新町_(群馬県)
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この項目では、群馬県高崎市に編入された多野郡新町、および編入後の高崎市新町(しんまち)について説明しています。

当町の編入前まで「新町」(あらまち)だった高崎市の町については「あら町」をご覧ください。

群馬県前橋市に存在した新町については「新町 (前橋市)」をご覧ください。

しんまち
新町
新町駐屯地

新町旗新町章
町旗町章

廃止日2006年1月23日
廃止理由編入合併
新町、群馬町箕郷町倉渕村高崎市
現在の自治体高崎市
廃止時点のデータ
日本
地方関東地方
都道府県群馬県
多野郡
市町村コード10361-6
面積3.74 km2.
総人口12,708人
推計人口、2006年1月23日)
隣接自治体群馬県藤岡市佐波郡玉村町
埼玉県児玉郡上里町
町の木ハナミズキヤナギ
町の花サツキツツジキンモクセイ
新町役場
所在地370-1301
群馬県多野郡新町3152番地
新町役場(現・高崎市役所新町支所)
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯36度16分37秒 東経139度06分49秒 / 北緯36.27692度 東経139.11361度 / 36.27692; 139.11361 (新町)座標: 北緯36度16分37秒 東経139度06分49秒 / 北緯36.27692度 東経139.11361度 / 36.27692; 139.11361 (新町)

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新町(しんまち)は群馬県中南部にあった町である。多野郡に属していた。

現在は高崎市の一部になっている。面積3.74km2は東日本最小(高崎市への編入前の時点)で、北関東では最大の人口密度を誇った(1平方キロメートルあたり3359人)。藤岡市への通勤率は15.9%・高崎市への通勤率は15.5%。関東大都市圏に属していた(平成17年国勢調査)。

中山道宿場新町宿が置かれ、宿場町として栄えた。陸上自衛隊新町駐屯地がある。

2006年平成18年)1月23日群馬郡群馬町箕郷町倉渕村と共に高崎市に編入された。当初は隣接する藤岡市と合併交渉を行っていたが交渉が決裂。のちに隣接していない高崎市との合併が決まり、現在は高崎市の飛び地となっている。

1889年の町成立より新町には大字が存在せず、2006(平成18年)の合併後は旧・新町の全域をもって「高崎市新町」という1つの大字になった。
地理
隣接していた自治体

群馬県

藤岡市

佐波郡

玉村町

埼玉県

児玉郡

上里町


歴史木曾街道六拾九次 新町(歌川広重画)

古くは、当町北部を落合、南部を笛木と呼んだ。烏川神流川氾濫原であるために洪水が多かったようで、原始 - 古代史跡等は残されていない。
古代?中世

701年和銅4年) - 大宝律令により上野国緑野郡設置。高足郷、升茂郷が当地に比定されている。

近世

1582年天正10年)6月 - 当地で厩橋城(現・前橋市)の滝川一益小田原城後北条氏が戦う(神流川合戦)。

正保年間(1644年 - 1648年) - 加賀藩前田氏により、当地を通る街道(加賀街道)が開かれる。

慶安 - 承応頃 - 落合・笛木に宿場の町並みが形成される。古文書によると、「落合新町」、「笛木新町」との記述が多く、宿場としては両町あわせて新町宿と呼ばれたが、行政的には比較的独立していた[1]

1654年承応3年) - 加賀街道が中山道となる。

1724年享保9年) - 新町宿が中山道の正式な宿場となる[1]

1742年寛保2年)8月 - 大洪水発生(寛保二年江戸洪水[2]

1747年延享4年)1月9日 - 大火発生。

近代?現代

1868年慶応4年)6月17日 - 岩鼻県成立に伴い、同県に所属する。

1871年明治4年)10月28日 - 群馬県成立に伴い、同県に所属する。

1873年(明治6年)6月 - 熊谷県成立に伴い、同県に所属する。

1875年(明治8年) - 緑野郡落合新町・笛木新町が合併し、新町となる。

1876年(明治9年)8月21日 - 群馬県再成立に伴い、同県に所属する。

1877年(明治10年)10月20日 - 新町紡績所内務省勧業寮屑糸紡績所)の開業式が行われる。

1883年(明治16年)12月27日 - 日本鉄道(現JR東日本高崎線新町駅が開業する。群馬県内で最初に開業した駅となった。

1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い、緑野郡新町が成立する。

1896年(明治29年)4月1日 - 緑野郡が多胡郡南甘楽郡と統合して多野郡となり、同郡の所属となる。

2006年平成18年)1月23日 - 群馬郡群馬町箕郷町倉渕村とともに高崎市に編入。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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