新町川
水系一級水系 吉野川
種別一級河川
延長6.9 km
平均流量-- m³/s
流域面積29.2 km²
水源徳島市
水源の標高-- m
河口・合流先紀伊水道
流域徳島県徳島市
テンプレートを表示
新町川(手前)と助任川の合流点
新町川(しんまちがわ)は、徳島県徳島市の三角州を形成している吉野川水系の一級河川である。支流は助任川、田宮川、佐古川、沖洲川などが流れており、かつては寺島川も支流であったが、現在は廃河川となっている。
特定非営利活動法人「新町川を守る会」が清掃活動や遊覧船の運営などを行っている。 江戸時代の新町川は、当時の徳島藩の経済を支えていた阿波藍を乗せた船が行きかい賑わいを見せていた。 2005年(平成17年)には国土交通省による手づくり郷土賞(地域活動部門)を受賞した[1]。
歴史
流域新町川(ひょうたん島[中央の中州]南西側)
(1974年、国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス
新町川の流域には、徳島県の県都である徳島市の繁華街が広がっている。また観光スポットや多くの祭典が行われている。 @media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}昭和初期までは、川で夏になると泳ぐ人で賑わうほど水質が良かったが昭和中期になると汚染され悪臭が街にたちこめていた。近年は、昔に比べ水質は向上したがまだ川底には、ヘドロが残っている。[独自研究?] 藍場浜公園や新町川水際公園などの川沿いの公園では様々な祭典が催されている。またクリスマス前後の3日間は新町川から約3千袋のプレゼントを持ったサンタクロースが船でやってくるイベントが毎年行われている。 祭典場所期間 新町川河川沿いにある公園の一覧。 公園場所備考 徳島藩の城下町として栄えた徳島市の中心部を流れる新町川流域には、多くの歴史的観光地が存在する。 名所ジャンル備考 徳島市の中心市街地・新町川の中流に架かる新町橋の下にある遊歩道に設置されている。新町川は海辺に近い河川であるため、潮の満ち引きがあり、満潮時にはガラス張りに整備された遊歩道の高さまで水面が上昇し、新町川に生息する約30種類の魚を観察することができる。 北岸は新町川水際公園・藍場浜公園、南岸はしんまちボードウォークと隣接している。 上流部より記載。 橋道路備考
水質
支流
助任川
大岡川
興源寺川
住吉島川
田宮川
佐古川
沖洲川
流域の施設
祭典灯籠流し阿波の狸まつり
はな・はる・フェスタ藍場浜公園4月下旬の2日又は3日間
七夕バルーンリリース新町橋東公園7月7日(七夕)
徳島ひょうたん島水都祭藍場浜公園7月中旬の4日間
吉野川フェスティバル吉野川橋南詰河川敷広場7月下旬の3日間
阿波おどり新町川中流部の一帯8月中旬の4日間
灯籠流し新町川中流部の一帯8月16日
阿波の狸まつり藍場浜公園11月上旬の3日間
とくしまマルシェしんまちボードウォーク毎月最終日曜日
新町川寒中水泳大会新町川水際公園付近冬季
公園
新町樋門緑地徳島市上助任町蛭子新町樋門のすぐ側に位置する緑地公園
蛭子公園徳島市上助任町蛭子公園内には上助任町コミュニティ会館や新町川浄化ポンプ場がある
吉野公園徳島市北前川町五丁目住宅地の密集する場所にある公園
新町川公園徳島市南出来島町二丁目公園内には映画「バルトの楽園」でも知られる松江豊寿のモニュメントや仁心橋、あいせん橋が架かっている
藍場浜公園徳島市藍場町二丁目はな・はる・フェスタや阿波の狸まつりなどの祭典の他にも多くの催しが週末に行われている
新町川水際公園徳島市南内町二丁目公園内にはひょうたん島一周遊覧船乗り場やしんまちボードウォークがある
徳島こども交通公園徳島市南内町一丁目子どもや老人向けの自転車の安全走行および技能走行の練習ができる公園施設
みなと公園
(ケンチョピア)徳島市中洲町一丁目ケンチョピアとは徳島県庁前を流れる新町川一帯の愛称のこと
観光スポット
ひょうたん島一周遊覧船遊覧船日本で唯一無料の遊覧船
徳島城跡史跡徳島藩初代藩主である蜂須賀家政が建てた城跡
鷲の門史跡徳島城の正門として利用されていた
旧徳島城表御殿庭園庭園日本国指定名勝の庭園
徳島城博物館博物館徳島城跡のある徳島中央公園内に位置する博物館
菘翁美術館美術館貫名菘翁の作品を展示している
満ち潮水族館
橋梁
蛭子橋東岸部で蛭子公園と隣接
吉野橋徳島県道30号徳島鴨島線田宮街道拡張に伴い2005年に改装
三ツ合橋新町川と助任川の合流地点に位置する
佐古大橋国道192号新町川公園と隣接
仁心橋新町川公園内に架かる橋
春日橋藍場浜公園・徳島県郷土文化会館と隣接
Size:19 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
担当:undef