸本線がJR-A02、湖西線がJR-B09。 北陸本線旧線(後の柳ヶ瀬線)に存在した旧・疋田駅と地名に因んだものである[15]。 相対式ホーム2面2線を有する地上駅である[2]。上り本線はホームに接していない中央の1線で、通過列車が使用する[1][2]。停車する列車はホームに接する待避線(運転上は上り1番線)を使用する。 当駅から敦賀方面は金沢支社敦賀地域鉄道部の所管となっており、隣の近江塩津駅から先は近畿統括本部所管に変わる。なお、境界標は近江塩津駅の第1場内信号機付近に設置されている。 敦賀地域鉄道部が管理する無人駅である。駅舎は下りホーム(1番のりば)にあり、上りホーム(2番のりば)へは構内踏切を利用する[2]。窓口営業が廃止された後も永らく運転管理の駅員が配置されていたが、後にその要員も無配置となった。自動券売機は設置されていない。 駅舎は、ハンドカットのログハウスの平屋建てで、内部には鉄道写真を飾るギャラリー[2][7][15]や多目的トイレ、待合スペースなどがある。北陸本線の長浜駅 - 敦賀駅間などの電源方式変更(直流化)に伴い、敦賀駅まで延伸される新快速が新たに停車することとなったことに合わせて総工費7,200万円で駅舎が改築され、2006年(平成18年)[15]10月11日に供用を開始した。また、改築と同時にパークアンドライド用の駐車場が整備されている。 直流化に伴い、駅構内に新疋田変電所が新設された。新疋田変電所は電力会社からの受電を1回線のみとし、リチウムイオン電池を用いた補完装置を設置しているので、電力が途絶えても蓄電池での送電が行える。 のりば路線方向行先備考
歴史
年表先代の駅舎(2006年3月)
1957年(昭和32年)10月1日:日本国有鉄道北陸本線の木ノ本駅 - 敦賀駅間経路変更に伴い開業する(一般駅)[1][2]。
駅建設の際、予定地内に桃の木30本を持つ地主が立木一本あたり5万円を要求。交渉がまとまらず、一時は開業が危ぶまれていた[3]。
1960年(昭和35年)8月1日:貨物の取り扱いを廃止し、旅客駅となる[4]。
1963年(昭和38年)10月1日:衣掛隧道ループ線の開通に伴い鳩原信号場を廃止し、ループ線を上り線に、旧鳩原信号場廻りを下り線専用とすることで複線化する。
1966年(昭和41年)11月30日:沓掛信号場から当駅までが複線化されるとともに、同信号場を廃止する。
1971年(昭和46年)3月25日:荷物の取り扱いを廃止する[5]。駅員無配置駅となる[6]。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[4]。
2006年(平成18年)
10月11日:新駅舎の使用を開始する[7]。ホームの改良工事が完成。
10月21日:北陸本線敦賀駅 - 長浜駅間の直流電化により、新快速の乗り入れを開始する[8][9]。
2018年(平成30年)
3月17日:駅ナンバリングが導入され、使用を開始する[10][11]。
9月15日:「ICOCA」の利用が可能となる[12][13][14]。
駅名の由来
駅構造
のりば
1 北陸本線下り敦賀方面[16]
2上り近江塩津・長浜・米原方面[16]日中は 湖西線経由のみ
湖西線近江塩津・近江今津・京都方面[16]
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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