新海誠
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小惑星については「新海誠 (小惑星)」をご覧ください。

しんかい まこと
新海 誠
2023年度 ベルリン国際映画祭にて
本名新津 誠
生年月日 (1973-02-09) 1973年2月9日(51歳)
出生地 日本長野県南佐久郡小海町
国籍 日本
職業映画監督
作家
ジャンルアニメーション映画
活動期間1996年 -
活動内容映画監督
配偶者三坂知絵子
著名な家族新津ちせ(長女)
事務所コミックス・ウェーブ・フィルム
公式サイト ⇒Other voices -遠い声-
新海誠作品ポータルサイト
主な作品
映画監督
ほしのこえ
雲のむこう、約束の場所
秒速5センチメートル
言の葉の庭
君の名は。
天気の子
すずめの戸締まり

 受賞
東京国際映画祭
特別賞
2016年
ロサンゼルス映画批評家協会賞
アニメ映画賞
2016年『君の名は。』
日本アカデミー賞
最優秀脚本賞
2016年『君の名は。』
最優秀アニメーション作品賞
2019年『天気の子』
ブルーリボン賞


特別賞

2016年『君の名は。』

その他の賞
#受賞歴参照

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新海 誠(しんかい まこと、本名:新津 誠[1]〈にいつ まこと〉[2]1973年[3]昭和48年〉2月9日[4] - )は、日本脚本家アニメーターアニメーション監督小説家コミックス・ウェーブ・フィルム所属[5][6]長野県南佐久郡小海町出身。中央大学文学部卒業。

アメリカ合衆国の雑誌『バラエティ』は、2016年に新海を「注目すべきアニメーター10人」のうちの1人に挙げている[7]。2019年、第1回野間出版文化賞受賞。2023年、第73回芸術選奨文部科学大臣賞受賞。

妻は女優の三坂知絵子[8]、娘は子役の新津ちせ[9]
来歴
生い立ち

長野県南佐久郡小海町に出生。実家は1909年創業の建設会社ゼネコン)を代々営む新津組[10]。1947年に株式会社として設立されたのち、3代目にあたる父親が代表取締役社長に就任し、年商70億円ほどの規模に成長させた。父いわく、新海の母も絵を描いており、県の美術展に入選することもあったという[11][12]

読書体験は本を読むのが好きだった母親の書棚からのもので[13]、子供の時からSFや宇宙関係のものが好きで、学研の『宇宙のひみつ』や『月世界旅行』、『失われた世界』、『ホーキング、宇宙を語る』、アーサー・C・クラークアイザック・アシモフ等が愛読書だったほか、当時まだ珍しかったパソコンを買い与えられ遊んでいた。

部活動では、小学校時代はスピードスケート部に所属し、早朝から松原湖で練習に励んでいたという。中学では男子バレーボール部部長を務めた。高校では弓道部に所属。大学在学中は童話サークルに所属して絵本の制作活動をした[14][15]。特別何かに秀でた存在ではなかったが、学級委員や生徒会といった役を押し付けられるタイプだったという[14][16]

片道40分かけて小海線で通った長野県野沢北高等学校を1991年に卒業したあと上京し、埼玉県のJR武蔵浦和駅近くに居住した[17]
ゲーム会社時代、『彼女と彼女の猫』

大学在学中に、アルバイトとして立川市のゲーム会社、日本ファルコムで働き始める。1996年に中央大学文学部文学科国文学専攻を卒業[18][19]後は、4代目として家業を継ぐための修業として、父親の紹介を受けた都内の住宅メーカーに勤める予定だったが断り[11]、アルバイト先の日本ファルコムに正式に入社。

ゲーム開発部門への配属を希望したが叶わず、創業者加藤正幸会長直轄のチームで、ロールプレイングゲームパッケージ制作を担当し、キャッチコピーやパッケージビジュアルの作成、画像の選定などを行った[20]。同社のパソコンゲーム英雄伝説 ガガーブトリロジー』『イースIIエターナル』などのオープニングムービーを制作する。

その傍らで業務のためパソコンで本格的に絵を描くようになったことをきっかけに自主制作アニメーションを制作するようになる[21]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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