新横浜
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}日本 > 関東地方 > 神奈川県 > 横浜市 > 港北区 > 新横浜

新横浜
町丁
JR新横浜駅周辺
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度30分35秒 東経139度36分54秒 / 北緯35.509644度 東経139.614922度 / 35.509644; 139.614922
日本
都道府県 神奈川
市町村 横浜市
行政区港北区

人口情報(2024年(令和6年)4月30日現在[1]
 人口12,654 人
 世帯数7,799 世帯

面積[2]
 0.822 km²
人口密度15394.16 人/km²
設置日1975年昭和50年)11月6日
郵便番号222-0033[3]
市外局番045(横浜MA[4]
ナンバープレート横浜
ウィキポータル 日本の町・字
ウィキポータル 神奈川県
ウィキプロジェクト 日本の町・字
テンプレートを表示

新横浜(しんよこはま)は、横浜市港北区にある新横浜駅を中心とする地域及び町名である。狭義の地名としては、新横浜一丁目から三丁目まである。住居表示未実施区域。広義には、新横浜北部地区・新横浜長島地区・新横浜南部地区、大豆戸(まめど)町環状2号沿いも含む。略称は新横(しんよこ)。

新横浜区域は、横浜市における都心(ツインコア)の一つである新横浜都心に指定されている[5][6]。都心としての新横浜には、上記3地区に城郷地区(小机駅周辺地区)、羽沢地区羽沢横浜国大駅周辺地区)、新羽地区(新羽北新横浜駅周辺地区)が加わる。
歴史

室町時代には長尾景春の乱の戦場になったといわれる[7]

新幹線が開通する前は横浜市内最大の水田地帯で、昭和期に至るまで、鶴見川を中心に田畑が鴨居・川和方面から小机、新羽、岸根、大倉山方面に至るまで一面に広がっていたが、この近辺では二毛作ができず、土地の価値は低かったという[7]。しかし、1964年東海道新幹線が、翌年に環状2号がそれぞれ開通すると状況は一変した(なお、新幹線の計画発表前に、不動産ブローカーが「フォード社が自動車工場を作る」という触れ込みでこの地の田畑を買い漁ったという[7])。特に1976年に「ひかり」が新横浜駅に停車するようになってからは、企業やホテル等が集積し、著しい発展を遂げてきたことから、新幹線によって出来た街といえる。

1985年3月14日には市営地下鉄が延伸開業し、さらに、 横浜アリーナ新横浜プリンスホテル・ペペの開業、2002 FIFAワールドカップの決勝戦が横浜国際総合競技場(日産スタジアム)で行われたことにより、知名度は大きく上がり、イベントとビジネスの街として成長している。

1992年の「のぞみ」運行開始の際にはその停車駅となり、その後も年を重ねるにつれて新幹線の停車本数を増やしていき、ついに2008年3月15日のダイヤ改正では「新幹線全停車」という最高レベルに格上げされた。

2022年、神奈川県は新横浜一丁目および二丁目を県暴力団排除条例に基づき暴力団排除特別強化地域に指定した[8]

2023年3月18日に相鉄・東急直通線が開通し、相鉄線方面・東急東横線目黒線方面からの利便性が向上する。
概要
新横浜北部地区

新幹線の線路より北側の、横浜上麻生道路、太尾新道、鳥山川に囲まれた地域である。

新横浜と言えば大体この地区を指し、オフィスビルやホテルなどが林立している。駅の目の前には環状2号が通っており、新横浜ラーメン博物館もこの地区にある。新横浜一丁目 - 新横浜三丁目には半導体関連、CAD、画像関係等の、いわゆるIT企業が多数集積している。雑居ビルも多く、オフィスが多いためテナントはコンビニ・喫茶店・居酒屋・カラオケ屋が主である。ほぼ碁盤の目状に区画整理が行われ、共同溝も掘られていて、電線・電話線は見えず、整然とした街並みである。

新横浜駅北口にはバスターミナル(高速・空港バス含む)とタクシープール、プリンスホテルの正面玄関には空港バス乗り場が設けられている(新横浜駅発着路線バス一覧)。

新横浜駅北口を出てまっすぐ進むと鶴見川の支流の鳥山川があり、浜鳥橋、鳥山大橋、ワールドカップ大橋が架かっている。山側には鶴見川の本流が流れており、新横浜大橋、亀甲橋が架かっている。鳥山川の土手には「新横浜駅前公園」があり、簡易アスレチックも併設され、近所の住民の散歩コースになっている。近くを流れる鶴見川は昔から何度も氾濫している川であることから、川寄りのビルの地下には貯水槽が設置されている。鳥山川の対岸には日産スタジアム(旧横浜国際総合競技場)があり、サッカーの試合、著名アーティストのライブなどのイベントが開催されると、この辺りは人で溢れかえる。また、さらに2.5キロメートルほど先には第三京浜港北ICがある。

新横浜駅北口の北東方向には円柱状の高層ビル「新横浜プリンスホテル」(42階建て 149メートル)があり、そのホテルに直結している商業施設「プリンスペペ」は休日になると買い物客で賑っている。その斜め向かいには横浜アリーナがあり、イベントが行われる際には駅は人で溢れかえり、歩道や陸橋は大混雑となる。

新横浜に初めて建った超高層ビルであるプリンスホテルは、新横浜のシンボル的存在である。

移設前のタクシープール直上に地上19階・地下4階建ての駅ビル(キュービックプラザ新横浜・ホテルアソシア新横浜)は2008年3月26日に開業し(ホテルアソシア新横浜は4月1日開業)、駅ビルからバス乗り場・既設歩道橋へ繋がるペデストリアンデッキが同年11月26日に開通した。

駅ビル概観.pdf

計画図.pdf

プロムナードが整備されており、「新横浜駅前プロムナード整備事業」で、平成2年度国土交通省手づくり郷土賞(街灯のある街角)受賞。
新横浜長島地区

新横浜駅から横浜市営地下鉄ブルーラインあざみ野駅方面の隣駅である北新横浜駅にかけての東側一体が、開発中の新横浜長島地区である(横浜市都市整備局)。「長島」の名は事業地であった新羽町の字から採っているが、町名変更に伴って北新横浜一丁目・二丁目となっている。

市営地下鉄は、北新横浜駅から新羽駅の少し先まで高架区間である。北新横浜一丁目には地下鉄の新羽車両基地がある。

また、首都高速神奈川7号横浜北線新横浜出入口がある。
新横浜南部地区

新幹線の線路より南側の新横浜篠原線・新横浜南口線(いずれも道路名)を軸とした、篠原町・大豆戸町の一部を指す。

北口とは対照的に、駅前には小規模なロータリーと雑居ビルが1棟あるだけである。駅前の通りを菊名方面へ行くと、港北七福神の1つ、大黒天が祀られている大黒天正覚院がある。篠原口から篠原消防出張所の脇を曲がると、篠原八幡神社があり、名木古木に指定されている木々が茂っている。

この地区の道路状況は極めて悪く、見通しの悪い道や狭い道が多々あるが、市と住民・地権者との対立が続いており、開発・土地区画整理は難航を極めていた。ゆえに、横浜線では2分程度で到着できる菊名駅から徒歩では20分以上かかるなど、不便さが目立つ。

2003年3月31日に本地区の事業計画「新横浜駅南部地区土地区画整理事業」が失効した。これにより、本地区を通る予定であった「都市計画道路新横浜篠原線」・「都市計画道路新横浜南口線」・「横浜市道新横浜元石川線」の延長・拡幅も白紙撤回となった。

2023年現在、横浜市では新横浜篠原線について計画変更の上で改めて整備を行うほか、駅前の約3.5haのエリアを再開発するまちづくり計画を明らかにしており、住民から意見を求めている[9]
地価

商業地の地価は、2024年令和6年)1月1日公示地価によると、新横浜一丁目17-12の地点で668,000円/m2[10]、新横浜二丁目3-8の地点で1,230,000円/m2[11]、新横浜三丁目7-3の地点で2,200,000円/m2[12]となっている。
町名

1975年(昭和50年)区画整理事業に伴い、鳥山町・岸根町・篠原町・大豆戸町の一部から新設された。町名は新幹線の駅名に因む。

新横浜一丁目

新横浜二丁目

新横浜三丁目

世帯数と人口

2024年(令和6年)4月30日現在(横浜市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目世帯数人口
新横浜一丁目4,742世帯7,840人
新横浜二丁目1,315世帯2,117人
新横浜三丁目1,742世帯2,697人
計7,799世帯12,654人

人口の変遷

国勢調査による人口の推移。

人口推移年人口
1995年(平成7年)[13]217
2000年(平成12年)[14]3,802
2005年(平成17年)[15]6,675
2010年(平成22年)[16]10,719
2015年(平成27年)[17]12,188
2020年(令和2年)[18]13,473

世帯数の変遷

国勢調査による世帯数の推移。

世帯数推移年世帯数
1995年(平成7年)[13]154
2000年(平成12年)[14]1,733
2005年(平成17年)[15]3,224
2010年(平成22年)[16]6,263
2015年(平成27年)[17]7,097
2020年(令和2年)[18]8,099

学区

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2023年4月時点)[19]

町名番地小学校中学校
新横浜一丁目5?11番地
19番地、20番地横浜市立篠原西小学校横浜市立篠原中学校
1?4番地
12?18番地
21?31番地横浜市立城郷小学校
新横浜二丁目9?11番地
17?20番地
23番地、24番地
1?8番地
12?16番地
21番地、22番地横浜市立大豆戸小学校
新横浜三丁目全域

事業所

2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[20]

丁目事業所数従業員数
新横浜一丁目259事業所7,186人
新横浜二丁目1,046事業所26,867人
新横浜三丁目946事業所20,982人
計2,251事業所55,035人

事業者数の変遷

経済センサスによる事業所数の推移。

事業者数推移年事業者数
2016年(平成28年)[21]2,113
2021年(令和3年)[20]2,251

従業員数の変遷

経済センサスによる従業員数の推移。

従業員数推移年従業員数
2016年(平成28年)[21]56,335
2021年(令和3年)[20]55,035


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:63 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef