この項目では、新潟県新潟市にある駅について説明しています。中国四川省成都市新津県にある駅については「新津駅 (四川省)」をご覧ください。
新津駅
東口(2018年9月)
にいつ
Niitsu
所在地新潟市秋葉区新津本町一丁目1-1.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯37度48分0.10秒 東経139度7分16.30秒 / 北緯37.8000278度 東経139.1211944度 / 37.8000278; 139.1211944
新津駅(にいつえき)は、新潟県新潟市秋葉区新津本町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅である。 信越本線を所属線としており[4]、磐越西線と羽越本線を加えた3路線が乗入れている。磐越西線は線路名称上は当駅が終点であるが、一部列車は信越本線を通して新潟駅まで乗入れる。また、羽越本線も当駅が起点である。いずれの路線もJR貨物の第二種鉄道事業区間にもなっている。 新潟近郊区間に含まれ、信越本線当駅 - 新潟駅間普通列車は朝夕ラッシュ時5 - 10分間隔、昼間20分間隔で運転されている。また当駅には、特急列車を含む全定期列車が停車する[注 1]。 以前は駅機能の他、機関区、工場、そして東西南北の4つに分かれた操車場を有し、新潟県下越地方の鉄道要衝として機能する「鉄道の街」であった。 2010年代以降の近年も寝台特急「あけぼの」等が発着しており、特に大阪駅 - 札幌駅間を結んでいた寝台特急「トワイライトエクスプレス」は、当駅が本州側最北の停車駅となっており、下り列車は当駅を出ると次の停車駅は北海道の洞爺駅であり、この通過区間は距離・時間友にJRグループ旅客列車では最長であった。(現在は寝台特急サンライズ瀬戸・出雲の下り浜松駅 - 姫路駅間) その後1982年(昭和57年)11月15日には上越新幹線大宮駅 - 新潟駅間開通、更には2015年(平成27年)3月14日の北陸新幹線長野駅 - 金沢駅間延伸等を経て、長距離列車本数は大幅減少したが、一方で新津地区や周辺市町が新潟市中心部勤務者のベッドタウンとして発展を遂げたことから、現在もJR東日本新潟支社管内の拠点駅の一つとして、また新潟市ベッドタウン各方面とを連絡するターミナル駅として機能し続けている。 広大な駅構内の北西側には、新潟支社管内の気動車・機関車の基地である新津運輸区がある[1]。磐越西線快速列車「SLばんえつ物語」を牽引する蒸気機関車・C57 180はこの運輸区に所属している。また駅の南西側には、総合車両製作所・新津事業所(旧:JR東日本 新津車両製作所)が隣接する[10]。 新津車両製作所時代より私鉄向け甲種車両輸送列車が運行されているため、当駅はJR貨物の駅扱いとなっている。なお、車両輸送列車以外の貨物列車は発着していない。
乗入路線
歴史2代目新津駅舎(1928年頃撮影)。この駅舎はその後も改修や補修を経て、現駅舎着工まで使用された。2代目新津駅舎(1989年撮影)。上写真から60年を経ているが、大きな改修が行われていないことが分かる。
1897年(明治30年)11月20日:北越鉄道沼垂駅 - 東三条駅間開通時に開設[10][11][2]。
1907年(明治40年)8月1日:北越鉄道国有化、逓信省の駅となる[11]。
1910年(明治43年)10月25日:信越線支線(現・磐越西線)当駅 - 馬下駅間開通[11][2]。
1912年(大正元年)9月2日:信越線支線(現・羽越本線)当駅 - 新発田駅間開通[11]。
1913年(大正2年)
5月:第一種連動装置竣工[12]。